唐松岳から行く不帰ノ嶮(不帰キレット)縦走
⑩まとめ
創楽TOP > 山一覧 > 唐松岳より不帰ノ嶮(⑧Ⅰ峰から天狗の大下り)
天狗の大下りより不帰ノ嶮の景観
唐松岳から行く不帰ノ剣縦走
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はじめに
この黒菱から唐松・不帰ノ嶮 経由猿倉までの
日帰りははじめに・アクセスにも紹介しました
が、
沿面距離21779m
累積高度差+ 2104m
累積高度差- 2737m
所要時間 約10時間25分
詳細は、こちらへ
なので、出来る事なら黒菱リフトの乗車を早く
(営業開始時間)する事をオススメします。
基本的には日照時間が長い時期をオススメし
ますが、懐中電灯は絶対忘れてはならないアイ
テムと思われます。
またこのコースを黒菱側では無く、猿倉側から
トライする事は、個人的であるが、オススメで
きません。
理由
猿倉側から行く場合、最初に鑓温泉道を利用す
る事になるが、この鑓温泉道は、距離が長く・
起伏が激しく・残雪など危険地帯もあるから
です。恐らく、天狗山荘に到着する頃には疲れ
が溜まっており、この状態で、天狗の大下りを
経て不帰の嶮に行くのは考えたくありま
せん・・・・・
ですから、黒菱側からのトライをオススメします。
唐松岳・不帰ノ嶮(不帰キレット)縦走 まとめ |
アクセス |
黒菱 → 唐松岳 |
唐松岳→不帰ノ嶮→天狗山荘 |
天狗山荘 → 猿倉 |
唐松岳・不帰ノ嶮 縦走カテゴリー |
唐松岳から不帰ノ嶮まとめ
【アクセス】
2011年夏「黒菱第三リフト」道路の土砂崩れによ
り運転を休止していました。この為
替わりにゴンドラの利用と成りましたので、くれ
ぐれも注意!
八方尾根に行かれる際は、リフトの運行状態や運
転時間をよく確認して置く事をオススメします。
【八方ゴンドラ公式サイト】は
こちらへ
唐松岳から不帰ノ嶮まとめ
【黒菱→唐松岳】
このコースは八方尾根から行きます。よく
ガイド本などでは、リフトを使用するので
北アルプス初心者に最適とあります。
基本的には、八方池まではハイキング気分
で行けると思いますが、特に丸山ケルンを
過ぎてからは、クサリ・ロープが整備され
た危険区間もあるので、注意して下さい
全体的にコースは整備されてます。
詳細はこちらへ
ロープ・クサリ場の様子
やはり、このコースのオススメは
この景観だと思います!
「八方池からの白馬三山」
「五竜岳・鹿島槍ヶ岳」
詳細はこちらへ
唐松岳から不帰ノ嶮まとめ
【唐松岳→不帰の嶮→天狗山荘】
唐松岳から不帰の嶮の通過ポイントは、やは
りⅡ峰・北峰からの下りではないでしょう
か?唐松岳からⅢ峰・Ⅱ峰、南峰の通過は、
コースが整備されているので問題は無いと思
われます。
改めてⅡ峰・北峰からの下りは、不帰の嶮の
核心部なので慎重に行動する事をオススメ
します。
このページでは、この核心部を3Dイメージなど
で詳細に紹介したつもりです。
行かれる方は、もし宜しければクサリの位置や
ハシゴの位置などを大体のイメージを見て頂
ければ光栄です。
詳細はこちらへ
不帰の嶮を通過すると天狗の大下りを逆に登り
返します。この天狗の大下りは、予想以上にガ
レ場・浮き石が多く滑りやすいので注意が必要
と感じます。
詳細はこちらへ
唐松岳から不帰ノ嶮まとめ
【天狗山荘→猿倉】
天狗山荘から猿倉までは鑓温泉道を
使用すますが、何度も書きましたが、
この区間は
沿面距離 約10.093km
標高差1482m
累積標高差 -1885m +403m
であり、とてもハードと感じます。
途中時間に余裕があれば鑓温泉を楽しむ
のも良いと思います。また鑓温泉通過後の
残雪区間・杓子沢には足場が悪く・頭上注意
など、慎重に通過する事をオススメします。
「残雪の様子」
杓子沢の様子
その後、無事に杓子沢を通過後、小日向のコルまで
登り区間があるので、体力の温存をオススメします。
詳細はこちらへ
最後に各区間毎にまとめを紹介しましたが、くれぐ
れも自己責任にてよろしくお願い致します。
皆様の、素晴らしい登山を応援して下ります。
関連【積雪期の八方尾根・唐松岳】 |
唐松岳から行く不帰ノ剣縦走
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