戸隠山・登山(八方睨コース)
④蟻の塔渡り・剣の刃渡り(詳細)
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八方睨 山頂より蟻の塔渡りを撮影
戸隠山・登山(八方睨コース)
カテゴリ
①はじめに・アクセス | ②登山口→西窟 | ③核心部・クサリ場 |
④蟻の塔渡り・剣の刃渡り | ⑤八方睨からの景観 | ⑥戸隠山(表山)縦走 |
⑦一不動→戸隠牧場・まとめ | ⑧シーズン時・鏡池アクセス | |
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はじめに
このページでは、戸隠山・登山
八方睨コース核心部
蟻の戸渡り・剣の刃渡り
を詳細に紹介致します。
尚
大変危険な地帯です。
素人が作成するページなので
参考程度に読んで頂き、くれぐれも
自己責任にてよろしくお願い致します。
戸隠 蟻の塔渡り・刃渡り 目次 |
蟻の塔渡り・刃渡り 概要 |
このページで紹介する蟻の塔渡り 名称について |
写真によるルート紹介 蟻の塔渡り 前半 |
写真によるルート紹介 まき道 エスケープルートについて |
写真によるルート紹介 蟻の塔渡り 後半 |
写真によるルート紹介 蟻の刃渡り |
このページのまとめ |
蟻の塔渡り・刃渡り
概要
重要なのは
蟻の戸渡りその次に続く剣の刃渡り
ガイド本などの紹介では胸突き岩を
鎖に頼りの直登し、右に回って登ると
コースいちばんの難所である蟻ノ塔渡りに
到着する。幅20cm、長さ20mの両側に切れ
落ちたナイフブリッジを慎重に通過し、
続く剣の刃渡りを過ぎれば、ひと登りで
展望のより八方睨に着く
(蟻の塔渡り コースイメージ写真)
殆どのガイド本は、こんな感じで終了する。
これでは、どんな所なのか不明
簡単に紹介されているので簡単な所
なのかな?と錯覚する場合もある。
このページでは出来るだけ詳細に
分かり易く注意地点など紹介致します。
戸隠神社(奥社)登山口に掲載されている
戸隠山・登山 八方睨コースルート図では
剣の刃渡り 下り気味でせまい、5m
蟻の塔渡り20m・幅50cm前後の
ナイフブリッジ
と記載されているが、
実際の幅は20cm前後です。
蟻の塔渡り・剣の刃渡りを
紹介しますが、最初に
蟻の戸渡り ・ 剣の刃渡り
の位置を明確する必要がある為、
位置を決めさせて頂きます。
ガイド本・インターネット検索で調べても
明確な剣の刃渡りの位置が、曖昧の状態
でした。
確認不足かもしれませんが、このページ
では、次の様に紹介します。
このページで紹介する
蟻の塔渡りの名称について
戸隠神社(奥社)登山口に掲載されている。
戸隠山・登山 八方睨コース
ルート図では、
剣の刃渡り 下り気味でせまい、5m
蟻の塔渡り20m・幅20cm前後の
ナイフブリッジ
と紹介されているので
写真1の様なイメージになります。
インターネット検索で確認すると、多くの
ブログやサイトはこの様に紹介されてます。
剣の刃渡りは蟻の塔渡りは、
まき道(エスケープルート)が有るが、
剣の刃渡りは有りません。
エスケープルートは鎖が設置されてます!
この事より写真2のイメージが一般的な
蟻の塔渡り・剣の刃渡り
の位置だと思います。
そこで
このページでは、詳細に紹介する為に
この様に紹介致します。
蟻の塔渡りは、
大きく二分割されているので、
このサイトでは、
蟻の塔渡り(前半)
蟻の塔渡り(後半)
と紹介させて頂きます。
また、一部の他サイトでは、
この蟻の塔渡り(後半)を剣の刃渡りと
紹介せれているページが有りました。
そして
蟻の塔渡りの戸隠山側(登り進行方向右側)
にまき道が有ります。
ここで注意するのは
写真を見ても分るが、蟻の塔渡りを通過して
次の難所(剣の刃渡り)は距離が短いが
まき道 が有りません。
這いついても通過する必要が有ります。
写真による蟻の塔渡り
前半の紹介
9:00
胸突き岩を鎖に頼りの直登し、
右に回って登ると蟻の塔渡りが見える。
正面に有るのが、八方睨です。
コース前方の岩に赤いペイントで
"○"と書かれている。
赤い○のペイントされた岩に登と
蟻の塔渡りの全容が確認できる。
赤い○のペイントされた岩より一旦下り、
蟻の塔渡りの入口を目指します。
蟻の塔渡りスタート地点
クサリが整備されているが
このクサリは、この地点のみ
核心部にはクサリは有りませんので
注意して下さい
蟻の塔渡り
まき道(エスケープルート)は
この地点より右下に有るそうです。
実際に確認しておりませんので
あえて(有るそうです。)と記
載しました。
まき道(エスケープルート)
ヤマレコ記事を参考にしました。
こちらへ
蟻の塔渡りスタート地点よりクサリを
登るといよいよ蟻の塔渡りが始まる。
蟻の塔渡り左斜面、不動沢側(西岳側)は
約150mの絶壁
蟻の塔渡り 右斜面
まき道(エスケープルート)のクサリが見える。
左斜面程では無いが絶壁に等しい
滑落したら、先ず助からないであろう
一部のサイトやブログでは右斜面は大
丈夫の様な事が書かれているが、やや
緩い程度で右斜面も絶壁です。
ここで大切なのが、
先程も紹介しましたが、
蟻の塔渡りは前半と後半に分かれます。
この前半・後半が、
この後、とても重要に成ります
写真による蟻の塔渡り
まき道 エスケープルートの紹介
蟻の塔渡り・刃渡り
蟻の塔渡り(前半)を通過中に
まき道に迂回する登山者を見かけます。
殆ど崖の岩場をクサリで下ります。
他のサイトでは、この下りクサリの方が
危険なのでは?と記載されてました。
また、一部の地図には、まき道は崩落
している注意と記載されているそうです。
兎に角
まき道に行くにも危険である事は
間違い有りません。
蟻の塔渡りの幅は20cm前後
表面はゴツゴツした石などは付着して凸凹
している二足歩行は出来ても、しない事を
オススメします。ちょっとした事でバランス
を崩すと最後です。
赤ちゃん歩きが安定して最適と感じます。
よくこの地点で
ふざけた写真を見かけますが、
よく確認すると核心部では無く、まだ二足
歩行が可能なスタート地点付近での撮影が
殆どです。塔渡りでもスタート地点、
中間地点では大きく難易度が変わります。
十分に注意して下さい
写真による蟻の塔渡り
後半の紹介
9:07
そして、蟻の塔渡り一番の核心部
蟻の塔渡り(前半)から(後半)への移動
この地点は、クサリが有りません
不安定な場所で体重を移動され
蟻の塔渡り(後半)に登る必要が
出来てきます。
写真撮影場所
この蟻の塔渡り(後半)に行けない方は、
右側斜面にまき道(エスケープルート)に
下るクサリが設置されてます。
八方睨からこの蟻の塔渡りを見て下りまし
たが、このクサリで、まき道に迂回する方を
多く見かけました。
様子はこのページ後半に写真を掲載
何とか蟻の塔渡り(後半)に登り
後は慎重に赤ちゃん歩きで進みます。
注意
一部のサイトでは、このページで紹介する
蟻の塔渡り(後半)を、剣の刃渡り
と紹介されてました。
蟻の塔渡り(後半)より
まき道(エスケープルート)の
クサリ場を進む登山者
蟻の塔渡り(後半)通過
写真は通過後に後を振り返り、
蟻の塔渡りを撮影
9:12
まき道(エスケープルート)
合流地点を撮影
先程、まき道で撮影した登山者と合流
想像以上に大変でしたね!など
お話して安堵であったが!
この後に続く
剱の刃渡りを通過する事に!
写真による蟻の刃渡り
の紹介
9:14
先ほど、まき道で撮影した登山者さん
蟻の塔渡りは迂回できたが、
剣の刃渡りは
這ってでも通過する必要がある。
他のサイトでは
この地点を馬乗りで通過しておりますが、
不動沢側に迂回しながら進みます。
(自分も、この様に通過しました。)
先程も紹介しましたが、
蟻の塔渡りは、まき道が有りますが、
剱の刃渡りは
何としても通過する必要があります。
登山初心者と一緒に出掛ける方は
この事を十分に認識してザイルの準備等、
慎重に行動する事をオススメします。
初心者単独は、
大変危険なのでオススメ出来ません
北アルプス
西穂高岳の稜線歩きより危険と感じます。
危険地帯
劔岳のカニのヨコバイ
八峰キレット
不帰ノ剣
も綺麗なクサリが整備されれます。
ここは、クサリが有りません
剣の刃渡り
不動側斜面も一緒に撮影しました。
迫力が有ります!
剣の刃渡りを通過
お疲れ様でした。
剣の刃渡りを通過するとクサリを登ります
次に、チムニー状の岩を抜けると
9:20
八方睨(標高1900m)に到着します
八方睨より「蟻の塔渡り」を撮影
蟻の塔渡りを通過する多くの登山者
蟻の塔渡り(後半)を断念する
登山者が撮影されてます。
このページの
まとめ
【1】
蟻の塔渡りは前半・後半があり核心部は、
前半から後半への移動である。
不安を感じた場合は、
まき道に移動する事が出来る。
【2】
まき道は蟻の塔渡りに設置されているが、
剣の刃渡りはありませんので、
慎重に行動してください。
【3】
まき道も状況に応じて通行出来ない
場合があるので事前にヤマレコ等で
確認する事をオススメします。
⑤八方睨からの景観 |
戸隠山・登山(八方睨コース)
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