創楽【車カスタム】
ウェーバーキャブDCOEオーバーホール
①はじめに・ベンチュリー
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ウェーバーキャブDCOEオーバーホール
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創楽【車カスタム】ウェーバーキャブDCOE
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オーバーホール
はじめに
最近ウエーバーキャブレターの価格も上昇し、私の様な貧乏人は新品など、とても買える品物
ではありません。そこで、何とか中古を手に入
れても、そのまま使用出来るモノは少ないです。
ここでは自分が手掛けたサニークーペ1200GX
に組んだ45パイとハーレーに組んだ40パイの
オーバーホール方法を基本セッティングページ
とリンクしながら紹介したいと思います。サニ
ー・ハーレー共、無事走行可能まで扱ぎ付けて
います。
ここに紹介する内容は殆どが私のオリジナルです
。オーバーホールはくれぐれも自己責任にて宜し
くお願い致します。参考程度に視て頂き自己責任
にてよろしくお願い致します。
又・オーバーホールする際は、必ず新品のパッキ
ン類を用意して下さい。
こちらへ
今回のオーバーホールはウェーバー40DCOE
18K №8Hを例にします。このウェーバーは
フロートがブラストタイプの旧型です。サニ
ーに使用していたが、45パイに交換後、放置
していたキャブです。もう一機は、現在ハー
レーに装着しています。
先ず、オーバーホールを開始する前に確認し
ておきたい部分があります。それはキャブを
フロント側から覗き込み、奥にあるバタフラ
イが双方共、完全に閉まっている事です。
閉まっていない場合、バタフライ上下に隙
間が出来て明りが漏れます。もし片一方の
み隙間が有る場合は、スロットルシャフト
が歪んでいる可能性があり大掛かりなオー
バーホールになります。ここではスロット
ルシャフトに歪みが無い状態のキャブをオ
ーバーホールします。
オークションなどで中古を購入の場合、こ
の部分を確認してから落札した方が良いと
思います。この部分が歪んで居ると、キャ
ブバランサーで調整出来ず、回転が落ちず
アイドリングがしない場合が有ります。
とても重要な部分です。
逆に言うと、バタフライが双方共、
綺麗に閉まれば、オーバーホールで、
何とか使用出来る事に成ります!
このキャブレターは大変損傷が酷く、
サンドブラストを掛けてから
オーバーホールに入ります。
サンドブラストは友人に掛けてもらいましたが、
掛ける際に注意事項があります。
詳細は最終ページにて紹介致します。
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ベンチュリーの確認
キャブの口径は40パイであるが、その装着する
エンジンの各シリンダーの排気量や目的に寄り
流速を上げるなどで、口径を絞ります。
その部分がアウターベンチュリー№13で有り、
メインノズルが付いているベンチュリーが
№14・インナーベンチュリーである。
ベンチュリーサイズに付いては、
こちらへ
この旧型のウエーバーキャブレターは、
ベンチュリーはキャブ本体に差し込んで
あるだけですが、45パイや新しいキャブは
矢印の部分にベンチュリーを固定する
ロックボルトが入っています。
最初はそれらを外します。
恐らくナットが弛まないようにナットにロック
が掛っているので慎重に細い-ドライバー
などで、ロックを広げて下さい。
この旧式の差し込まれているだけの
ベンチュリーの固定方法は、
組立てで紹介する予定です。
キャブ本体前面からインナーベンチュリーを
取り出してから、アウターベンチュリーを
取り出します。
外れずらい場合は、556など潤滑スプレーを
接触面に付けて下さい。
また写真では見えませんがベンチュリーの
凸部分がキャブ本体の凹部分に入っているので
ベンチュリーは回転する事はありません。
各ベンチュリーのサイズを確認します。
アウターベンチュリーはベンチュリー前面部に
表示してあります。排気量ごとのサイズは
こちらへ
インナーベンチュリーのサイズ表示は
ベンチュリー凸部分付近にあります。
排気量ごとのサイズは
こちらへ
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ニードル・フロートの確認
今回に分解に付き、図の○で囲んでいる
フェールホース取り付け部分は、予め外して
ある所から開始します。この○で囲んでいる
部分の60番と62番の銅パッキンだが、63番
ボルトの締め付けが弱いとそこから燃料が漏
れる恐れが有るので充分に注意する箇所です。
フィルターを取り出した写真です。
このフィルターにゴミなどが付着している場合
フェールライン・ポンプなどに原因があると
考えられます。通常は綺麗です。
外したボルトには、パッキンが付いています。
取り付けの際は新品を推奨します。
図65番
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