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剱岳に最も近い富山の山【中山】このページでは標高1100m辺りから山頂までのルートの状況と山頂から見える【剱岳】の紹介!最後に登山について【まとめ】を掲載します。【創楽・登山】

富山の山 中山・登山3(コース詳細説明)
③頂き・まとめ

12月の中山 その奥に剱岳
12月の中山 その奥に剱岳


富山の山 中山登山カテゴリー

①はじめに・アクセス ②登山口~標高1,100m ③頂き・まとめ
④中山→東小糸谷登山口 ⑤5月の中山で見かけた花 ⑥紅葉時期の中山
関連 クズバ山 関連 大熊山 関連 ブナクラ谷・赤谷山
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 富山の山 一覧

前のページでは、
登山口から標高1100mまでを紹介しました。
ここからは、
標高1100m標識から中山の頂きまで
を紹介致します。

中山の標高は1255mなので、コース標高差
155mであり、ほぼ稜線を歩く感じです。
このコースでは前ページに引き続き、
立山杉が見られるが、幹周りが10メートルを超え
樹齢千年~2千年と言われてモノも存在します。

これら自然の驚異と思わせる立山杉帯を過ぎると
いよいよ中山の頂きに到着します。

そこからは、思わず、ワァーと声が出るくらい、
雄大な剱岳が待っています。

映画『剱岳 点の記』案内人 宇治長次郎らしく

ここまで来たら、もう先は見えるチャ
では、ヤワヤワ行かんまいけ!
(富山弁)

ここまで来ると、もう先は見えてます。
では、ゆっくり行きましょ!
(標準語)



登山データ

1,100m標識から頂きまで、距離800m・標高差155mです。
前ページの標高1100m標識には、
頂上まで20分と有りますが、
ゆっくり行って15分程度で頂きに到着します。

1,100m標識から頂きまで、
距離800m・標高差155mです。


カシミール標高グラフにて中山コースを描写
地図の丸で囲んでいる部分です。
ほぼ稜線に出て、小さいアップ・ダウンを
3回繰り返します。

写真によるコース紹介

標高1,100m標識すぐ横には大きな岩が有る
標高1,100m標識すぐ横には
大きな岩が有ります。
この岩を過ぎると中山の主稜線に出て
道が開けます。

コース左側に杉、そのて右側にブナの木がある所を過ぎると
コース左側に杉、
その右側にブナの木がある所を過ぎると・・・

立山杉が並ぶ五本杉ノ平
大きなもので幹周りが10メートルを超え、
樹齢千年から二千年ともいわれている
立山杉が並ぶ地帯に入ります。


この場所が五本杉ノ平と呼ばれています。

稜線を頂きに向かって歩くと、右側に杉の間から大日岳が見える
稜線を頂きに向かって歩くと、
右側に杉の間から大日岳が見え隠れします。




尾根道のダウンの方には綺麗な花が咲いてました!
尾根道は、小さいアップダウンを
3回繰り返します。
この写真はその中のダウンの方だが、
綺麗な花が咲いてました!

中山で見かけた花の詳細はこちらから
花に付いては、無知なので、
知り合いのナチュラリスト(通称 花じい様)に
詳細をお聞きしました!
こちら(中山で見かけた花)へ

物凄く歪な形状した立山杉が目を引きます!
色とりどりの花を見かけた後は、
物凄く歪な形状した立山杉が目を引きます!

標高1,000mを過ぎると5月では、まだ残雪が有りました。
さすがに標高1,000mを過ぎると
5月では、まだ残雪が有りました。
またこの稜線上の登山道は、
一部泥濘地帯があるので注意して下さい。
稜線上なのでコースは多少のアップ・ダウンが
あるものの水平路です。
足取りが速くなりますが、足場が悪い箇所も
ありますので、慎重に歩きます。

両サイドに立山杉の立つ箇所を通過すると、中山の頂きに到着します。
両サイドに立山杉の立つ箇所を通過すると、
中山の頂きに到着します。

いよいよ絶景の剱岳・早月尾根に出会えます。

中山の頂き1,255mに到着、凄い迫力の剱岳が小さく見えます。
中山の頂き1,255mに到着です。
約1時間程度の道のりでした。


写真は広角系で撮影したので、
剱岳が小さく見えますが、
実際は凄い迫力です!

目の前に早月尾根が大きく広がります。

剱岳山頂と小窓尾根マッチ箱ピークとの間から、なかなか見られない剱尾根までが見られます。
剱岳の紹介板ありました!
剱岳山頂と小窓尾根マッチ箱ピークとの間から、
なかなか見られない剱尾根までが見られます。
まさに剱岳特別展望台である。




谷をセンターに右の山が赤谷山、左の山が猫又山です。
登山開始前半にも紹介した
ブナクラ谷も良く見えます。
谷をセンターに
右の山が赤谷山(2,260m)、
左の山が猫又山(2,378m)
です。

技術、体力のあるのみ許される毛勝山が見える!
その左横には、技術、体力のある人のみ
登山が許される毛勝山が見える!
(西北尾根コース・登山スタートは片貝山荘)

5月の中山より 剱岳
5月の中山より 剱岳

コース左側に杉、そのて右側にブナの木がある所を過ぎると
11月 剱岳

富山の山 各山々・頂からの景観比較

中山 細蔵山 クズバ山 赤谷山
大猫山 大熊山 大倉山 大辻山
剱岳 ハゲ山 城ヶ平山 尖山
大猫山 大熊山 大倉山 大辻山
富山平野 呉羽山より立山連峰 低山紹介
烏帽子山 負釣山 南保富士 大地山
大鷲山 白木峰 祖父岳 金剛堂山
袴腰山 碁石ヶ峰  来拝山  塔倉山
三千坊山 元取山 鍋冠山

富山の低山・中山登山 まとめ

標高1,100m標識すぐ横には大きな岩が有る

この頂きからの写真のように中山の頂きからの
剱岳は、とても素晴らしいですが、

実際に中山・頂きからみる剱岳は写真で表現
できるモノでは有りません。

とてつもないオーラ
凄さ(言葉では表現出来ない)
を感じさせられます。


また登山道中に見る樹齢千年を超える厳しい雪に
耐えた立山杉も自然のまま生息してます。1時間
程度の登山でここまで体験出来る低山は少ないと
思われます。是非足を伸ばして頂きたいオススメ
の山です。

登山開始より急坂であるが、丸太が整備されてい
るので比較的に歩き易い。しかし、落ち葉など有
り滑りやすく、しっかりした靴をオススメしま
す。

登山敵期は6月~11月、5月はこのページにも
紹介したが残雪があります。雪が消えるまで待
ちたいとガイド本に有る。また文化の日あたり
が、馬場島の紅葉と剱岳の新雪が絶妙の組合せ
で良いと有ります。

この山ではトレルランの練習をされている方も、
居られるようで、頂きまで30分台と聞いてます。
私の知っている所では頂きまで45分です。

今回下山は、往路を辿りましたが、頂きから東小糸
に下る事も出来ます。その場合、立山川沿いに下り
馬場島をはさみ一周できます。
途中には剱岳・早月尾根の登山口が有ります。

一周される方は、こちらへ
中山→東小糸谷登山口






④下山・東小糸谷コースへ


富山の山 中山登山カテゴリー

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