富山の山【中山・登山】
(⑤5月の中山で見かけた花)
富山の山 中山登山カテゴリー
①はじめに・アクセス | ②登山口~標高1,100m | ③頂き・まとめ |
④中山→東小糸谷登山口 | ⑤5月の中山で見かけた花 | ⑥紅葉時期の中山 |
創楽・登山ホーム | サイトマップ(もくじ) | 富山の山 一覧 |
5月の中山登山にて撮影した花です。
花に付いては全くわかりませんので、
私の花の先生、ナチュラリスト(花じい)様に
花の紹介文をお願い致しました。
花じい様の素敵な紹介です。形式的な花辞典には
味わえない魅力を感じさせられます。
写真による紹介(中山の登山道に咲く花)
白い装飾花が目立つのが
オオカメノキ(ムシカリ)です。
ガマズミやヤブデマリの仲間で、
丸い大きな葉と、白い装飾花が
5裂しているのが特徴です。
この装飾花ではおしべもめしべも退化しており、
普通の花は中心部にあります。
冬芽は、 褐色のうさぎの耳のようなので、
雪の中を歩いていて見られると思いますよ。
スミレは、これは難問ですね。
この写真だけで特定するのは
控えたいのが本心です。
あえて候補をとなれば、
オオタチツボスミレ、
エゾノタチツボスミレ
をあげておきましょう。
タチツボスミレの仲間は、
じっくり見ないと難しいのです。
ツツジは、ムラサキヤシオです。
深い山々に春を告げるツツジの一つです。
富山の山のツツジといえば、
ユキグニミツバツツジ、ムラサキヤシオツツジ、
ヤマ ツツジ、レンゲツツジです。
花色はユキグニミツバツツジと似ていますが、
やや色濃くてべたっと開いた花が特徴です。
イワウチワは、良く似たイワカガミと
近いところにあることもありますが、
群落の中で同居することはあまりないようです。
写真のものはトクワカソウと呼ばれる物ですが、
私は区別する必要が無いとの考えにおります。
イワカガミとの区別点ですが、
イワウチワは一つの花が大きく一つ咲きます。
そして葉の表の脈が隆起しているのが特徴です。
(イワカガミは脈がくぼみます)
カタクリはお話しするまでも無いでしょう。
里山では、もう姿が消えているころですね。
地上部が春だけあるので、
スプリング・エフェメラル(春植物)
と呼ばれる花の一つです。
種を見てみると面白いですよ。
機会があったらどうぞ見てみてください。
蟻による種子散布のための工夫があります。
遭難の際、この葉を食べたときの
甘くて美味しかったことといったら。
でも 、小さいのが一枚しかなかったのでした。
⑥紅葉時期の中山 |
富山の山 中山登山カテゴリー
①はじめに・アクセス | ②登山口~標高1,100m | ③頂き・まとめ |
④中山→東小糸谷登山口 | ⑤5月の中山で見かけた花 | ⑥紅葉時期の中山 |
創楽・登山ホーム | サイトマップ(もくじ) | 富山の山 一覧 |