富山の山 赤谷山・登山
①はじめに・ブナクラ谷(前編)
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常願寺公園(冬)より赤谷山の景観
赤谷山 登山・カテゴリー
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はじめに
赤谷山
概要
「剱岳」北方稜線上の山。剱岳の北約4kmの
地点にある・北西へブナクラ峠をへだてて毛勝
三山に続く。登山記録に最初に現れるのは、1
915(大正4)年7月、「木暮理太郎」「南日重
治」(後に田部姓となる)南日実らが毛勝山か
ら剱岳への縦走の途中に登る。積雪期登山は19
33(昭和8)年3月、立教大学山岳部奥平正英、
須賀幹夫が馬場島を出てブナクラ谷から当山を
経て剱岳へ登り早月尾根を下降、馬場島へ19
時間の日帰り登山をしている。1949(昭和24)
年早稲田大学山岳部確井弘ほか15名が赤谷尾
根から剱岳に登頂。赤谷尾根はこのとき名付け
られました。
「赤谷山」「剱岳」位置関係
無積雪のコースはブナクラ谷からブナクラ峠を
経て当山に登る登山道が有志の努力によって
1993年に開通した。山頂から南側への少し
下がった所に岩屋(しゃくなげの岩屋)がある
悪天その他非常時に使える。
「富山県山名録」桂書房より
尚、「富山の百山」北日本新聞社ではこのル
ートは登山口か山頂までに標高差1500mあ
り、日帰りコースとしては体力がいる。山中
に山小屋などの宿泊施設がなく、コース整備
もされていない箇所が多いため、上級者の
同伴が必要と紹介されております。
登られる方は自己責任で上級者の同伴にて
登って下さい!尚このページは素人が作成
したページなので、目安程度に読んで頂き
現地で慎重な判断にて行動願います。
それではスタート
登山データ
山名 | 赤谷山 (あかたんやま) |
標高 | 2,260m |
場所 | 富山県 上市町 | ||
ルート | ブナクラ取水えん堤→ブナクラ峠→赤谷山 沿面距離 5,928m 標高差 1329m 累積標高差プラス 1,487m 累積標高差マイナス -158m 所要時間3時間32分 (通常1.5倍) 下り 3時間23分 |
||
ブナクラ取水えん堤→ブナクラ峠→赤谷山 沿面距離 5,928m 往路 沿面距離11,859m |
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コース時間等、詳細 上り ブナクラ取水えん堤 標高931m 5:20出発 ↓ ブナクラ峠 標高1,740m 7:23着 登山時間 2時間03分 距離3,940m 標高差809m ブナクラ峠 標高1,740m 7:23出発 ↓ 赤谷山 標高250m 8:52着 登山時間1時間29分 距離1,988m 標高差520m ブナラク取水えん堤より 登山時間3時間32分 距離5,928m 標高差1,329m 下山 赤谷山 9:32 ↓ ブナクラ峠 10:49 ↓ ブナクラ取水えん堤 12:56 |
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関連 山小屋 | 馬場島荘 | ||
登山 | 7月17日 曇→晴れ | ||
単独 | |||
登山ルート | |||
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登山ルート・カシミール標高グラフ | |||
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登山道3Dイメージ | |||
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付近の施設 | |||
馬場島 |
赤谷山・登山口
アクセス
登山ガイド本では「赤谷山」登山口は
「馬場島」と記載されている事が多いが
このページでの登山口は「馬場島」より
先にある「ブナクラ取水えん堤」を登山
口として紹介します。条件によって
「ブナクラ取水えん堤」まで車で乗入れが
出来ない場合がありますので、その場合は
「馬場島」に車を駐車して徒歩には「ブナ
クラ取水えん堤」を目指して下さい!
「馬場島」の駐車場より更に先に進むと
「大窓・池の谷・赤谷」左折の案内があり
ます。案内通り左に進みます。
「馬場島」までのアクセスは「中山・登山」
を参照して下さい・こちらへ
「大窓・池の谷・赤谷」左折の案内通り
左折してまもなく進むと、この様に通行止
の場合がある。この場合は車の乗入れが
出来ないので「馬場島」に車を駐車して
徒歩にて「ブナクラ取水えん堤」を目指し
ます。
「ブナクラ取水えん堤」までの車の通行は
ヤマレコ等最新情報を確認して下さい!
「ブナクラ取水えん堤」の様子
とても広く車の駐車スペースも十分に
あります。
グーグルマップより
ブナクラ取水えん堤の位置
「馬場島」から「ブナクラ取水えん堤登山口」
までの軌跡地図
カシミール標高フラフ
馬場島→ブナクラ取水えん堤登山口
沿面距離 2,008m
標高差 183m
累積標高差プラス 208m
累積標高差マイナス -24m
所要時間 約30分
5:20
赤谷山への登山は「ブナクラ谷」より登り
始める。「取水えん堤」左側の脇より登山
開始する。
「取水えん堤」脇にはロープが整備
されている。これを登ります。
「取水えん堤」を登ると草原道となり
直ぐに「小ブナクラ谷」を渡ります。
岩場には赤いルートを示す印が付けられて
おります。
5:26
また、今回の登山7月はまだ谷の水量が多い時期
なので、「支流」を渡る事になりました。
「小ブナクラ谷」を通過した様子です。
ルートには赤いリボン等が設置されており
目安に良いです。
道中より後を振り返ると「富山の山クスバ山」
が見える。この山からも剱岳の展望が素晴らしい
クスバ山・登山はこちらへ
5:30
そしてルートは「小ブナクラ谷支流」を過ぎて
間もなく「大ブナクラ谷支流」を通過します。
この地点も天候次第で水量が増えますので
スリップなど十分に注意して通過して下さい。
自分の登山仲間では、これら支流通過時に
転倒して全身ずぶ濡れとなり登山中止した
例もあります。要注意
大ブナクラ谷支流を通過して草原道と
なり、
5:35
しばらく進むと本流のえん堤手前で
山側に登り気持ち良い「ブナ・ミズナラ・スギ」の
巨木の中を歩きます。
次のページではブナクラ峠までのルート
を紹介します。「ブナクラ谷」の全容が
わかります!!
このページのまとめ
【1】
基本的には登山口である「ブナクラ取水えん堤」
まで車の乗り入れが可能であるが、通行止の場合
もある。その場合は手前の「馬場島」に車を駐車
してそこから歩くことになります。大体
「馬場島」から「ブナクラ取水えん堤」までの
距離は2kmで所要時間は30~40分です。
【2】
赤谷山登山道であるブナクラ谷の前半は「小ブナ
クラ谷」「大ブナクラ谷」の支流を通過するが、
雨天時など水量が多い場合があるので、通過の際
は十分に注意して下さい。
【3】
このページ「はじめに」で紹介しましたが、この
ルートは整備されてない区間もあり、距離・標高
差も大きく初心者には向きませんので、登山経験
者と同行して楽しんで下さいね
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