柏原新道から登る鹿島槍ヶ岳・五龍岳 縦走登山
⑤口ノ沢のコルから五龍岳 ルート紹介(G5岩稜地帯)
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核心部G5岩稜地帯の様子
鹿島槍ヶ岳・五龍岳縦走・登山
カテゴリ
はじめにこのページについて
このページでは、口ノ沢のコルから五龍岳まで
を紹介します。この区間は、鹿島槍ヶ岳・五龍
岳間の八峰キレットと同様G5と呼ばれる岩稜
地帯を通過します。とても迫力の有る岩稜地帯
口ノ沢のコルから五龍岳 ルート紹介 目次 |
口ノ沢のコルから五龍岳 ルート概要 |
登山ルートマップ |
登山ルート標高グラフ |
G5周辺マップ図 |
写真によるルート紹介 口の沢のコルから北尾根の頭 区間 |
写真によるルート紹介 北尾根の頭からG5岩稜地帯 区間 |
写真によるルート紹介 G5岩稜地帯から五龍岳 区間 |
このページのまとめ |
柏原新道より鹿島槍ヶ岳・ 五竜岳カテゴリ |
口ノ沢のコルから五龍岳ルート
概要
コース概要
「口ノ沢のコル」より先ずは、「北尾根の頭」
を目指します。穏やかなコースで剱岳を中心と
した立山連峰などの素晴らしい景観を堪能しな
がら登ります。しかし「北尾根の頭」を通過す
ると目の前には、険しい岩稜地帯を目にします。
そうですこの岩稜地帯が「G5」と呼ばれる区間
G5は、急勾配から始まり、最初は、ジグザグに
コースが付けられているが、中腹を過ぎると岩稜
地帯に突入し鎖が整備されています。
とても迫力の有る区間、目を楽しませてくれる!
クサリ場は慎重に行動すれば、問題は無いと思わ
れるが、雨天など天候次第で、危険度が数倍アッ
プすると感じます。G5の最初のピークを過ぎる
と、ゴツゴツした岩稜の通過この地点も鎖が整備
されている。
しかし何度も言いますが、天候次第で危険度は、
かなりアップしますので充分に注意して下さい。
G5の岩稜を通過すると、五龍岳の麓までは、穏や
かなコース
この穏やかなコースの右側(長野県側)にG4と呼
ばれるピークを通過しますが、正直気が付きません
でした・・・・・後で写真を確認すると、あそこが
G4だったのか!と言った感じです。
(このページでも紹介します。)
五龍岳の麓からは、再び岩稜の急斜面を登ります。
浮き石に注意しながら、ゆっくり、ゆっくり慎重に
登ります。途中この区間にもクサリが整備されてい
る急斜面が待ち構えているので充分に注意して下
さい。岩稜を登れば五龍岳の頂に到着です!
尚 素人が制作した内容なので、参考程度
に読んで頂き、自己責任にてよろしくお願
い致します。
コースデータの紹介
標高グラフG5岩稜地帯周辺マップ図
|
鹿島槍ヶ岳・五龍岳縦走
ルート紹介
口ノ沢のコル→五竜岳
6:10
口ノ沢のコルより岩場を登り「北尾根の頭」
を目指します。写真でも分ると思いますが、こ
の「口ノ沢のコル」付近では、テント禁止区域
です!
先ずは、ガレバのコースを歩きます。
コースには、ペイントで○と表示されてます。
ガレバを過ぎると「北尾根の頭」を目指し
整備されたコースを登ります。
ペース配分に注意!
6:42
「北尾根の頭」に到着
「北尾根の頭」より「鹿島槍ヶ岳」です。
何とも言えない綺麗な双耳峰である。
「北尾根の頭」より
立山連峰「剱岳」
「北尾根の頭」より
これから進む「五龍岳」方面です。
北尾根の頭からG5岩稜地帯
6:45
「北尾根の頭」を過ぎると、ハシゴ
を下ります。
6:48
ハシゴを下りた直後のコースだが、やや崩壊し
ている・・・・クサリなどの整備はされてな
いので、慎重に通過します。
滑落したらザイルが無ければ上がれない
だろう・・・雨天時は特に注意が必要の区間
と思われます。
ハシゴを下り崩落地帯を通過して、しばらく歩く
とピークに到着恐らくこのピークがG7であろう!
先程のハシゴ付近より撮影G7、G5の位置関係
が確認出来ます。そこでG6地点が気に成りG6
を色々検索で調べましたがG6地点が有りませ
んでした。「寄って不明・・・・」
写真を見てもG7とG5間にとても小さなピーク
が見えるので、ここがG6と記載しました。
7:10
G6?を過ぎいよいよG5の岩稜地帯に接近
G5この急勾配の岩稜地帯を登ります
7:33
G5の急勾配の岩稜地帯にはクサリが整備され
ている慎重に登れば問題ないと思われるが気が
抜けない!
浮き岩も多いのでスリップ
落石に注意しました
7:37
G5の急勾配を登りきると
目の前に大迫力の五龍岳が鎮座している
(思わす、その雄姿に見とれる自分です。)
G5の急勾配を登り詰めるとG5の岩稜地帯を
横断します。横断中、岩の合間から五龍岳が
見える。気迫を感じる。
G5の岩場の横断は基本的に黒部側にクサリ
が整備されてます。
7:45
その岩場の横断をクリアすると
一旦下り再び登ります。正面の岩稜に
クサリが整備されているのが伺える。
カシミール標高グラフよりこの地点
から撮影
7:48
慎重に岩稜をクリアすると、G5の下界にはコー
スが見えて来る!ここまで来たら安心だが、
急勾配の下り、まだまだ緊張状態が続く
クサリが整備されている急勾配の下りを終える
と一般的なコースに移り変ります。
G5の岩稜地帯は終了した事に成ります。
G5岩稜をクリアすると正面には五龍岳が!
コースは五龍岳の麓まで歩き易いコースが続
きます。一応、このコース上にG4呼ばれる
ピークを通過するが、コースはなだらかで
有り確認できませんでした。
恐らく、写真より五龍岳の手前のピークの左側
を通過しますのでそのピークがG4と思われま
す。
G5岩稜地帯から五龍岳
8:08
G5と五龍岳・麓間のコースより
五龍岳(険しい・・・)
カシミール標高グラフより、この地点です。
五龍岳
クサリが整備させた岩稜の急勾配を登ります!
G5の急勾配と同様慎重に登れば大丈夫だとおも
いますが、浮き石・落石に注意です。特に雨天の
条件が全く異なりますので充分注意して下さい。
五龍岳の急勾配より鹿島槍ヶ岳方面を撮影
これまで通過したポイント地点を描写して
みました。やはりG5岩稜地帯は険しそう
です。
急勾配を登りと、五龍山荘からのコースと
合流地点に到着
8:36
何か雲行き怪しい鹿島槍ヶ岳が・・・・・
前回登山の時も五龍岳から鹿島槍ヶ岳が撮
影出来なかったが今回も・・・・
どうしてでも、後立山連峰は、
お昼頃から長野県側より雲に覆われる事
が多い
合流地点より
数10m先に五龍岳の頂きが見えてます!
立山連峰「毛勝山」が見えております。
8:40
五龍岳の頂きに到着です。お疲れ様でした!
五龍岳の頂きでは、
伝説のキレット小屋名物「うな丼」を食う
めちゃめちゃ旨いのは言うまでも無い!
五龍岳で大パノラマを堪能しながら
この贅沢は、感動的である
次のページでは下山ルート「遠見尾根」を
紹介します。
このページのまとめ
【1】
口ノ沢のコルから「北尾根の頭」区間は
標高差があるので、ゆっくり登ってくだ
さい。
【2】
「北尾根の頭」と「G7」の間にルートが
一部崩落していたので、慎重に通過して
下さい。
【3】
このルートの核心部であるG5岩稜地帯は
クサリが整備されている。慎重に通過し
て下さい。雨天時は滑りやすいので
特に注意が必要です。
【4】
五竜岳の最後の岩稜地帯も同様に慎重に登って
下さい。立山連峰が綺麗です。
⑥五龍岳の景観・遠見尾根・まとめ |
鹿島槍ヶ岳・五龍岳縦走・登山
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