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創楽 富士山須走口登山道よりこのページでは須走口下山ルート「砂走」について紹介致します。吉田口登山道との分岐など初心者でも分かり易く紹介しました。また須走口登山道全体の「まとめ」についても掲載!

須走口登山道から登る富士山・登山(1泊2日)
(⑤須走下山ルート紹介・まとめ)

創楽TOP > 山一覧 > 富士山登山ホーム >須走口登山道下山「砂走」について

富士山 須走口登山道より下山砂走りタイトル
富士山山頂・剣ヶ峰より大内院の景観

須走ルート富士山・登山カテゴリー

①各富士山コース紹介 ②はじめに・ルートデーター
 登山口→六合目ルート紹介
③六合目→見晴館ルート紹介
④見晴館→富士山剣ヶ峰
(お鉢めぐり・御来光)
⑤下山ルート・砂走り・まとめ 朝霧高原上空より富士山の景観
吉田ルートより
御来光・お鉢めぐり
御殿場ルート 富士宮ルート
富士山・登山ホーム 創楽・登山ホーム 創楽トップ



  

須走ルート下山はじめに


このページでは
富士山・最高峰の剣ヶ峰より須走コース
下山ルートを紹介します!
なお、近年は7月に入っても残雪が多く、剣
ヶ峰から時計周り側は残雪のため通行止めに
なる年が多い。この場合は一周できず、吉田
口山頂~富士宮口山頂~剣ヶ峰の往復となり
ます。基本的に下山は山頂から胸突江戸屋(
上江戸屋)付近までは上りと共有のコースで
有るが、略、ここから先は下り専用コースと
成ります。先ほど、山頂から胸突江戸屋(上
江戸屋)までは上りコースと共有と書きまし
たが、ブルドーザー道を通るとこの区間も下
り専用と成ります。その場合通行できる時間
が制限させてます。

ここからは略、上り・下りコースは分かれ
ますが、吉田口コースとの分岐点が有りま
すので標識には十分注意して歩きます。ま
た各コースには色指定がされており

赤色 ⇒ 須走コース
黄色 ⇒ 吉田コース

富士山 須走口登山道より吉田ルート・須走ルート色について
分かれており標識にも色が付けられているので分
りやすい!そして太陽館まで下りるといよいよ
そこからの下山道は砂走り砂払五合目までの約
3km殆ど真っ直ぐに下る豪快な下山道!須走口
ならではの後酸味を味わえる!

1歩で2mほど進むことができ山頂から120分
ほどで砂払五合目の「吉野屋」に着く事が出
来ます。但し「この砂走コース」ホントに走
ってしまうと勢いが付き過ぎて止まる事が出
来ず頭から転倒しそのままマンガの様にクル
クル回りながら落ちていく方を多数見受けら
れましたので「調子に乗りすぎて走らないよ
うに!」ときどき岩塊も点在しましのでそこ
で頭などを打つと笑い事では済まない事に・
注意


砂払五合目からは樹林帯で上りコースと合流し
登山口に戻ります。




コースデータの紹介



富士山 須走口登山道下山砂走よりルートマップ
須走口登山道の全体図
青線が下山の軌跡です。太陽館から別ルート砂走
が直線的に伸びている様子が伺えます。


富士山 須走口登山道下山砂走よりルートマップ詳細
頂上付近の拡大地図
下江戸屋を過ぎた辺りで下山専用ルートに別れ
ている。その後再び上りルートと合流して太陽
館へ、そして再び太陽館から下山専用路「砂走
」に入って行きます。


富士山 須走口登山道下山砂走より標高グラフ
富士山・山頂(下山)⇒須走登山口
下山ルートカシミール標高グラフ

沿面距離 6,696m
累積標高差 +111m
累積標高差 -1860m

標準所要時間 2時間40分

今回 視覚障害者(全盲者)太陽館より同行
所要時間 4時間05分
6:40山頂⇒10:45登山口到着





須走口登山道・下山ルート紹介



富士山 お鉢めぐりより富士山観測所
6:04
前ページより2001年にドームが取り外され
た富士山観測所を後にします。今回このまま
時計回りで須走ルートに戻りますが、季節(
残雪量に応じて)この区間が通行止めになり
ます。その場合は来たルートを戻る事に成り
ます。



残雪区間を通過します。正直 アイゼン無し
の為大変滑りやすく注意しながら慎重に歩き
ました。一度滑ると大内院に吸い込まそうな
フインキです!写真では分りませんが結構斜
度があります!



残雪区間通過後しばらして後ろを振り向き
残雪区間を撮影した写真です。
偶然・登山者の2名滑りコースから外れて
いる様子が伺えます。注意・注意



基本的には剣ヶ峰から須走・吉田ルート
下山口(久須志神社)までのコースは

内院コース
外院コース


の2コースに分かれる。一般的には金明水のある
内院コースを通りますが、残雪の影響で外院コー
スを利用しました。





剣ヶ峰・白山間のコースより毛無山付近を撮影



同地点よりカシミール3Dにて描写



6:35
須走・吉田ルート下山口に到着



先ほども記載しましたが、
ルートは色指定されており
黄色 ⇒ 吉田ルート
赤色 ⇒ 須走ルート
で案内されてます!



鳥居を潜り、狛犬付近を通過中



この時間になると早朝に比べると(上り)の登山
者は減ってますがそれでも多い。下山中は上りの
方との擦れ違いに注意



9合目付近のコースの様子
9合目の鳥居と御来光館が見える
コースは急勾配のジグザグコース



6:55
9合目 標高3600mに到着



9合目迎久須志神社を通過する。



上りの状態を撮影しました!
結構 急勾配!!標高が高く空気が薄いのか
皆さんゆっくり登ってました。



7:16
御来光館に到着



御来光館を過ぎてからのコースの状態
ジグザグに下りる
本八合目胸突江戸屋富士屋ホテルが見える。



7:26
上(胸突)江戸屋
吉田ルート案内標識が有りますので
間違えて行かないように!



今回は本道から下山しましたが、ブルドーザー
道側を見ると沢山の方が下山されてました。

今回は、本道で下山しましたが、下山専用の
ブルドーザー道を通った方が無難と思います。

ブルドーザー道の様子はこちらへ



上(胸突)江戸屋付近より
下山専用道を下山します。



7:34
しばらく進むと100m先吉田ルートとの分岐あり!
の案内板が有ります。



下江戸屋付近にも
吉田ルートの分岐案内が有ります。



7:35
吉田ルートとの分岐地点(下江戸屋分岐)
に到着右側・須走口五合目側に進みます。



カシミール3Dより吉田ルートとの分岐地点を描写






8:58
太陽館に到着!ここより全盲者と同行します。



太陽館よりいよいよ下山道のメイン
「砂走」略直線的なコース写真を見えても
分ると思いますが、岩の点在しております。

走って転その際に頭を岩で強打・・・・・・
と言った事に成らない様、注意区間です

この日若者が走って転倒その後、回転しながら
落ちていくシーンを見ました!

正直
笑い事でない状況である


砂走の様子
動画有りましたので共有しました。
イメージが掴めると思います。



全盲者の砂走 下山の様子
一列に並び中央に全盲者を挟み込むスタイルで
ゆっくり一歩一歩慎重に下る。



砂走コースの斜面の様子
靴は結構沈み込んでいます!ブーツ内に砂が
入る恐れが有るのでゲイターが有れば便利か
も知れません!



下山は、複数のグループにわかれ視覚障害者を
安全に誘導します。自分らのグループが休憩し
ている間に後から出発した中崎グループに先を
越されました。皆さん良い笑顔で楽しそうです!



10:19
<標高2230m
砂払い五合の吉野屋(売店のみ)に到着します!
ここで休憩を取ります。



結構スペースが広く休憩しやすい!



下山道の鳥居を通過します



その後、樹林帯で上りコースと合流し
10:45に須走口五合目に到着
登山を無事終える事が出来ました。



まとめ


【1】
登山予定日のマイカー規制情報を先ず確認


【2】
富士山の登山シーズンは7月・8月の夏場で
あるが、山頂の気温が最暖月の8月でも平均
気温が6℃しかありません。

7月 8月 9月
平均温度 4.9 6.2 3.2
平均最高温度 7.5 9.3 6.1
平均最低温度 2.4 3.6 0.4

夏場で有っても冬と同等の装備が必要です(雨具
手袋も)兎に角、山頂では風も吹いてますので体
感温度は更に低下します。


【3】
日差しが強いので帽子等(風が強いので顎ひも付
き)や日焼け止めクリームを忘れずに!


【4】
御来光目的の方は宿泊の予約は早めに行い今回我
々が宿泊した7合目(太陽館や見晴館)から御来
光を山頂で望むならば、今回早朝1:30見晴館出
発では吉田ルート合流地点から渋滞が酷く間に合
わなかった事より、それより早く出発する事をオ
ススメします。ヘッドライト
を忘れずに!


【5】
下山時は砂走での靴に砂が入るのを防止する為
ゲイターも有れば便利です。絶対に走らない様
に!!


【6】
富士山では各山小屋等にトイレが設置されてますが
有料(大体200円位)なので小銭を忘れないように!<装備について分りやすいサイト有り



【7】
また富士山頂上の酸素濃度は海抜0mより約60%な
ので十分注意して下さい!高山病対策については
こちらへ






(参考)吉田ルートより
御来光・お鉢めぐり

須走ルート富士山・登山カテゴリー

①各富士山コース紹介 ②はじめに・ルートデーター
 登山口→六合目ルート紹介
③六合目→見晴館ルート紹介
④見晴館→富士山剣ヶ峰
(お鉢めぐり・御来光)
⑤下山ルート・砂走り・まとめ 朝霧高原上空より富士山の景観
吉田ルートより
御来光・お鉢めぐり
御殿場ルート 富士宮ルート
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