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創楽・日本百名山『富士山』
吉田ルートで行く富士山・登山(1泊2日)
⑥吉田ルート下山・まとめ

1泊2日の日程で吉田ルートから富士山頂上を目指す。このページでは須走(吉田)下山道入口から富士スバルライン五合目への下山までのルートをご紹介します。

創楽・日本百名山『富士山』
吉田ルートで行く富士山・登山(1泊2日)
⑥吉田ルート下山・まとめ

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『吉田ルートで行く富士山・登山(1泊2日)』⑥吉田ルート下山・まとめ

前ページでは富士山頂からの御来光とお鉢巡りを
紹介しました。このページでは須走(吉田)下山
道入口から富士スバルライン五合目への下山
まで
のルートをご紹介いたします。



はじめに


須走・吉田(併走)下山路より
須走・吉田(併走)下山路より

今回の登山では好天に恵まれ、富士山頂の雲海か
ら登る御来光を見る事ができ、また、お鉢巡りも
出来ました。家に無事帰るまでが登山旅行です。
気を抜くことなく下山します。


ルートデータ


富士山山頂・下山口
標高 3,740m 6:04発

富士スバルライン五合目
標高 2,305m 9:05着
登山時間 2時間25分
距離 7,917m 標高差 -1435m

下山路入口は、久須志神社登りで使用した須走・吉田ルートを通り過ぎ、山口屋など山頂小屋地帯も通り過ぎた辺りにあります。
富士山 お鉢巡りを時計回りにて一周してから下
山路入口に行きます。
下山路入口は、久須志神社登りで使用した須走・
吉田ルートを通り過ぎ、山口屋など山頂小屋地帯
も通り過ぎた辺りにあります。

須走下山口道と書かれた立派な案内があります。
須走口と書かれてますが吉田ルートも一緒です。
途中より須走ルートと吉田ルートは別れます。
但し、この下山ルートはブルドーザー道であり、
月~金曜日の午前10:00~12:00の間にブルド
ーザーが通るので注意して下さい。


カシミール軌跡地図よりブルドーザー道
カシミール軌跡地図よりブルドーザー道
下山コースは下山路(ブルドーザー路)を下ると
本八合目富士山ホテルが左手に見えて来ます。
今回の登山は富士山ホテルに荷物を預けて登頂し
たので、富士山ホテルから吉田ルートに入りまし
たが、通常の須走・吉田ルートの分岐点は富士山
ホテルより約100m下った地点『下江戸屋分岐
を左折して吉田ルート下山路に入ります。

このページでは富士山ホテルからの下山の様子を
紹介しますが、前回、須走コースから下山した際
に撮影した下江戸屋分岐の写真もありますので合
わせて紹介させて頂きます。

基本的に下山路の注意する点は、
須走ルート・吉田ルートの分岐を間違えない事!

そしてコースは整備されてますが、足元が砂場が
多く靴内に砂が入る恐れがあるのでゲイターを装
着する事
をオススメします。

また、巻き上がる砂埃も多く、マスクを付ける事
も必要かと思われます。

全体的に上りには多くの山小屋を見かけましたが
下山路には殆ど無いので水分などを事前に山頂付
近の山小屋で補充する事
をオススメします。


カシミール軌跡地図より吉田ルート下山路の全容 詳細地図
カシミール軌跡地図
吉田ルート下山路の全容
青い軌跡線です


カシミール軌跡地図より山頂下山口から安全指導センター間 詳細地図
カシミール軌跡地図
山頂下山口から安全指導センター間
詳細地図


カシミール標高グラフ
カシミール標高グラフ
富士山山頂 須走(吉田)下山口

スバルライン五合目


累積標高マイナス 1,590m
累積標高プラス 178m

沿面距離 7,917m

所要時間 2時間24分
(標準 約3時間)





写真によるルート紹介
吉田ルート下山


6:40 吉田ルートも途中まで須走ルートと併走しますので、『須走口下山道』と書かれた大きな標識の場所より下山します。
6:40
須走・吉田ルート(登り)富士山山頂(久須志神
社)より時計回りで進み、山口屋などの小屋地帯
を過ぎた辺りの大日岳(朝日岳)までは行かない
ポイントに『須走口下山道』と書かれた大きな標
があります。吉田ルートも途中まで須走ルート
と併走しますので、この標識より下山します。


このルートはブルドーザー道なので傾斜は緩やかで大きくジグザグしているコースです。足元は砂状態です。
このルートはブルドーザー道なので傾斜は緩やか
で大きくジグザグしているコースです。足元は砂
状態です。


カシミール軌跡地図よりブルドーザー道
カシミール軌跡地図よりブルドーザー道


下山ルートの至る所に「黄色標識が吉田ルート」「赤色標識が須走ルート」で、分かり易く表示されてます。
下山ルートの至る所に
「黄色標識が吉田ルート」
「赤色標識が須走ルート」
で、分かり易く表示されてます。


7:13 やがて、コースの左側に本八合目富士山ホテルが見えて来ます。
7:13
やがて、コースの左側に本八合目富士山ホテルが
見えて来ます。


今回は富士山ホテルに大きな荷物をホテルに預けて登頂したので荷物を回収して吉田ルート下山道に向かいました。
今回の登山は富士山ホテルに宿泊、大きな荷物を
ホテルに預けて登頂したので荷物を回収して吉田
ルート下山道に向かいました。したがって、通常
の下山路とは違います。


通常の下山路
吉田ルート・須走ルート分岐紹介

富士山ホテルが左側に見えて来ます。そのままルートに従い右側へ進んで下山します。
富士山ホテルが左側に見えて来ます。そのままル
ートに従い右側へ進んで下山します。


しばらく進むと「100m先に分岐あり」の案内板があります。左が吉田ルート、右が須走ルートです。
しばらく進むと「100m先に分岐あり」の案内板が
あります。
左が富士スバルライン五合目へ行く吉田ルート
右が須走口五合目へ行く須走ルートです。


下江戸屋付近にも分岐案内板があります。
下江戸屋付近にも分岐案内板があります。


吉田・須走ルートの分岐地点(下江戸屋分岐)吉田ルート下山道はこの地点で左折します。
吉田・須走ルートの分岐地点(下江戸屋分岐)
吉田ルート下山道はこの地点で左折します。


分岐案内地図
分岐案内地図


今回の下山道(富士山ホテルより)を紹介致します。

7:16 富士山ホテルより荷物を回収します。
7:16
富士山ホテルより荷物を回収します。


ホテルから元祖室上と呼ばれる地点まで上りルートを下ります。写真は上りの方々が写ってます。
ホテルから元祖室上と呼ばれる地点まで上りルー
トを下ります。写真は上りの方々が写ってます。
擦れ違いの際は注意して下さい。


7:32 しばらく進むと元祖室上と呼ばれる地点に到着。
7:32
しばらく進むと元祖室上と呼ばれる地点に到着。


元祖室上案内板 この地点より吉田ルート下山道に入ります。
元祖室上案内板
この地点より吉田ルート下山道に入ります。


下山道を下っている様子 足元に砂埃が舞い上がっている様子が伺えます。
下山道を下っている様子
足元に砂埃が舞い上がっている様子が伺えます。


吉田ルート下山道の道中には吉田ルート下山道の標識(黄色)が点在している。
吉田ルート下山道の道中には吉田ルート下山道の
標識(黄色)
が点在している。分かりやすい!


まるで雲海の上を歩いている気分♪とても気持が良い!
まるで雲海の上を歩いている気分♪
とても気持が良い!!!


吉田ルート下山道より八ヶ岳 素晴らしい景観を堪能しながら下山!
吉田ルート下山道より八ヶ岳
素晴らしい景観を堪能しながら下山!


同地点よりカシミール3D
同地点よりカシミール3D


吉田ルート下山道の足元は砂場なので砂埃が舞い上がりやすいのでマスクを付けて下山される方を多く見かけました。
吉田ルート下山道の足元は砂場なので砂埃が舞い
上がりやすいのでマスクを付けて下山される方を
多く見かけました。必須装備です!!!


7:55 緊急避難小屋に到着
7:55
緊急避難小屋に到着


緊急避難小屋より 現在の場所を示す地図
緊急避難小屋より
現在の場所を示す地図


カシミール標高グラフ 緊急避難小屋の位置
カシミール標高グラフ
緊急避難小屋の位置


8:10 七合目公衆トイレに到着 多くの下山者が休憩されてました。
8:10
七合目公衆トイレに到着
多くの下山者が休憩されてました。


公衆トイレを過ぎると、コースは傾斜が緩やかとなり大きく左に進みます。
公衆トイレを過ぎると、コースは傾斜が緩やかと
なり大きく左に進みます。

「落石注意」
「落石のおそれがあるため休憩しないで下さい」

の案内板が目立ちます!


そして落石避けシェルターを通ります。
そして落石避けシェルターを通ります。


8:21 その後、吉田口6合目付近の乗馬で下山が出来る獅子岩と呼ばれる地点に到着します。
8:21
その後、吉田口6合目付近の乗馬で下山が出来る
獅子岩と呼ばれる地点に到着します。


8:21 その後、吉田口6合目付近の乗馬で下山が出来る獅子岩と呼ばれる地点に到着します。
乗馬料金表
獅子岩からの下山は12,000円です!
(2013年現在)


カシミール地図 落石注意地点・乗馬が出来る獅子岩地点を描写
カシミール地図
落石注意地点・乗馬が出来る獅子岩地点を描写


獅子岩よりしばらく進むと安全指導センターの案内板が見え、上り(登り)道と合流します。
獅子岩よりしばらく進むと安全指導センターの
案内板が見え、上り(登り)道と合流します。


8:39 安全指導センター案内板より 富士スバルライン五合目方面を目指します!
8:39
安全指導センター案内板より
富士スバルライン五合目方面を目指します!


安全指導センター案内板
安全指導センター案内板


安全指導センター案内板より樹林帯を抜けて
安全指導センター案内板より樹林帯を抜けて


9:05 無事、富士スバルライン五合目に到着です!お疲れ様でした!!!
9:05
無事、富士スバルライン五合目に到着です!
お疲れ様でした!!!


富士スバルライン五合目は沢山の観光客で賑わっていました。疲れて寝ている人もちらほらと…。
富士スバルライン五合目は沢山の観光客で賑わっ
ていました。疲れて寝ている人もちらほらと…。


日本でここでしか買えない『富士山めろんぱん』など、お土産を購入しました。
日本でここでしか買えない『富士山めろんぱん
など、お土産を購入しました。

富士山めろんぱんについてはこちら


メロンパンが富士山の形をしています!家に帰ってから美味しく頂きました♪
メロンパンが富士山の形をしています!
家に帰ってから美味しく頂きました!


10:25 
10:25
帰路には、スバルライン出口から河口湖インター
間にある『富士山 溶岩の湯 泉水』で富士山を
眺めながら温泉を堪能しました!とても気持ちの
良い湯で、美味しいランチも頂きました!

『溶岩の湯 泉水』についてはこちら

富士山周辺 日帰り温泉一覧はこちら


河口湖インターより高速道を使い帰宅しました。
河口湖インターより高速道を使い帰宅しました。





まとめ


【1】
登山前には『北口本宮富士 浅間神社』に立ち寄
っての安全祈願をオススメします。

【2】
富士スバルライン五合目に到着後、高山病防止の
為に直ぐには登らず休憩し身体を慣らす。

【3】
登山道は、溶岩道が多く足場が悪いので十分注意
する。

【4】
弾丸登山は禁物

【5】
各小屋のトイレは有料なので小銭を用意する

【6】
山小屋宿泊の場合、食事の量が少ない場合がある
ので補助食などの持参をオススメします。

【7】
八合目付近の山小屋では有料だが荷物を預ける事
が出来る。登頂時は必要な物だけを装備する。

【8】
山頂での御来光を目的とされる方は、AM1:00頃
のスタートとなり、登山道は渋滞します。
想像以上に寒く風が酷いので防寒服以外に手袋・
ネック・ニット帽の持参をオススメします。
ヘッドライトは必須です。

【9】
富士山山頂にての御来光は、大日岳(朝日岳)が
オススメポイント
富士山最高地点は、お鉢巡りをして剣ヶ峰です。

【10】
下山道は、須走ルートと併走区間があるので分岐
地点を通り過ぎないよう十分に注意してください

【11】
下山道(特にブル道)は砂埃が舞い上がるのでマ
スク着用をオススメします。

以上です。

皆様の快適な富士山登山を応援しております。
創楽






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④七合目→八合目 富士山ホテル ⑤富士山ホテル→御来光・山頂 ⑥吉田ルート下山・まとめ
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