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富士山の登山ルートより須走ルート(須走口登山道)について初心者でも分かり易く紹介します!(1泊2日プラン)
このページでは須走口登山道のルートデーターや登山口から六合目(長田山荘)までの区間を紹介します。アットホームでのんびりした登山口とゴツゴツした溶岩石が点在するルートに樹林帯!富士山らしい自然が残ります。

須走口登山道から登る富士山・登山(1泊2日)
(②はじめに・ルートデーター・登山口→六合目)

創楽TOP > 山一覧 > 富士山登山ホーム >須走ルート(登山口→六合目)

須走登山口より富士山タイトル
須走登山口より富士山の景観

須走ルート富士山
登山カテゴリー

①各富士山コース紹介 ②はじめに・ルートデーター
 登山口→六合目ルート紹介
③六合目→見晴館ルート紹介
④見晴館→富士山剣ヶ峰
(お鉢めぐり・御来光)
⑤下山ルート・砂走り・まとめ 朝霧高原上空より富士山の景観
吉田ルートより
御来光・お鉢めぐり
御殿場ルート 富士宮ルート
富士山・登山ホーム 創楽・登山ホーム 創楽トップ




須走ルート富士山登山
はじめに


はじめに今回の富士山登山は、富山県・視覚障害
者アウトドア活動を支援する「富山三つ星山の会
」の企画に同行させて頂きました!

今回の富士山登山は、視覚障害者6人を含む会員
23名に加え、同会の同様の活動しているお隣石
川県の「石川山ぼうしの会」の会員や一般者ら
18名合計41名が参加するとても大きな活動です。

この富山三つ星山の会・視覚障害者・富士山登
山の登山計画は慎重に慎重を重ね、事前にコー
ス下見なども行われております。このページで
も先に紹介した4本のルートから、富山県から
は、一般的に近く、標高差もそれ程大きくない
吉田口ルートが、もっとも人気が有るが、あえ
てやや標高差があるものの人が少ない須走口登
山道(須走ルート)からのアタックとなります





須走ルート
(登山道では赤色表示)

1泊2日・41名の参加なので、一つの小屋では
収容出来ないので、太陽館と見晴館の二つの小
屋に分かれての宿泊です。1泊2日プランです
。段取りされたスタッフの方々は大変なご苦労
があったと思います。改めて感謝致します。
このページでは、富士山・須走ルートを中心に
データーなど紹介しますが、視覚障害者と同行
な為、所要時間などは標準より遅いです。


また、須走口ルートは吉田口ルートより人気が
無いと記載しましたが、富士山の登山時期は7
月1日からの2ヶ月間の短い期間なので駐車場
など大変混雑しておりました。
また色々確認
するとマイカー規制期間が設けられ、登山口
までシャトルバスです。十分に注意して下さ
い!また、宿泊する宿の予約も早めに入れる
事をオススメします!

富士山登山に関る分り易いサイト
登山準備・情報など、とても参考に成ります!
初心者のための登山・キャンプ入門

あっぱれ富士登山
あっぱれ富士登山

富士山に行こう!
富士山に行こう!

基本的には1泊2日でゆっくり登れば個人差があ
るが、高山病の心配は然程無いと感じましたが
いっきに車で五合目まで登る為、体を慣らす事
が重要と感じます。また、ご来光目的で小屋を
夜間に出発しますが、吉田ルートと合流地点か
ら山頂までの区間は大渋滞します。殆ど前に進
まない状態です。しかも7月でも真冬を思わせ
るような寒さと強風!渋滞の中、何時間も耐え
る事に成ります。個人的には富士山では、この
耐える時間が試練と感じるが・・・・・


観光地に様に人が沢山いますが、やはり、独立
峰・日本一の標高富士山の自然は厳しいので、
防寒だけは絶対に装備忘れない様に!


富士山に登る前に、これだけは
把握したい基本情報をご紹介
富士山の基本的な気象条件・遭難事例
こちらへ


富士山からはじめよう
キャンペーン実行委員会より
富士山はじめてハンドブックより



須走口登山道ルート概要


変化に富んだ景観を楽しもう吉田口や富士宮口
にくらべると登山口の標高が低く行程は若干長
くなるが、そのぶん登山者も少ない。1泊2日の
計画がオススメ!魅力はなんといっても、次々
を変わる植生や景観。歩き出しは針葉樹の森の
なかを行く。そこから広葉樹、低木や高山植物
などが見られるようになりさらに登れば砂礫地
帯となる。富士山のような高山を自分の足で、
目で見て感じて登る御賛味が、もっとも味わえ
るルートといえる。
東に延びる本ルートは山頂
でなくでも御来光がよく望める点も嬉しい下り
は下山専用の「砂走り」を行く。山頂から八合
目までは吉田ルートを共通しているので、分岐
には注意


ガイド本
ルート標高差 1,776m
標準コースタイム
上り7:50 下り3:40





登山データ

          
山名 富士山 標高 剣ヶ峰(3,776m)
場所 静岡県・山梨県
ルート 須走口登山道(須走ルート)
上り
高低差 約1,712m(五合目登山口→剣ヶ峰))
累積標高+2,105m(一日目1,387m・二日目718m)
累積標高-398m(一日目-259m・二日目-139m)

所要時間 約9時間30分(全盲者同伴タイムです)
一日目 4時間55分(登山口→見晴館)
二日目 4時間38分(見晴館→剣ヶ峰)

下り(下山専用ルート 砂走り)
所要時間 約4時間38分(全盲者同伴タイムです)
剣ヶ峰6:04→登山口10:45
(標準時間は約0.8倍)
 沿面距離9,777m(須走五合目登山口→剣ヶ峰)
 往路 ピストン(但し下山は専用路)沿面距離17,935m
コース時間等、詳細
(全盲者同伴タイムです。)
上り一日目
登山口 標高2,000m 11:30出発

長田山荘 標高2,400m 13:00着
登山時間90分 距離2,385m 標高差400m


長田山荘 標高2,400m 13:10出発

瀬戸館 標高2,610m 14:05着
登山時間55分 距離1,081m 標高差210m
登山口より
登山時間2時間25分 距離3,406m 標高差610m



瀬戸館 標高2,610m 14:10出発

見晴館 標高3,145m 16:25着
登山時間2時間15分 距離2,536m 標高差535m
登山口より
登山時間4時間55分 距離5,942m 標高差1,145m



上り二日目
見晴館 標高3,145m 01:30出発

剣ヶ峰 標高3,776m 06:04着
登山時間4時間34分 距離3,835m 標高差631m
登山口より
登山時間9時間29分 距離9,777m 標高差1,779m 

下り(下山専用ルート 砂走り)
所要時間 約4時間38分(全盲者同伴タイムです)
剣ヶ峰6:04→登山口10:45
(標準時間は約0.8倍)
この登山に関連する山小屋 須走ルート関連のみです吉田ルートと合流地点から表示しておりません。
菊屋

長田山荘

瀬戸館

太陽館

見晴館

江戸屋
高山植物 富士山高山植物 関連サイトはこちらへ
登山 2010年07月12日~13日 曇り
視覚障害者 三ツ星会
登山ルート

富士山・須走ルートマップ
須走口登山道コース地図
下山は太陽館から砂走りルートと成るが、
山頂から太陽館までのコースも下山道が分
かれている区間が有ります!詳細は下地図
を参照して下さい

富士山・須走ルート詳細
富士山山頂付近

赤い軌跡線は上り
青い軌跡線が下り

吉田口登山道と合流地点や一部、下山道が分かれ
る区間が有り!上りは、上しか無いので迷う事は
無いと思われますが、下山はコースには分りやす
い標識が有りますので分岐点など標識通り通過し
て下さい。従って標識の見落とし等に気を付ける
事が重要!

須走ルート(登山道では赤色表示)

注意 山小屋名
上江戸屋・下江戸屋
と記載してましすが、一般的には
上江戸屋→胸突江戸屋
下江戸屋→江戸屋
と表示してます。





登山ルート・カシミール標高グラフ

上り

富士山・須走ルート標高グラフ
須走口登山口より富士山山頂・
お鉢巡りまでの標高グラフ
下り


富士山・須走ルート標高グラフ下山
富士山・山頂 久須志神社→
須走口登山口までの標高グラフ

上り所要時間
1日目
 登山口→見晴館 4時間55分
2日目
 見晴館→剣ヶ峰 4時間34分

 下り
 剣ヶ峰→登山口 4時間38分

(このコースタイムは全盲者同行です)
標準コースタイム 登り7:50 下り3:40


登山道3Dイメージ

富士山・須走ルート立体図
カシミール3Dより富士山
須走ルートを描写

赤い線が上り
青い線が下り


富士山・須走ルート立体図吉田ルート合流
八合目付近より山頂まで
拡大カシミール3D

須走コース(上り)上江戸屋付近で吉田ルー
ト(上り)と合流

須走コース(下り)下江戸屋付近で吉田ルー
ト(下り)と分岐注意区間です!

急勾配をジグザグに登る様子が良く伺える

赤い線が上り
青い線が下り


富士山・須走ルート立体図遠方
少し離れて富士山・須走口登山道を描写


付近の施設




須走口登山道・富士山登山
登山口→六合目(長田山荘)
ルート紹介


富士山・須走登山口渋滞
9:50
7月駐車場付近の車道です。駐車場に車が溢れ
車道まで車が駐車してある。最近ではこの渋滞
を緩和する為、シーズン中はマイカ規制を行い
シャトルバスを運用しております。
マイカー規制期間


富士山・須走ルート登山口の様子
富士山須走口五合目・登山口より
標高2000m



グーグルマップより須走口登山道
登山口

富士山・須走ルート駐車場注意書き
駐車場は、ご覧の通り満車状態
(駐車台数は200台です)

このページで何度も書かさせて頂きますが、
最近ではシーズン中は、シャトルバスにて運
用と成っております。こちらへ

我々は視覚障害者同行班であり、事務局が事
前に段取りをしたことで特別に駐車を許され
ました。


富士山・須走ルート登山口トイレ
登山口にはトイレも設置されていますが、
使用料が掛かります!


富士山・須走登山口より富士山憲章
富士山憲章

1 富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに
感謝しよう。
1 富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文
化を育もう。
1 富士山の自然環境への負荷を減らし、人との
共生を図ろう。
1 富士山の環境保全のために、一人ひとりが積
極的に行動しよう。
1 富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末
長く継承しよう。

この言葉を深く重んじて登りたいです。


富士山・須走登山口の様子
富士山須走口五合目・登山口の様子
沢山のお店が有りとても賑わってます!


富士山・須走登山口より菊屋さん
11:08
山荘 菊屋さん前で登山準備をします。
因みに菊屋さんでは皇太子殿下がここで
ご休憩された時の写真が飾られています。


富士山・須走登山口より菊屋さんお茶
すると、菊屋さんの店員さんが愛想よく
お茶を入れて下さりました。
とてもご親切!!感謝 感謝
富士山の事など色々教えで下さりました!


富士山・須走登山口より三星会のメンバー
三ツ星山の会の皆さんです。先導者のリックに
は、ザイルが取り付けて有り視覚障害者はこの
ザイルを掴み先導者と一緒に登ります。先導者
は、歩きながら道の状態、景観の様子など話し
ながら、安全第一で誘導しますが安全第一だと
言ってただ道の状態を話すだけでは無く「今、
視界が開けてました!樹林帯に入りました。足
元に綺麗な花が咲いてますよ等」登山状況も楽
しく説明しておりました!


富士山・須走登山口より有料トイレ
11:30
登山準備も終え、とても親切な菊屋さんを
後にして登山開始です!ここにも有料
トイレが設置されてました!


富士山・須走ルートマップ
須走口コースの案内が有りました。
若干、古御岳神社の位置がずれている
様なので少し記載しました。


富士山・須走ルートマップ詳細版
八合目付近はUPで紹介されてます。
この地点は吉田口登山道と合流地点
下山時は分岐地点に注意です

このページでもこの後、
詳しく紹介させて頂きます。





富士山・須走ルートより古御獄神社
11:25
須走口登山道の案内板を過ぎると
大山祗命(おおやまつみのみこと)
を祭神とする古御嶽神社に向います。


富士山・須走ルートより古御獄神社2
神社に軽く登山の成功・安全を祈願し
コースはやや右側に折れます。


富士山・須走ルート標識は赤
登山道には写真の様な案内標識が付けられて
いるので迷う事は有りませんが、足元に表示
されているので見落としに注意です!


富士山・須走ルートより樹林帯
古御嶽神社を過ぎると
コースは樹林帯に入って行きます。


富士山・須走ルートより神秘的な樹林帯
コースはツガやモミなど針葉樹林帯!
とても雄大で、なにか神秘を
感じるスポットである。


富士山・須走ルートより溶岩石の登山道
登山道の様子
コースは溶岩石がゴロゴロしている。


富士山・須走ルートより標識2
11:33
コースより下山道と合流地点が有ります。
その地点には写真の様な標識が有りますが
足元で小さい標識なので見落としに注意

間違えて下山道に行かないように!


富士山・須走ルートより樹林帯を抜ける
11:55
コースは樹林帯から視界が開けきます!


富士山・須走ルートの様子
登山道の様子


富士山・須走ルートより富士山の山頂が見える
ガスに覆われているが
富士山・山頂が見える!

この区間で見られた高山植物


富士山・須走ルートより高山植物1
ムラサキモメンヅル


富士山・須走ルートより高山植物2
オンタデが目に入る!


富士山・須走ルートより六合目標識
12:53
オンタテが群生する開けたコースを
しばらく歩くと六合目後200mの
標識が見えて来ます!


富士山・須走ルートより六合目到着
13:00
六合目・長田山荘に到着です!
長田山荘については
長田山荘についてはは
こちらへ


富士山・須走ルートより六合目トイレ
長田山荘には有料ですが
水洗トイレが有ります。


富士山・須走ルートより周辺の様子
13:20
長田山荘を後にして
次の瀬戸館に向かい登山開始です!



このページのまとめ


【1】
登山口までマイカー規制時期はシャトルバスで
の運用となるので十分に注意して下さい。
マイカー規制は
こちらへ

シャトルバスについては
こちらへ


【2】
須走ルートはやや吉田ルートよりやや距離が延
びるが、自分の足で、目で見て感じて登る御賛
味が、もっとも味わえるルート!東に延びる本
ルートは山頂でなくでも御来光がよく望める点
も嬉しい下りは下山専用の「砂走り」を行く。


【3】
登山道は溶岩道であり、最初の樹林帯には下山
道の合流地点がある。標識があるが間違えて下
山道には行かない様に!


【3】
須走ルートに限らず富士山登山は独立峰である
為、夜間など大変風が強く寒いです。防寒対策
(ほぼ、冬山装備)をお忘れなく!!






③六合目→見晴館ルート紹介

須走ルート富士山
登山カテゴリー

①各富士山コース紹介 ②はじめに・ルートデーター
 登山口→六合目ルート紹介
③六合目→見晴館ルート紹介
④見晴館→富士山剣ヶ峰
(お鉢めぐり・御来光)
⑤下山ルート・砂走り・まとめ 朝霧高原上空より富士山の景観
吉田ルートより
御来光・お鉢めぐり
御殿場ルート 富士宮ルート
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