積雪期 美濃戸から登る八ヶ岳(赤岳)・登山
①はじめに・ルート概要・アクセス
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行者小屋より赤岳の景観
積雪期 八ヶ岳(赤岳)・登山カテゴリ
①はじめに・ルート概要・アクセス | ②美濃戸口→美濃戸ルート紹介 | ③美濃戸→行者小屋ルート紹介 |
④行者小屋→赤岳 (地蔵尾根)ルート紹介 |
⑤山頂からの景観 | ⑥赤岳→行者小屋(文三郎尾根)ルート紹介 |
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積雪期 八ヶ岳(赤岳)
・登山 概要
雪山登山の代表格。雪稜を登り
冬の赤岳山頂へ
雪山登山を目指すなかで、最もスタン
ダードな指標ともされ、冬季も多くの
登山者に登れれている赤岳。通年で山小屋
が営業しており、比較的短時間で密度の
濃い雪山を楽しめが、けっして初級者向き
の山とは言えない。しっかりした装備と
技術を学んでから、憧れの冬の赤岳に挑戦
すことが望ましい。
「雪山登山ルート集」山と渓谷社より
今回の登山
今回の登山は冬山一般的なルートである
美濃戸からのアタックです。北沢ルート
を考えてましたが、過去に一度登った際
に南沢ルートが崩落しており通行が出来
なかった経験より、南沢ルートが気にな
り、南沢で登る事とした。行者小屋で一
泊して後日、「地蔵尾根」にて赤岳を目
指します。
幸い天気が良かったので富士山を拝む事
が出来ました。様子は3ページ目に紹介
します。
下山は、文三郎尾根から行者小屋を目
指し再び「南沢ルート」で下山した。
このページでは、登山道の様子や注意点
など詳細に紹介していきます。
尚 素人が制作した内容なので、参考程度
に読んで頂き、自己責任にてよろしくお願
い致します。
日本山岳会永年会員
山想倶楽部代表 石原達夫さまより
このページ「地蔵尾根」についてアド
バイスを頂きましたので、添付しま
す。必ず読んで下さい。
冬の八ヶ岳は無雪期と異なり高度の登山技術を
要求されることがあります。ここにご紹介の地
蔵尾根は厳冬期には梯子、鎖がすっぽりと雪に
埋まっていて使えないことを前提にしてくださ
い。創楽さんもご指摘されていますが、2月末
から3月頃は、日中の日差しで雪が解け、夜半
の低温で氷化していることがあります。
きっちりとしたアイゼンワークとピッケルさば
きが要求され、場合によってはザイルが必要に
なります。また八ヶ岳ブルーと言いますが、こ
れは気温が低く風が強いためにそうなるので強
風による転落、あるいは凍傷には十分注意して
ください。
特に顔は吹かれるといっぺんで凍傷になります
。以前救助隊に従事していたころ地蔵直下で凍
死された方の検死並びに収容に立ち会ったこと
があります。軽アイゼンを付けていました。
登山データ
山名 | 八ヶ岳(赤岳) | 標高 | 2,899m |
場所 | 長野県 山梨県 | ||
ルート | 南沢・地蔵ルート 1日目 美濃戸口→美濃戸→南沢ルートにて行者小屋 2日目 行者小屋→赤岳→文三郎ルートにて行者小屋 →美濃戸→美濃戸口 ルートデータ 1日目 美濃戸口→行者小屋(南沢) 沿面距離 7,264m 標高差 854m 累積標高差プラス 952m 累積標高差マイナス -98m 所要時間 約3時間31分(休憩含) 2日目 行者小屋→赤岳(地蔵尾根) 沿面距離 1,779m 標高差 530m 累積標高差プラス 550m 累積標高差マイナス -20m 所要時間 約1時間51分(休憩含) ルート全体 美濃戸口→赤岳(南沢・地蔵ルート) 沿面距離 9,043m 標高差 1384m 累積標高差プラス 1502m 累積標高差マイナス -118m 所要時間 約5時間22分(休憩含) 下山 赤岳 9:04 ↓ 行者小屋 10:19 ↓ 美濃戸 12:05 ↓ 美濃戸口 13:16 |
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コース時間等、詳細 1日目 美濃戸口 標高1,495m 10:12出発 ↓ 美濃戸 標高1,725m 11:25着 登山時間1時間13分 距離3,022m 標高差230m 美濃戸 標高1725m 11:32出発 ↓ 行者小屋 標高2,350m 13:50着 登山時間2時間18分 距離4,242m 標高差625m 美濃戸口より距離7,264m 標高差855m 登山時間3時間31分 2日目 行者小屋 標高2,350m 07:01出発 ↓ 赤岳 標高2,899m 8:52着 登山時間1時間51分 距離1,780m 標高差549m 美濃戸口より距離9,044m 標高差1,404m 登山時間5時間22分 |
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関連 山小屋 | 美濃戸口高原ロッジ 赤岳山荘 美濃戸山荘 行者小屋 |
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登山 | 2018年03月18日 | ||
石川さん 早崎さん | |||
登山ルート | |||
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登山ルート・カシミール標高グラフ | |||
このデータはGARMIN eTrexを使用して います。GPS設定は新旧比較 検証へ |
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登山道3Dイメージ | |||
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関連 | |||
登山口 美濃戸アクセス
7:46
富山県より安房峠トンネルにて長野県の
松本を目指します。
9:13
松本より高速に乗りました。
これは諏訪サービスエリアから
目指す八ヶ岳方面を撮影したものです。
八ヶ岳の登山口である美濃戸口は
中央高速「諏訪南」インターを降りて
425号線を利用しました。
道中、「中新田南交差点」付近では、
正面に美しい八ヶ岳を見る事が出来ました!
9:36
中央高速「諏訪南」インターを降りて425号線
より「中新田南 交差点」を付近の光景です。
正面に八ヶ岳が見えて、道が一直線です。ここは
日本なのか?と疑う様な光景です 。
美しい光景です。これから目指します。
北アルプスも綺麗に見えます!!
9:50
登山口である美濃戸口を目指します。
道中は樹林帯を進みます。
樹林の上部が白く凍っているが
放射冷却であろうか?!とても綺麗です。
青空に白く輝く樹林帯が美濃戸口で
出迎えてくれた。
10:15
美濃戸口には有料駐車場があります。
殆ど満車状態です。凄い人気です!
グーグルマップより
美濃戸口の位置です。こちらへ
関東方面より観光バスで登山者が大勢
訪れてます!とにかく残雪期の山なのに
凄い賑わいです!
駐車料金を支払い登山開始です。
駐車場の情報は
こちらへ
美濃戸口にある登山マップです。
今回は、美濃戸口より美濃戸を通過
南沢にて行者小屋にて一泊して翌日
地蔵尾根にて赤岳を目指します。
このページのまとめ
【1】
中央高速「諏訪南インター」を降りて425号線
「中新田南交差点」付近より美しい八ヶ岳の
景観を見ることができます。
【2】
美濃戸口の駐車場は積雪期であっても満車に近い
状態であり賑わっている。早朝到着をオススメし
ます。
【3】
今回は美濃戸(赤岳山荘)まで車の乗り入れは
可能でしたが、林道は凍結しており特に美濃戸口
付近の坂が要注意です。チェーンを装備するな
ど装備する必要があると思われた。とても危険
です。出来るなら美濃戸口で駐車する事を
オススメします。
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