創楽・登山
souraku.jp

『創楽 登山』
積雪期の八ヶ岳(赤岳)の登山より(③美濃戸→行者小屋 南沢ルート紹介)
このページでは積雪期 美濃戸から行者小屋までのルート【南沢ルート】フォを紹介します。道中アイゼンの装着について、沢の通過地点や赤岳の見える地点など詳しく紹介!

積雪期 美濃戸から登る赤岳・登山
【③南沢ルート紹介】

創楽TOP > 山一覧 > 冬期間 赤岳③南沢ルート紹介

美濃戸 南沢ルート
南沢ルート「白河原」より大同心・小同心

積雪期 八ヶ岳(赤岳)・登山カテゴリ

①はじめに・ルート概要・アクセス ②美濃戸口→美濃戸ルート紹介 ③美濃戸→行者小屋ルート紹介
④行者小屋→赤岳
(地蔵尾根)ルート紹介
⑤山頂からの景観 ⑥赤岳→行者小屋(文三郎尾根)ルート紹介
関連 無雪期 美濃戸より赤岳 日帰り登山 関連 冬期アクセスより美ヶ原パノラマコース王ヶ頭
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 南アルプスの山



はじめに


このページでは、積雪期の赤岳登山より
美濃戸→行者小屋(南沢ルート)を紹介します。


ルート概要(南沢)
美濃戸山荘の前でルートは二分する。
ここは右側に進み、堤防を越え南沢に入ります。
堤防を超えると正面には美しいシラビソの樹林帯
が広がり、足元はしっかり道があるものの凍結し
ているので、早めにアイゼンを装着しました。


ルートは橋を通り「布袋欄」が見えるポイントを
過ぎてしばらく進むと、正面に「砂防ダム」が見
えて来ます。

かつてこの「砂防ダム」の地点は洪水崩落した地
点なので、ルートはこの「砂防ダム」の左側に回
り込み新設されている。

この地点からルート勾配が若干キツくなりしばら
く進むと橋を何度か通過します。「沢を蛇行する
感じなので、橋が多いです。」

何度か橋を通過してシラビゾの樹林帯を抜けと「白
河原」と呼ばれる広場に到着!この広場から美しい
「大同心」「赤岳」などの展望を堪能することが出
来ます。


景観が美しい「白河原」より、しばらく平坦なルー
トを進むと「行者小屋」に到着します。


尚 素人が制作した内容なので、参考程度
に読んで頂き、自己責任にてよろしくお願
い致します。





コースデータの紹介



美濃戸
標高1725m 11:32出発

行者小屋 標高2,350m 13:50着
登山時間2時間18分 距離4,242m
標高差625m

美濃戸口より距離7,264m
標高差855m 登山時間3時間31分



カシミール軌跡地図より南沢ルート
カシミール軌跡地図よりこのページで
紹介する「美濃戸→行者小屋」南沢ルート

カシミール標高グラフより南沢ルート
カシミール標高グラフよりこのページ
で紹介する区間「南沢ルート」

カシミール3Dより南沢ルート
カシミール3Dよりこのページで
紹介する区間 「南沢ルート」





美濃戸→行者小屋
南沢ルート紹介



美濃戸山荘より周辺案内図
美濃戸山荘付近にある登山案内板です。
今回の登山ルートを→で示しました。


美濃戸山荘より北沢、南沢ルート案内
11:41
美濃戸山荘より「北沢」「南沢」
の分岐を南沢方面に進みます。


南沢ルート序盤堤防
11:43
小さな堤防の階段を登り、堤防の反対側に
進みます。


南沢ルートの景観よりシラビソ樹林帯1
堤防を過ぎるとシラビソ等の樹林帯となりま
す。登山ルートには、僅かに雪が積り凍って
ました。




南沢ルートよりアイゼンを装着
大丈夫だと思いましが、早めにアイゼンを
装着しました。

正直、この判断は正解でした
この後は、殆ど雪面を歩く事になります。


南沢ルートよりリボン案内
南沢ルートには要所に
「赤リボン」があるので目安に良い。


南沢ルートより仮設の橋
11:58
橋を通過します。この後も紹介しますが、
南沢ルートは幾つか橋を通過しながら行者小屋
を目指します。


南沢ルートより布袋蘭案内
橋を渡ってから、この様な案内板がありま
した。「布袋欄」撮影推奨場所とあります。

高山植物が好きな方はオススメ?の場所か


南沢ルートより仮設の橋2
12:06
ルートは木道等が整備されている。意外と
この様な木道が滑りやすい!注意


南沢ルートの景観よりシラビソ樹林帯2
シラビソ等の美しい緑のルートを歩きます。
写真では分かりませんが、ルート状態は凍結
しております。


南沢ルートより砂防ダム
12:24
しばらく歩くと正面に「砂防ダム」が見えて来る。


2009年南沢ルート土砂崩れの様子

この「砂防ダム」の地点は過去(2009年)に土砂崩
れにて南沢ルートが崩壊した地点です。




南沢ルートより順序

登山ルートはこの崩落して場所の左斜面に新たな
ルートが設置されておりました。

ルート脇にロープ等が設置されているので
分かりやすいを思いますが、確認して進んで
下さい。


南沢ルートの景観よりシラビソ樹林帯3
ここもシラビソなどの樹林帯を
進みます。


南沢ルートより仮設の橋3
12:50
橋を通過します。この後、橋が連続します。
沢を蛇行しながら進むイメージです。


南沢ルートの景観より積雪量の様子
沢の脇を進みます。標高が上がると積雪量が
増えている様子が伺えると思います。


南沢ルートより仮設の橋4
12:53
再び沢渡りです。


南沢ルートより仮設の橋5
12:56
また、また沢渡り


南沢ルートより視界が開ける
若干視界が開けて来た感じがする。


南沢ルートより仮設の橋6
12:59
また、また、また沢渡りです。
これが最後です。

数えましたが、全部で六回ですかね!
よく沢を渡るルートです。


南沢ルートの景観よりシラビソ樹林帯の突入
13:23
沢渡りを終えるとシラビソの樹林帯を通過
します。


南沢ルート白河原からの景観1
13:28
樹林帯を通過すると、周囲は開け
「白河原」と呼ばれる地点に到着します。
正面に「大同心」「小同心」が見える。


南沢ルート白河原からの景観2
「赤岳」も綺麗です。


行者小屋に到着
13:50
景観が美しい「白河原」からルートは平坦となり
しばらく歩くと「行者小屋」に到着します。


行者小屋付近より赤岳の景観
行者小屋からは美しい「赤岳」を見る事が
出来ます。八ヶ岳ブルーが美しい!!


行者小屋付近より赤く染まった赤岳
夕方になると赤く染まった「赤岳」もまた格別


行者小屋付近の夕食
行者小屋の晩飯は豪華です。

早く寝て明日に備えます。

次のページでは
行者小屋→地蔵尾根にて赤岳を紹介します。




このページのまとめ


【1】
美濃戸では雪が少なくアイゼン無しで登れる
感じがしますが、登山道に入ると凍結している
ので、早めにアイゼンを装着する事をオススメ
します。


【2】
ルートはとても整備されており、歩き易い。
砂防ダムが見える地点より、崩落地点を迂回
するルートより若干勾配がキツくなるので注意
しましょう。シラビソなどの樹林が美しいルー
トです。


【3】
ルート中盤より沢を何度が通過します。
ルートは沢を蛇行する感じで登ります。
また、積雪量も増えてきます。


【4】
ルート終盤は「白河原」と呼ばれる広場から
「大同心」「赤岳」などの展望を堪能する事が
出来ます。この辺りからルートは平坦となりま
す。

関連山小屋

美濃戸山荘


行者小屋






④行者小屋→赤岳
(地蔵尾根)ルート紹介

積雪期 八ヶ岳(赤岳)・登山カテゴリ

①はじめに・ルート概要・アクセス ②美濃戸口→美濃戸ルート紹介 ③美濃戸→行者小屋ルート紹介
④行者小屋→赤岳
(地蔵尾根)ルート紹介
⑤山頂からの景観 ⑥赤岳→行者小屋(文三郎尾根)ルート紹介
関連 無雪期 美濃戸より赤岳 日帰り登山 関連 冬期アクセスより美ヶ原パノラマコース王ヶ頭
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 南アルプスの山



創楽 登山
創楽 登山

山と自然 安全のための知識と技術
山と自然 安全のための知識と技術

創楽 富山の山歩き
創楽 富山の山歩き

創楽トップ
souraku.jp


ページのトップへ戻る