富山県の山 僧ヶ岳・越中駒ヶ岳登山
②烏帽子尾根
登山口→前僧ヶ岳ルート紹介
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前僧ヶ岳より僧ヶ岳の景観
僧ヶ岳・駒ヶ岳登山
カテゴリ
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はじめに
このページでは僧ヶ岳登山
烏帽子尾根ルートより
登山口→前僧ヶ岳まので区間を紹介します。
僧ヶ岳
烏帽子尾根ルートより
登山口→前僧ヶ岳ルート概要
林道別又僧ヶ岳線の最高地点にある標高1,2
80m烏帽子尾根登山口から登ります。ルー
トは穏やかな稜線をイメージする僧ヶ岳だが
いきなりロープが整備された急勾配の登り坂
から始まります。周囲はブナの小木が多い、
標高1,350mの標識がある地点まで登ると展
望が開けます。標高1,350mの標識を過ぎる
と「小さい沼」があり沼の周辺は、ぬかるみ
となっているので、慎重に登ります。沼地を
通過すると本格的な登りとなり再びブナ・カ
エデ・マンサクなどが生い茂った樹林帯とな
りますが、標高を稼ぐと再び展望が開け、や
がて宇奈月尾根ルートと合流します。
宇奈月尾根ルートと合流してから尾根の山腹
に付けらたルートを大きくジグザグしならが
ら左手に回り込みます。下界を見渡すと紅葉
時期は目を覆うような素晴らしい景観、そし
て黒部川が作り出した扇状地・広大な日本海
の大展望を満喫できます。景観を楽しみ、し
ばらく進むと標高1,600m地点「左に進むと
宇奈月尾根」「右に進むと烏帽子尾根(前僧
ヶ岳)」の分岐に到着します。今回は「左側
宇奈月尾根側」は通行禁止のロープが張られ
ていたので「右側の烏帽子尾根ルート」にて
山頂をめざしました。後で調べると「左側 宇
奈月尾根」はその昔(太平洋戦争時代)鉱物
資源であるモリブデン運搬道であった。
鉱山道の分岐を烏帽子尾根(前僧ヶ岳)方面
に進むと小さな丸太階段を登ると、視界は一
気に開け日本海から富山平野が一望でき、大
草原が広がるルートとなります。おもわず
「すげー」を言ってしまいました。
展望を楽しみながらルートを歩くと、ルート
の正面に一本の大木を目にします。(大木は
標高1,700m~2,500mに茂るシラビソ)そ
の後、ルートは一部ぬかるみ地帯を通過して
標高1,775mの前僧ヶ岳に到着します。
コースデータの紹介
【登山口】 標高1,280m 8:13出発 ↓ 前僧ヶ岳 標高1,775m 10:16着 登山時間2時間3分 距離3,379m 標高差495m
|
僧ヶ岳登山
烏帽子尾根
登山口→前僧ヶ岳
8:13
登山開始
写真は本日登山をお供して頂いた
当サイト創楽のドメインを取得して頂いた
商工オフィス専務・浅井さん
アミノバリューランニンブクラブint富山
代表ランニング指導者である田中さんで
す。写真には有りませんが(後から出演
して頂きますが)ナチュラリストの吉田
さん 合計3名の素晴らしい方々が同行
して頂きました。
登山開始後、ロープが整備され
やや急勾配のルートを歩きます。ルートは
しっかりしているが、ややぬかるんでいる
ので、スリップなど注意して歩いて下さい。
登山道の周囲は、積雪の重みでなった
のか、小柄でクネクネしたブナの木が
多いです。
登山開始は、こんな感じのブナの木が
多く茂っております。
小ぶりですが、立派に育ったブナの木も
茂っております。赤い「カエデ」のコントラスト
が混じって綺麗な登山道!
しばらく進むと視界が開け登山道より
左側に長栂山・朝日岳が姿を現します。
8:45
標高1,280mの登山口より70m登った
標高1,350m地点に現在地を示した
標識があります。
標高1,350m標識付近には
小さい沼があります。周囲の足元が
悪いので注意して進んで下さい。
小さい沼を通過してから、本格的な登りが
始まります。周囲は樹林帯ですが、
9:00
標高を上げると黒部扇状地から日本海
そして栂海新道の山並みが見えてきます。
正面には、前僧ヶ岳の山並みが
見えて来ます!周囲が開けてきて
テンションが上がります!!
9:27
登山口より約2km程度歩いた地点に宇奈月
尾根ルートと合流します。
合流地点より右折して僧ヶ岳方面に向か
います。
注意
下山時は、疲れ等、下を向きながら歩くと、こ
の地点を知らない内に通り過ごし、そのまま宇
奈月第三登山口に行く恐れがありますので注意
して下さい。実は今回、下山時にお喋りに夢中
になったのか、この地点に気がつかず、そのま
ま宇奈月尾根を下りそうになりました。
ヤバイ、ヤバイ
宇奈月尾根と合流してからの登山道は
視界が開け紅葉時期は最高のシチュエ
ーションを魅せてくれます!
登山道の周囲の様子
綺麗すぎる!
9:39
宇奈月尾根ルートと合流してから尾根の山腹
に付けらたルートを大きくジグザグしならが
ら左手に回り込みます。下界を見渡すと紅葉
時期は目を覆うような素晴らしい景観、そし
て黒部川が作り出した扇状地・広大な日本海
の大展望を満喫できます。
赤や黄色の紅葉樹林に
ひときわ目立つダケカンバの白い樹木
9:43
紅葉と展望を堪能しながら歩くと標高1,600
m地点「宇奈月尾根コース」「烏帽子尾根コ
ース」の分岐点に到着します。
今回は、左側の宇奈月尾根コースは通行止だ
ったので、そのまま(前僧ヶ岳経由)烏帽子
尾根コースから僧ヶ岳を目指します!
「宇奈月尾根コース」はロープが
張られ通行止めでした。
後で調べると「左側 宇奈月尾根」はその昔
(太平洋戦争時代)鉱物資源であるモリブデ
ン運搬道であった。このルートも山頂を目指
せるようです。
標高1,600m分岐より「烏帽子尾根コース」
右側を進んだ様子です。
9:50
そしてしばらく、進むと
小さな木製の丸太階段を登ります。
そして丸太階段を登ると
広大に広がる高原地帯となります!
思わず「オォ~綺麗」と叫びました。
高原より右側は魚津市等の平野と日本海の
展望が広がり、左側は白馬三山等の後立山
連峰の山並みが広がっております!(これ
らの展望は次のページで紹介します。)
9:59
綺麗な稜線を歩くとルート正面に
立派なオオシラビソの木を通過します。
10:13
オオシラビソの木を通過すると
ぬかるみ地帯を通過
ここは慎重に歩きます。
10:16
ぬかるみ地帯を過ぎてしばらく
進むと前僧ヶ岳に到着です!
前僧ヶ岳は古くは御前と呼ばれ僧ヶ岳の風衝地
帯の一角にあたり、大きな木がなく、風衝草原
が広がる。
前僧ヶ岳より僧ヶ岳の景観
次のページでは
前僧ヶ岳から僧ヶ岳区間を紹介します!
素晴らしい展望が待っております!
このページの
まとめ
【1】
登山開始から、結構勾配はキツイので、序盤
は飛ばさずゆっくり登る事をオススメします。
ルートは整備されているが、ぬかるみ等足元が
悪い箇所もありますので慎重に登って下さい。
【2】
宇奈月尾根ルートと合流するが、下山時はその
まま宇奈月尾根を下らない事、疲れお喋りなど
うっかりしていたら分岐に気がつかない場合が
あります。
【3】
その次に旧鉱物運搬道(標識には宇奈月尾根ル
ート)は今回通行止でした。通行が出来ても景
観が良い(前僧ヶ岳経由)烏帽子尾根ルート
をオススメします。
【4】
前僧ヶ岳はその昔、御前と呼ばれ僧ヶ岳の風衝
地帯の一角にあたり、大きな木がなく、風衝草
原が広がる。
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