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『創楽 登山』
新潟県糸魚川市にある頸城駒ヶ岳・登山を紹介します。(西海ルート)
③西海ルート紹介(後編)
このページでは頸城駒ヶ岳・登山西海ルート(後編)を紹介します。

新潟県の山 頸城駒ヶ岳・登山(西海ルート)
③西海ルート紹介(後編)・まとめ


駒ヶ岳山頂より

頸城駒ヶ岳登山
カテゴリ

                            
①はじめに・ルートデーター・アクセス ②西海(海谷)ルート紹介(前編) ③西海(海谷)ルート紹介(後編)まとめ
関連 雨飾温泉から登る雨飾山
富山の山 創楽・登山ホーム 創楽 山一覧表(サイトマップ)



はじめに


このページでは頸城駒ヶ岳・登山より
西海ルート(後編)

登山道の中腹にある「天狗の庭」
と呼ばれる地点から駒ヶ岳の山頂までの
ルートを紹介します!


西海ルート(後編)概要
「天狗の庭」と呼ばれ地点を通過して再び急勾
配を登ります。道中より「高山植物を取らない
注意喚起プレート」地点に到着します。ここか
らは美しい海谷渓谷の山々を堪能できますが、
崖の淵を歩きますので十分注意して下さい。

そこから、もうしばらく登ると、しだいに傾斜
が緩やかになり、静かなブナ林へ入って行きま
す。しばらく進むと「ブナの泉」に到着し、こ
こで乾いた喉を潤します。やがて尾根に出ると
左手に海谷山塊の阿弥陀山が美しく見えだし、
しばらく歩くと「根知谷コース」と合流し、小
さな祠が祀られた駒ヶ岳に到着します。




コースデータの紹介



【天狗の庭】
標高1,080m 10:55出発

駒ヶ岳  標高1,487m 11:38着
登山時間43分 距離1,213m 標高差407m
海谷三峡パークより距離3,071m 標高差779m
登山時間1時間30分



カシミール軌跡地図より
このページで紹介する区間


カシミール標高グラフより
このページで紹介する区間



カシミール3Dより
このページで紹介する区間





西海ルート紹介(後編)



10:57
前ページ「天狗の庭」より再び
ロープが整備された急勾配を登ります。



11:06
ルートには、立入禁止のテープが張られて
いる区間がありますので、十分注意して下
さい。間違えても立入禁止テープの先には
行かないで下さい。



ルート左側に立入禁止テープとロープ
が整備されている区間を慎重に通過し
ます。




11:07
急勾配を登ると高山植物を取らない!注意
喚起プレート地点に到着します。



ここからは、美しい日本海と糸魚川市街地が
見えます!美しい景観です!!



眼下には、先ほどまで居た、登山口のロッジ
等が見えます。この写真より、急勾配を登っ
事が裏付けると思います!



しかし、この景観が良い「高山植物注意喚起プ
レート」地点の足元は、とても狭く左側斜面が
崖になっており大変危険な区間です。撮影に
夢中になって踏み外すと、大変な事になります
ので十分に注意して下さい。



「高山植物注意喚起プレート」地点を過ぎると
ルートは次第に緩やかとなりブナが茂るルート
となります。



11:19
ブナ林ルートより
「ブナの泉」地点を通過します。
ルートの左側に泉があります。



「ブナの泉」よりルートは赤いリボンを頼り
に進みます。夏場など見取りが覆い茂ってい
る時期は、ルートが分かりづらく、特にリボン
の位置を確認して進んで下さい。



11:37
しばらく進むと根知ルートと合流します。





11:38
根知ルートと合流して直ぐに
駒ヶ岳の山頂が有ります。山頂は広く
中央に小さな祠と三角点があります。



駒ヶ岳山頂の祠です。



駒ヶ岳の山頂より
やや雲に隠れましたが雨飾山です。



拡大して撮影すると山頂に人影が写ってます。



カシミール3Dより
駒ヶ岳から見た雨飾山



山頂よりお隣
駒ヶ岳の東峰です。



駒ヶ岳山頂より海谷渓谷「阿弥陀山」です。





駒ヶ岳の山頂より、この先は鬼ヶ面山、鋸山へ縦
走できますが、健脚向きの険しいルートとなって
おります。参考まで、機会があれば紹介したいと
考えております。写真は「雨飾山の山頂」から撮
影しました。



そして、今回利用した西海ルートの
イメージ写真です。急勾配を登ってい
る様子が伺えると思います。

下山については、殆ど垂直のハシゴや足場の
悪いロープが整備されている区間は、慎重に
下山して下さい。殆ど岩なので滑りやすいで
す。下山で特に危険を感じた区間は、アルミ
はしごの取次です。とても不安定で最初の「
はしご」に足を乗せるまでが重要です。



そして下山後は、車を駐車した「海谷三峡パーク」
の展望台より断崖絶壁の景観が美しい「仙丈ヶ岳」
の景観を堪能する事が出来ますので是非立ち寄って
下さい!大迫力です。



仙丈ヶ岳の右皮には鉢山が見えます。
周囲は美しい「海谷渓谷」が広がって
おります。

鉢山はかつて海底火山のマグマの通り道
で、この山は地下の浅い所でマグマが
冷えて固まったヒン岩で出来ております。



海谷渓谷の案内図




「海谷渓谷」について、



海谷渓谷の遊歩道図です。時間があれば
立ち寄るのも面白いと感じます。

駒ヶ岳も海底火山で流れ出た火山噴出物が
隆起して出来た山です。鬼ヶ面山・鋸山
と合わせて「海谷山塊」と呼ばれ尾根伝
いに雨飾山まで繋がっております。



おまけ写真
雨飾温泉道より大岩側の駒ヶ岳
ここにも登山道があります。




このページの
まとめ


【1】
「天狗の庭」地点よりロープが整備された
急勾配が続く、特に「高山植物注意喚起プ
レート」がある地点は景観も良いが、足元
が狭く、左側が絶壁なので、特に注意して
下さい。


【2】
しばらく進むと、傾斜は緩やかとなりブナ
林に入ると「ブナの泉」に到着します。
この付近は緑が茂るとルートが確認しずら
ので、「赤いリボン」を確認しながら進ん
で下さい。


【3】
駒ヶ岳山頂より、ルートは鬼ヶ面山・鋸山
方面にも行けるが大変厳しいルートであり
一般的でありません。


【4】
下山道は、ほぼ垂直のはしごやロープが設置
されている岩壁地帯を下るのでスリップ等
十分に注意して下さい。特にアルミはしご
の取次に注意して下さい。


【5】
下山後は、車を駐車した海谷三峡パークより
海谷渓谷にある「仙丈ヶ岳」の大岩壁の見学
をオススメします。海底火山が引き起こすし
た美しい景観がそこにはあります!



全体まとめ


【1】
駐車場までのアクセスが容易ですが、登山道
は「はしご」ロープが整備された急勾配です。
登山ガイド本では、難易度は低いですが、初心
者の方は経験者と同行する事をオススメします
特に下山時が危険です。


【2】
急勾配地点のルートは比較的わかり易いが、山
頂付近より傾斜が緩やかなブナ林は緑が茂る時
期は見失う恐れがあるので、ルートを示す赤リ
ボンをよく確認して進んで下さい。


【3】
駒ヶ岳山頂より、ルートは鬼ヶ面山・鋸山
方面にも行けるが大変厳しいルートであり
一般的でありません。


【4】
下山後は、駐車場のある海谷三峡にある仙丈
ヶ岳の大岩壁の展望台をオススメします。





関連 雨飾温泉から登る雨飾山

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