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『創楽 登山』
日本一の落差がある称名滝付近の八郎坂から登る弥陀ヶ原・室堂について紹介します。
(④獅子ヶ鼻から天狗平ルート紹介)
このページでは、紅葉時期の獅子ヶ鼻から天狗平を紹介します。

八郎坂から登る 弥陀ヶ原・室堂
④獅子ヶ鼻→天狗平ルート紹介

創楽TOP > 山一覧 > 八郎坂から登る弥陀ヶ原・室堂 ルート紹介(④獅子ヶ鼻→天狗平)

八郎坂から登る弥陀ヶ原・室堂 ルート紹介(④獅子ヶ鼻→天狗平)
紅葉時期 獅子ヶ鼻より

八郎坂から登る弥陀ヶ原・室堂

①八郎坂→弘法ルート紹介 ②紅葉時期 八郎坂からの景観 ③弘法→弥陀ヶ原ルート紹介
④獅子ヶ鼻→天狗平ルート紹介 ⑤天狗平→地獄谷歩道ルート紹介 ⑥地獄谷歩道→室堂平・まとめ
関連 5月立山・登山 関連 称名滝から登る大日岳縦走
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 富山の山歩き



獅子ヶ鼻→天狗平
ルート紹介


このページでは「一の谷道・獅子ヶ鼻コース」
より獅子ヶ鼻から天狗平までの区間を紹介しま
す。

獅子ヶ鼻とは、

弘法大師様が修行したとされる場所
それが、獅子ヶ鼻です。

立山信仰登拝/立山六禅定のひとつ
「鎖禅定」の場所でもあり急勾配の鎖場が
続きます。過去にも滑落事故が発生してお
り注意が必要な区間です


今回、撮影をしなかった為、明確な位置は
記載できませんが、ここには2つの岩屋があり、

「東側には役行者」
「西側には弘法大師像・不動明王像」

が祀られております。

機会がありましたら、調べてご紹介したいと
思いますが、分かり易いブログがありました
のでリンクします。
こちらへ





カシミール地図よりこのページで紹介する
(獅子ヶ鼻岩~天狗平)のコースです。
沿面距離3.5kmです。



ガイド案内による本ルート紹介
獅子ヶ鼻の岩場は
「足下注意・増水時注意!」
と書かれております。



獅子ヶ鼻の岩場は剱岳・早月尾根最終難所の
カニのハサニのクサリ場と傾斜が良く似てい
て、大変だと思っていたが、カシミール標高
グラフで見ると、急坂に見えない。

八郎坂の終盤の方が、斜度が有るように
見える。実際はもちろん急坂です。



カシミール3Dよりこのページで
紹介する区間



いよいよ弘法大師様が修行したとされる
獅子ヶ鼻岩場を登ります。クサリが整備さ
れている。



登り初めは、獅子ヶ岩正面向かって左側であったが、
右側に大きくズレ獅子ヶ岩の右側を登る事になる。
写真で判るように、かなり急坂です。



獅子ヶ岩場登山中に足元を撮影したものです。
見ないほうが良いかも!
 
下りの方も注意して弥陀ヶ原を目指して下さい。



登山道の一部は階段場に成っていました。
一体どの時代に誰がこんな凄い場所に階段を造っ
たのか?想像する。 昔の立山修験の時代は、も
ちろんクサリなどは無かったと思う。難所で有っ
た事が、少し分る気がした。クサリが整備されア
リガタイ時代に登山出来て感謝する。

大変 滑りやすい

この区間で滑落事故が最近多発しております
十分注意して下さい





獅子ヶ岩場登山中の周りの景観です。
綺麗に紅葉した樹木が緊張感を和らげる。



遂に獅子ヶ鼻岩に到着しました。
岩場の奥には弘法大使様がいらっしゃいました。
登山の安全を祈りました。



獅子ヶ鼻からドローンを飛ばした場合
この様な景観が広がります。
弥陀ヶ原と鍬崎山の美しい展望が
広がっております。
山岳立体マップソフト「頂」使用



獅子ヶ岩に危険だが、登り、弥陀ヶ原を
見ると、先ほど付近を歩いた弥陀ヶ原ホテルが
見えました。位置関係が良く分る。



獅子ヶ鼻岩を後にして、クサリ場を少し登ると
平坦な草原に出てこの標識が有ります。この弥
陀ヶ原~室堂のコースは、今回登りでトライし
ているが、殆どの方が、下り(室堂→弥陀ヶ原)
なので、下りの方は、ここから急坂の下山(獅子ヶ
鼻岩場)に成ります。 

充分に注意して下さい。(足場は泥壁など)
大変滑りやすいです。



標識付近からの弥陀ヶ原の景観です。
こちらの方が標高が高いので、獅子ヶ鼻岩場のよ
うな谷がある事が、まったく見えません。

そのまま平坦に弥陀ヶ原に行けるように見えます。



天気が良ければ、こんな感じで
薬師岳が見えておりました。
山岳立体マップソフト「頂」使用



奥大日岳が、近づいて来ますが、山肌に隠れて
見えずらなります。
野原に樹林・赤や黄色に紅葉した葉が
綺麗に調和する。



奥大日岳が山上しか見えない様に成りました。



とうとう奥大日岳が見えなく成り、替わり
に樹林帯に入って行きます。
恐らくこの辺が天狗ノ鼻付近と思われます。



ドローンを使用したらこの様な
奥大日岳が撮影できたと思います。
山岳立体マップソフト「頂」使用



この辺の樹林の緑と赤のコントラストが
マッチしている。弥陀ヶ原とはまた違った装い
を魅せる。獅子ヶ岩場を通った価値あり!



紅葉は綺麗ですが、チングルマはご覧の通りです。
きっと夏場に素晴らしい花を魅せていたと思います。
季節が代わると違った装いを見せるのも山の楽しみか?



気が付けば、奥大日岳が後方の方に有りました。
そしてガキの田もまた美しい



そして要約今まで、天狗山に隠れていた
立山が姿を現す。今回の登山で薬師岳・大日岳・
奥大日岳・鍬崎山しか見ていませんでしたので、
立山が視野に入ってとても感動しました。

八郎坂からもう10kmは歩いています。
欲が出て剱岳を探すが、まだのようだ!



歩くにつれ、立山がはっきり見えて来ます。
とても雄大です。右側に立山高原ホテル
が見えます。



別山も見えます。写真のやや右側に白い煙
が見えますが、これは地獄谷の煙です。



写真中央に何か尖った物が少しだけ見え出す。
そうです遂にあの剱岳が姿を見せ出します。
感激





舗装道路分岐点近くで、
あまりにも景色が良く足早に通り過ぎるのは、
もったいなく休憩を取ります。

ここで、ガスコンロでお湯を沸かしコーヒータ
イムです。とても旨かった!ただこのガスコン
ロ着火せず困っている所に、親切な方がマッチ
を下さり助かりました。

原因は恐らく風で着火源にガスが風に流され着
火しなかったと思われます。このタイプのガス
コンロはライターかマッチ厳守か?

結果オーライ・旨いコーヒーが飲めたので良
しとする。この時間に、おにぎりも食べる。

この地点で八郎坂から12km地点 
到着時刻11:50です。
所要時間4時間20分



天狗平 高原バス道路より、この標識から歩道
に入ります。歩道で擦れ違う人が多く、ここ
から行く、弥陀ヶ原は人気が高いようだ!



歩道から高原バス道路に入った所です。
バスも人も写っていませんが、実際は沢山の人
がいます。実際このショットを撮るのに結構粘
りました。また道路中心の広い部分に高原バスが
停車し三脚とカメラを抱えた写真家?沢山下りて
行く所を見る。



帰りのバスから見た(天狗平・鏡石付近)
今回歩いた天狗平・獅子ヶ鼻の岩場・
弥陀ヶ原です。



上の写真をカシミール3Dで描写しました。
赤い線が登山ルート・イメージです。
これを見てもう一度上の写真を見ると、実際
のコースイメージが分かるかも知れません。
気持ちの良いコースです。


獅子ヶ鼻→天狗平
まとめ


【1】
獅子ヶ鼻の岩場はクサリが整備された急斜面
であり、大変滑りやすい環境なので注意して
進んで下さい。特に雨天時は要注意です。


【2】
獅子ヶ鼻から天狗平までの区間は穏やかな
平坦地(ガキ田)も多く点在する自然の宝庫
静かで穏やかなトレッキングが楽しめます。


次のページでは「天狗平」から「地獄谷」
までの区間を紹介します。







⑤天狗平→地獄谷歩道ルート紹介

八郎坂から登る弥陀ヶ原・室堂

①八郎坂→弘法ルート紹介 ②紅葉時期 八郎坂からの景観 ③弘法→弥陀ヶ原ルート紹介
④獅子ヶ鼻→天狗平ルート紹介 ⑤天狗平→地獄谷歩道ルート紹介 ⑥地獄谷歩道→室堂平・まとめ
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