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『創楽 登山』
初心者でも楽しめる高尾山・登山
初心者でも楽しめる高尾山・登山⑤
人気コース1号路・表参道(後編)このページでは表参道の薬王院山門から高尾山までの区間を紹介します。薬王院、石ぐるま、高尾山天狗、八大竜王、仁王門、一億円トイレなど見所が多い賑やかなルートです。

初心者でも楽しめる高尾山・登山
⑤人気コース1号路・表参道(後編)

創楽TOP > 山一覧 > 高尾山登山(⑤一号路表参道 後編)

【高尾山登山】⑤人気コース1号路・表参道(後半)
高尾山・登山(トレッキング)
(599.15m)

このページでは、
高尾山 人気の登山コース
1号路・表参道(後編)
をご紹介します。


高尾山・登山カテゴリー

①はじめに・コース概要 ②アクセス・駐車場~登山口 ③1号路(表参道)・前編
④1号路(表参道)・中編 ⑤1号路(表参道)・後編 ⑥景観・ダイヤモンド富士
⑦陣馬山コース(~小仏城山) ⑧稲荷山コースより高尾山  
関連【東京タワー・昇り階段】
楽しくクイズに答えて!
創楽・登山ホーム サイトマップ(山もくじ)  




1号路・表参道(後編)


薬王院・山門→高尾山・山頂
までを地図や標高グラフを交え、
分かり易く紹介致します!
(消費カロリーも掲載しました!)

創楽では、

高尾山1号路・表参道を
前編 中編 後編
3ページ構成にて詳細に紹介致します!


このページは 後編 です。

この中編から紹介する1号路(表参道)
は大変人気があり
登山者(観光客も含め)で賑わってます!

見所も沢山あり、茶屋も多く、
観光地を歩く感じがしますが、

昔からの修験の山を感じされる自然も多く

とても魅力的なコースと感じました。

このページでは、標高グラフ・地図を用いて
出来るだけ詳細に
高尾山・1号路リフト終着駅→高尾山
までを紹介致します!




登山コースデータ

高尾山・1号路(表参道)全体のカシミール標高グラフ
1号路(表参道)より
全体のカシミール標高グラフ


高尾山・1号路(表参道)カシミール標高グラフ(中盤・後半)
1号路(表参道)カシミール標高グラフ
リフト終着駅(山上駅)→高尾山
中編・後編


前編(ケーブルカー区間)の部分を
カットして大きく表示したグラフ

グラフは詳細なので凸凹してますが、
殆ど平坦です。


沿面距離 2,141m

累積標高差+204m
累積標高差-79m


所要時間 51分

消費カロリー 305Cal

山上駅(リフト終着駅)出発10:21

高尾山 到着11:12

標高グラフ 1号路(表参道)後編ポイント箇所
カシミール標高グラフ
1号路(表参道)後編より
ポイント箇所を掲載


1号路(表参道)
山門から高尾山まで
写真による紹介

高尾山・山門に到着
高尾山・山門に到着

山門は総檜造り立派な山門です。
一礼して通ります。


増長天
増長天

持国天
持国天

高尾山の山門の中には東西南北
を守護する四天王が祀られ

二身体が安置されている門が多いが
四身体は大変珍しいそうです。

因みに
山門は四天王門とも呼ばれ

東から
持国天 広目天 増長天 多聞天

写真は、正面に祀られている

写真上 持国天
写真下 増長天


山門では、一礼して境内に入ります。

四天王については こちら

山門をくぐったら左手に水屋がありますので
お清めをします。


山門通過後、道なりに紹介致します。

(山門周辺)
山門周辺案内図
山門(四天王門)を潜ってからの周辺は、
良縁・開運スポットが多く、これらを合わせて
山門周辺・開運ゾーンと紹介させて頂きます。

10:53

六根清浄石くるま


山門を潜り、直ぐ右側にあるのが
六根清浄石車です
六根清浄石車

普段の生活の中で、
意識する・しないに関わらず
罪を犯しているようです。
犯罪という意味だけではなしに、

単純に好きとか嫌いと判断することでさえ、

好きと思えば欲もでる
嫌いと思えば怒りにつながる。

そういった、心の汚れを、
目や耳や呼吸や汗を通して、
また、畏れる、恥じる、反省することを通して、
「眼耳鼻舌身意」を清らかにすることが

六根清浄と紹介されてます。



六根
(眼・鼻・耳・舌・身・心)

を清浄に

そして、
清らかな気持で、日々の生活を過します。


石車は

懺悔・懺悔(ざんげ・ざんげ)六根清浄

と唱えながら回します!
石車
高尾山内をぐるくる歩き、
境内の六根清浄をぐるぐる回し
日々の生活で汚れて
しまった六根を清めるには

六根石めぐり

詳細は こちら




六根清浄石車の隣には
大きな高尾山・天狗像が祀られます 


高尾山の天狗さま

前ページ1号路・中編(天狗の腰掛け杉)
でも紹介しましたが、
高尾山の天狗様は、
高尾山の精霊とも言うべき存在で

高尾山・薬王院

御本尊 飯縄大権現様の信仰
の霊域を護っておられます。

また高尾山は修験道 根本道場
として知られており、

山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、
やがて高尾山の霊気と融合して、
呪力などを体得して大先輩となり

山伏の姿が天狗と同一視されることもあります


高尾山の天狗さま

そして天狗さまは、
精神努力する私たちにも、
困難を乗り越える力を与える下さる
と有ります。


「高尾山の天狗さま」案内板
「高尾山の天狗さま」案内板

天狗については こちら


六根清浄石車・天狗像に続き
その隣には「納札堂」が有ります
納札堂
納札堂のお隣には
八大龍王が祀られてます。


八大龍王

八大竜王は、仏法を守護する
雨や水の神様です。

高尾山では福寿・円満の神様として祀られ
龍王は弁財天鎌倉の銭洗い弁財天)と
深い関係であり、足元には水が流れており、
この水でお金を洗うと資本金として
増えるそうです。


八大竜王像
八大竜王像

自身の罪障の洗浄と福徳増進のため心を込めてご祈念下さい
自身の罪障の洗浄と福徳増進のため
心を込めてご祈念下さい

と有ります。

この八大龍王堂は平成五年の建立です。


八大龍王様のお隣には、

倶梨伽羅龍王さま
が祀られてます

倶梨伽羅龍王
倶梨伽羅(くりから)堂には
不動明王が持つ剣に二匹の龍が絡んでます

これは、龍が交尾をしている姿ともいわれ
それゆえに
除災招福以外に「縁結び
にご利益があるそうです

ここには「恋みくじ」が有ります。
恋みくじ
カップルにはオススメスポットでしょうか?


山門(四天王門)より道成り左側に
平成22年9月に建立された
願叶輪潜
(ねがいかなうわくぐり)

が有ります。

願叶輪潜
ご本尊の智慧(ちえ)の輪であり、
願いを掛けながら輪を潜り、
そしてご本尊に願いが届くように
大錫杖を鳴らすと願いが叶うそうです!

その時、住所と名前を唱える事を忘れずに!

山内のお礼所にて

叶うわ守 300円
にてさらなるご利益を頂けるそうです。

また、願叶輪潜にちなんで作った
油を使わないドーナツ(200円)
山内喫茶小坊「一福」で販売されてます。

詳細は こちら


山門周辺 ご利益スポットを過ぎると
修行大師様お礼授与所
が有ります。

修行大師様とお礼授与所
修行大師様とお礼授与所


修行大師様とお礼授与所
修行大師(弘法大師)に

身体の健全をお願いや
学業成就・志望校への合格成就を
「ご祈願木」に名前を書き納めます。

その後、「こ祈願木」は春の火渡り祭、
または秋の大祭の柴燈護摩供の際に
お炊き上げいたします。

と有ります。

お礼授与所では
ご利益のあるお守り、縁起物
が販売されてました!

詳細は こちら


お礼所を過ぎてしばらく歩くと
仁王門に到着します

仁王門
仁王門の階段を登ります


仁王門
仁王門の前には案内板が有ります

とても参考に成りました




「高尾山・薬王院 本堂」に到着
10:58
「高尾山・薬王院 本堂」に到着

祭神
開山本尊 薬師如来
中興本尊 飯縄権現


ご利益
諸願成就

明治34(1901)年に建立された入母屋造り。
高尾山の中心となるお堂です。

真言密教のお寺なので中に入ると
中央に護摩壇があり、
護摩供は一日に五回ほど行われ、
時間は決まっているそうです。

参拝者は誰でも中に入ることができますが、
願い事を記入した護摩木を納めた人は
読経中に名前を唱え、護摩供が終わると
護摩壇の裏の飯縄大権現像を
拝観することができます。


護摩を申し込みは寺務所にて
護摩を申し込むには、
山門(四天王門)を潜って左にある
寺務所で受付をします。


薬王院

沿革
天平16年(744年)に聖武天皇
勅命により東国鎮護の祈願寺として、
行基菩薩(奈良の大仏・建立の責任者)
により開山されたと伝えられてます。

その際、本尊として薬師如来
安置されたことから薬王院と称します。

そして永和年間(1375年-1379年)
京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、
飯縄権現を守護神として奉ったことから、
飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の
道場として繁栄することとなります。

高尾山 薬王堂
公式ページは こちら


高尾山を目指す階段を登り
本堂より左側に、本社・奥の院を経て
高尾山を目指す階段を登りますが


本堂の右側に「愛染堂」がある
本堂の右側に「愛染堂」がありますので、
参拝を忘れずに!


祭神
愛染明王(あいぜんみょうおう)

ご利益
良縁成就、寿福長生、縁結び


そして
大師堂
大師堂
弘法大師が祀られおり

お堂の周りには大師さまが
グルリを囲む様に並んでおります。

そこには、
四国巡礼八十八ヶ寺のお砂が納めており、
四国の巡礼を同等のご利益が得られる
と有ります。

江戸時代中期の建立で、
1978年(昭和53年)に
東京都指定有形文化財
に指定されております


十善戒
十善戒(じゅうせんかい)

日々の生活で実践して
仏の教えを体験しようとあります。

十善戒については こちら


下山時に立ち寄りました
今回、これらのスポットは、
下山時に立ち寄りました。


そして、鳥居をくぐり
薬王堂 本社
薬王堂 本社
11:05
薬王院 本社


正式名称
真言宗智山派大本山
高尾山薬王院有喜寺


本尊
飯縄権現

正面に青銅の巨大香炉があり、
左右に小天狗と大天狗の
立派な青銅像が立っている

小天狗・大天狗については こちら


高尾山薬王院有喜寺

薬王院の中心となる本社で、
飯縄権現を祀る社殿(神社)である。
現在の社殿は1729年(享保14年)に
本殿が建立され、1753年(宝暦3年)に
幣殿と拝殿が建立されました。

1805年(文化2年)・1965年(昭和40年)・
1998年(平成10年)に大改修を行なっている。

江戸時代後期の代表的な神社建築で
1952年(昭和27年)に東京都指定有形文化財に
指定されています。
入母屋造の本殿と拝殿を
幣殿で繋いだ権現造です。

社殿全体に華麗で極彩色の装飾が
なされていることが特徴で
社殿前方には鳥居があり、
神社であることが分かります。

寺院の中にある神社という形態は神仏分離
以前の神社の姿の一つの典型例といえ
本尊の飯縄大権現立像は異形の仏として有名

ウィキペディア より


従って

高尾山・薬王院」と「本堂・本社
の違いは、

双方とも「本尊 飯縄権現」ですが、
本堂はお寺・本社は神社


という扱いに成ります。
お寺と神社のお参り方法の違いは
こちら

お礼授与所の前を通り、高尾山頂方面へ
お礼授与所の前を通り、高尾山頂方面


「高尾山頂方面」と案内のある階段
しばらく進むと、
高尾山頂方面」と案内のある階段
こちらを登ります!


奥ノ院(不動堂)に到着
奥ノ院(不動堂)に到着!
しかし正面の扉は閉じてました。

気になって近寄ってみると
注意書きがありました。


注意書より

当山奥之院は中興開山以来高尾山の
信仰の根源修験道の根本道場であります。

清浄結界及び文化財保護のため
一般者の入堂を堅くお断りいたします。

なお御信徒各位には近辺をふらつきまわる
悪質な祈祷業者が出没しますのでくれぐれも
ご注意下さいますようお願い申し上げます。

またこれらについては、
当山とは一切関係はございませんので
申し添えます。

当山


一般者なので
遠くから簡単に参拝を済ませ
先に進みました。


奥ノ院の後方には浅間社
奥ノ院の後方には 浅間社

富士山信仰の関わる浅間社が
高尾山・薬王院の一番高所に有ります。

古来より高尾山が富士山信仰に
深く関わっている事がうなずけます。

詳細は こちら

富士浅間社
是非、お立ち寄り下さい!


高尾山は浅間社の横から進みます!
高尾山・薬王院、今回、進んだコース
高尾山・薬王院
今回、進んだコースです


豊かな自然を堪能できる空間
ここまで登ると、
舗装道から木道となり
ベンチも整備されてます!

豊かな自然を堪能できる空間です!


総工費1億5千万円の豪華トイレ
11:11

そして、暫く自然を堪能しながら歩くと
総工費1億5千万円の豪華トイレ
に到着します。


高尾山・薬王院、今回、進んだコース
豪華トイレを利用させて頂きましたが、
流石に、とても綺麗でした!

利用時間が指定されてますので
注意して下さい。


コース分岐点
豪華トイレを過ぎると直ぐに
コース分岐点に到着します。

左側からは、5号路を経て3・6号路
陣馬山・城山(近道)となります。
コース分岐案内板


道が開け
分岐を過ぎると道が開け


高尾山 山頂に到着
11:12
高尾山 山頂に到着です。

お疲れ様でした!


高尾山・一号路(表参道)
コースマップ

高尾山・一号路(表参道)コースマップ
今回の登山コースの経路です。


次のページでは
高尾山 山頂からの景観
ダイヤモンド富士

を紹介致します!







⑥景観・ダイヤモンド富士

高尾山・登山カテゴリー

①はじめに・コース概要 ②アクセス・駐車場~登山口 ③1号路(表参道)・前編
④1号路(表参道)・中編 ⑤1号路(表参道)・後編 ⑥景観・ダイヤモンド富士
⑦陣馬山コース(~小仏城山) ⑧稲荷山コースより高尾山  
関連【東京タワー・昇り階段】
楽しくクイズに答えて!
創楽・登山ホーム サイトマップ(山もくじ)  



高尾山登山の人気コース1号路(表参道)紹介

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