創楽・登山
souraku.jp

『創楽 登山』
富山の山 細蔵山
2009年(平成21年)に登山道が整備された細蔵山 2013年「富山の百山」に選定されたが迷いやすく藪こぎとなるため、経験者と同行を要する山である。
②細蔵山ルートデータ・登山口(早月川・徒渉)アクセス紹介

富山の山 細蔵山・登山
②ルートデータ・登山口アクセス
(早月川・徒渉)


残雪期 千石城山より細蔵山
(赤谷山よりやや左下)


細蔵山 登山・カテゴリー

             
①はじめに・アクセス
(伊折橋手前・左折ルート)
②アクセス(早月川・徒渉)
ルートデータ
③細蔵山 登山道の紹介
④細蔵山からの景観・まとめ
関連 大熊山 関連 中山 関連 クズバ山
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 富山の山



はじめに


前ページでは「細蔵山・概要と登山口
までのアクセス「伊折橋手前左折ルー
ト」を紹介しました。このページでは
「細蔵山登山ルートデータ」・もう一
つの登山口までのアクセス方法「早月
川徒渉」を紹介します。

注意事項
このページでの「早月川徒渉」について
は北日本新聞社発行「富山の百山」改訂
版に記載されている内容の補足として記
載しております。本にも記載されており
ますが増水時は絶対に徒渉しないで下さ
い。自己責任にてお願い致します。



18.10追記 
2018.10月 細蔵山にて
遭難が発生しております。
安易には近づかないで下さい。


細蔵山 登山口
アクセスの紹介


はじめに

先ず北日本新聞社発行
「富山の百山」でのアクセス紹介文
を紹介します。

上市町市街から県道剱岳公園線「333号」
を進む。伊折橋の手前で早月川右岸沿いの
工事用道路に入り、木ノ根谷の崩壊地を高
巻き、河原に出た所で車を止める。河原を
200mくらい歩くと、尾根末端手前の左に
登山口がある。


「富山の百山」改訂版
上市町市街から県道剱岳公園線「333号」
を進む。伊折橋の手前で早月川右岸沿いの
工事用道路に入るが荒れており、木ノ根谷
手前から歩きとなる。渇水期は、対岸の小
曽谷手前から早月川を徒渉して登山口に行
ける。(増水時不可)尾根末端手前の左に
登山口がある。




旧版と新版の違い
旧版では登山口200m手前まで車の乗入れが
出来たが、新版では木ノ根谷手前までに変更
され、その後は徒歩で登山口を目指すとあり
ます。後、渇水期に限り小曽谷手前から早月
川を徒渉して登山口を目指す事が追加され
ました。

今回は、この「富山の百山」改訂版のアクセ
ス案内を元に紹介します。




登山データ

     
山名 細蔵山(ほそぞうやま) 標高 1,551m
場所 富山県 上市町
ルート 本道

沿面距離 4,632m

標高差 970m
累積標高差プラス 1,172m
累積標高差マイナス -201m

所要時間2時間27分
(通常1.5倍)

下山 2時間
 登山口→細蔵山 沿面距離 4,632m
 往路  沿面距離9,264m
コース時間等、詳細

上り
登山口 標高581m 8:30出発

1,234mピーク辺り 標高1,234m 9:38着
登山時間 1時間08分 距離2,296m 標高差653m


1,234mピーク辺り 標高1,234m 9:38出発

細蔵山 標高1,551m 10:57着
登山時間1時間19分 距離2,336m 標高差317m
登山口より
登山時間2時間27分 距離4,632m 標高差970m



下山
細蔵山 11:05

駐車場 13:05

関連 山小屋 馬場島荘
登山 2009年 11月05日 曇り
単独
登山ルート


カシミール軌跡地図より細蔵山登山道

登山道概要
登山道は標高559mの登山口から尾根沿いに
標高1,234mの主稜線までロープが整備され
ている急勾配の直登を登ります。1,234mの
主稜線より「細蔵の大杉」など古杉の変化を
楽しみながら、小さなアップダウンを繰り返
し標高1,330mピークに向かいます。そこか
ら一旦最低鞍部はで80メートル下り、一気に
300m登れば山頂ですが、2009年から2018
年までブログやSNSで「細蔵山・登山」の
紹介では、登られた殆どの方が急勾配が終え
主稜線に出る「1,234m」付近からの山頂
までのアクセスが「藪こぎ」でルートが不明
迷っております。
登山される方は万が一道
に迷っても戻れる軌跡データを残せるGPS
の持参と初心者は経験者と同伴して下さい。


登山ルート・カシミール標高グラフ

細蔵山 標高グラフ
登山口→細蔵山

沿面距離 4,632m

標高差 970m
累積標高差プラス 1,172m
累積標高差マイナス -201m

所要時間2時間27分
(通常1.5倍)


登山道3Dイメージ


カシミール3Dより細蔵山ルートイメージ




カシミール3Dより細蔵山と剱岳などの
山の位置関係


付近の施設
馬場島



細蔵山 登山口案内
早月川・徒渉


はじめに
ここで紹介する登山口までのルートは「富山
の百山」で紹介されているルートです。本の
内容だけでは登山口まで到着する事は困難と
思われ作成しましたが、早月川の増水等、危
険な箇所もあります。ダメだと感じたら速や
かに退避して下さい。また下山時も早月川を
徒渉するので天気予報など十分確認して下さ
い。下山時に増水している場合があるので、
くれぐれも自己責任にてお願いします。



上市町市街から県道剱岳公園線「333号」
より剱岳の景観が素晴らしい伊折橋を通過
します。



12月頃の伊折橋より剱岳の展望です。
こんな感じで剱岳を堪能する事が出来ます。



伊折橋を通過すると伊折集落を道なりに
通過します。



馬場島6kmの標識を通過します。
ここは直線ルート



昔はこの辺りに剣青少年研修センター
がありました。



しばらく進むと左側に早月川と合流します。
ちょっと分かりづらいが、左側に河川に下る
砂利道が見える。車はその砂利道の手前の右
側車道に一部駐車スペースがあり、ここに駐
車しました。この写真では分かりずらいが
もう少し先に小曽谷のお地蔵さまが居られ
ます。




グーグルマップより
車の駐車位置




道路の脇の空きスペースに車を駐車する。



車の駐車位置より馬場島方面を
見ると道路脇に小曽谷のお地蔵
さまが居られます。



小曽谷のお地蔵さま



先程の早月川に下る砂利道を下り
早月川を徒渉します。



5月の早月川の状態です。
「富山の百山」では渇水期とあります。
これだけでは、曖昧なので徒渉する・
しないは、自己判断となります。

くれぐれも自己責任にて行動願います。
当サイトは一切責任は負えません。


無理と感じが場合は、前ページで紹介した
伊折橋手前左折ルートとなりますが、
ここも難易度が高いです。

こちらへ

どうして、こんなにアクセスが悪い山
を「富山の百山」に選定したのか?
ちょっと疑問を感じる。山頂からの剱岳
の景観が素晴らしいからなのか?
一応「富山の百山」踏破を考えて居られる
方専用として、このページを作成しており
ますが正直、オススメはしない。

経験者が残雪期に登る山と感じます。



自分が、この山に登った頃は
工事用の仮設の橋がありましたので
容易に登山口のある向こう岸まで行けた
のと、登山口までのペイントによる表示
も分かり易く点在していたからです。

2018年は、全く状況が違います。


<

2010年1月 山と渓谷社発行 17富山県の山
新・分県登山ガイド「改訂版」の紹介での
アクセスはこの工事用の仮設の橋を通過する
ルートで紹介されております。



2018年1月山と渓谷社発行 17富山県の山
分県登山カイドでは「細蔵山」の紹介はあり
ませんでした。このようなアスセスが不便で
あり、ルートも迷い易いにで
削除されたのか?



早月川を徒渉して向こう岸に着くと
右側に進みます。ここからの案内は
伊折橋手前左折と重複します。



石積を左側にして少し進んで、「石積」
の向こう側に行きます。ルートは写真参照



すると、正面に写真のような
岩に石が積んである「ケルン?」が
見えてきます。岩には「細蔵山」と
書かれているが、風化で「細」の
文字が何とか確認出来る。



2009年 登山道が出来た頃は
こんなに分かり易い表示がありました。



そして、「細蔵山」と書かれたケルン?
の大体20から30m先に登山口と書かれた
岩があります。「草に隠れてるいる可能性
もあります。」



2009年 登山道が出来た頃の
同岩です。綺麗です。



そしてその「登山口」と書かれた
岩の左側が切り開かれ登山道があり
ます。写真では認識しずらいですが、
赤いリボンが枝に付けられておりまし
た。



登山口を示した赤いリボン?
拡大写真です。



車を駐車して早月川を徒渉して登山口まで
のルートイメージです。



グーグルマップより「石積」と「登山口」
までのルート図です。


<
車を駐車した反対側の岸から
登山口付近を拡大して撮影したもの
です。登山口まで大体こんなイメージ
だと思います。



まとめ


【1】
車の小曽谷お地蔵さま付近の道路脇の空スペー
スに駐車する。


【2】
渇水期の早月川を徒渉すると「富山の百山」に
紹介されておりますが、徒渉は自己責任にて、
お願い致します。

危険と感じた場合は、もう一つのルート「伊折
橋手前左折ルート」を利用して下さい。前ペ
ージに紹介しました。こちらへ







③細蔵山 登山道の紹介

細蔵山 登山・カテゴリー

                  
①はじめに・アクセス
(伊折橋手前・左折ルート)
②アクセス(早月川・徒渉)
ルートデータ
③細蔵山 登山道の紹介
④細蔵山からの景観・まとめ
関連 大熊山 関連 中山 関連 クズバ山
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