針ノ木雪渓から登る針ノ木岳・日帰り登山
④大沢小屋→針ノ木小屋
針ノ木雪渓ルート紹介
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7月初旬針ノ木雪渓取付より針ノ木岳
針ノ木岳・登山カテゴリ
①はじめに・扇沢駅登山入口 | ②扇沢登山入口→針ノ木岳登山口ルート紹介 | ③登山口→大沢小屋ルート紹介 |
④大沢小屋→針ノ木小屋ルート紹介 | ⑤針ノ木小屋→針ノ木岳ルート紹介 | ⑥針ノ木岳からの景観・まとめ |
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はじめに
このページでは、扇沢駅より針ノ木岳
登山より大沢小屋から針ノ木小屋まで
のルート(針ノ木雪渓)を紹介します。
針ノ木雪渓・登山 目次 |
針ノ木雪渓の概要 |
登山ルートマップ |
登山標高グラフ |
針ノ木雪渓 写真によるルート 紹介より、「雪渓取り次ぎ」から「ノド」 まで区間を紹介 |
針ノ木雪渓 写真によるルート 紹介より、「ノド」から「針ノ木峠」 まで区間を紹介 |
針ノ木峠より北アルプスの展望を紹介 |
このページのまとめ |
針ノ木雪渓より針ノ木岳日帰り カテゴリー |
針ノ木雪渓
概要
大沢小屋よりルートはダケカンバの潅木に囲
まれた道を緩く登る。正面に残雪が残る(7
月)針ノ木雪渓が見えた頃、ルートは岩場と
なりロープが整備されたトラーバースとなり
、注意して進みます。
岩場のトラーバースを終了して雪渓取次に到着
します。ここでアイゼンを装着して登山開始!
雪渓歩きの基本は中央を歩きですが、赤いベン
ガラなどでルートがつけられている場合はそれ
に従う。雪渓地帯は次第に傾斜がきつくなり、
両側の山肌が迫り、雪渓が細くなった地点は、
通称「ノド」と呼ばれている。ここを過ぎれる
と傾斜が緩み、背後の爺ヶ岳などの素晴らしい
景観を堪能する事ができます。
雪渓は上部で、左側の山腹に移り「夏道」
を歩きます。この付近には大岩があるので
目印にいいだろう!アイゼンを外すことを忘
れずに、今回は雪が多いので、夏道を200m
程度進んだ地点より、再び針ノ木峠直下の雪
渓に入り再びアイゼンを取付け、雪渓を直登
したのだが、この最後の雪渓地帯が急斜面で
あり顎が出る。体力に自信のない方は、ジグ
ザグに付けられた夏道をオススメします。
ガイド本では、この付近は右側からくる「マ
ヤクボ沢」の雪渓が残っている場合は迷いや
すいとありますので注意して下さい。
何とか急斜面の雪渓を登り詰め「針ノ木小屋
」に到着です。針ノ木小屋から槍ヶ岳など
奥北アルプスの長閑な美しい景観を見るこ
とが出来ました。
コースデータの紹介
大沢小屋 標高1,677m 9:10出発 ↓ 針ノ木小屋 標高2,536m 11:50着 登山時間2時間40分 距離2,851m 標高差859m 扇沢駅より距離5,417m 標高差1,103m 登山時間3時間59分
標高グラフ
|
大沢小屋→針ノ木小屋
(針ノ木雪渓)
ルート紹介
9:11
大沢小屋よりルートは
ダケカンバ等の樹林帯に入ります
9:35
道中、小さな木階段を登ると
岩場地帯となります。この地点には
ロープ等が設置されております。
慎重に通過しましょう!写真を見ても
分かると思いますが、針ノ木雪渓の取付
とその上部に針ノ木岳が見えております。
注意・この雪渓取付は7月初旬です。時期に
応じて変動しますので最新情報の確認など
注意して下さい。
9:46
針ノ木雪渓の取付です。
この地点でアイゼンを装着します。
雪渓取付より雪渓を歩きます。大体雪渓の
中央を歩きますが、ルートには写真のように
小さなポールと赤いリボンが設置されており
ます。このポールを確認して登ります。
10:52
雪渓より左側に大岩が見えて来ました。
この大岩にペイントがされており、その脇
が夏道です。状況に応じてこの大岩から夏
道の利用になる場合があると想定
されます。
大岩辺りより上部を見上げると、右側に針ノ木岳
みえ雪渓「マヤクボ沢」が続いているが、目指
す「針ノ木小屋」は左側を進みます。
11:03
ルートは次第に両サイドが迫って
くる狭い区間を通過する。
この地点が「ノド」と呼ばれている。
雪渓がない場合はガレ場となるので
注意です。
針ノ木雪渓より「ノゴ」から「針ノ
木峠」までの区間を紹介
狭い「ノド」の区間は岩が露出して
おりルートが分かりづらい地点も
あるが、赤いリボンなどが設置されて
おり親切な対応である。
11:13
「ノド」を通過すると斜面は急勾配となります。
今回は、この付近で一旦夏道に入りました。
雪渓の状況にて、他の登山者さんが皆さん
この地点で夏道を歩いているので合わせて
た次第です。
この夏道地点のスタート地点にも岩があり
その岩にはペイントされているので、目印
によいと思われます。ここで、面倒くさい
が、一旦アイゼンを取外し夏道を歩きます
夏道より付近の岩に印が付けられて
おり、分かり易いです。
11:29
夏道を200m程度進むと、再び正面に雪渓
が見えてきます。今回この雪渓より再びア
イゼンを装着して雪渓に入りますが、この
最後の雪渓が一番の試練の場!
急斜面となります!!
最後の雪渓には赤いベンガラがまかれ
ているので、その赤いライン上を進むが
とにかく急斜面である。一歩一歩しっかり
アイゼンを効かせ慎重に進みます。
不安な場合は夏道からでも登れましたの
そちらをオススメします。
最後の急斜面の雪渓より下界を見下ろすと
吸い込まれるような急斜面であることが
伺えれると思います。針ノ木小屋まで後
もう少しなので、焦らず一歩一歩確実に
進みました。
11:50
針ノ木峠に到着です。
お疲れ様でした!
この写真は「針ノ木峠」から「針ノ木岳」側
に進んだ(登った)地点から針ノ木雪渓を撮
影したものだが、かなりの急勾配である事が
伺えると思います。「アイゼン」は必須です
針ノ木峠からの景観を紹介
ここからは針ノ木峠からの景観を
紹介します。針ノ木峠に到着すると
とにかく正面に「槍・穂高連峰」が目
を引きます。
同地点よりカシミール3D
山の位置関係を確認
槍・穂高連峰を拡大して撮影しました。
同地点よりカシミール3D
山の位置関係を確認
水晶岳を拡大して撮影しました。
鹿島槍ヶ岳方面を撮影
鹿島槍ヶ岳を拡大して撮影しました。
登山道が伺えると思います。
写真を撮り忘れましたが、針ノ木小屋
のベンチでゆっくり景観を楽しんでおり
ました。
このページのまとめ
【1】
大沢小屋から雪渓取付までの区間にロープ
が張られた岩場地帯があります。
【2】
雪渓取付は季節によって違いますのでヤマ
レコ等最新情報を確認して下さい。ヤマレコ
は最後の山頂から景観ページにリンクして
あります。
【3】
雪渓ルートには一定区間にポールや赤いベン
ガラが付けられているので迷う事はないと思
うが、慎重に!中腹の「ノド」と呼ばれる地
点より右側の針ノ木岳に続く「マヤクボ沢」
には行かないように! 雪解けが進み、途中
夏道を歩く場合があるので、他の登山者の行
動、踏み跡など確認して下さい。
針ノ木小屋直下は急勾配なので、不安を感じ
た場合は夏道を歩いて下さい!
針ノ木峠からは、素晴らしい槍、穂高岳が
待っております。
このページ関連 山小屋
針ノ木小屋
次のページでは針ノ木小屋から
針ノ木岳までのルートを紹介します。
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