はじめての美濃戸から登る八ヶ岳(赤岳)
日帰り登山
③赤岳鉱泉→行者小屋→文三郎登山道
創楽TOP > 山一覧 > 美濃戸より赤岳登山(③赤岳鉱泉より文三郎道にて赤岳)
文三郎道より赤岳
八ヶ岳・登山
カテゴリ
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④岩稜地帯、赤岳・まとめ | ||
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はじめに
このページでは、
赤岳鉱泉から行者小屋に行き文三郎尾根(道)
にて文三郎道分岐までを紹介致します。
赤岳鉱泉から行者小屋までは約25分程度
(距離約1.1km・標高差140m)で到着
します。登山道は整備され歩き易い!
行者小屋から文三郎尾根(道)にて赤岳は、
急坂になります。ここで一揆に標高を稼ぐ
と言っても過言では無いと思います。
問題の急坂である文三郎道の大半は
金網で造られた階段を連続して登るが、
やや足元が悪い部分や兎に角、人工的に
造った階段を結構登るので歩幅が合わず
予想以上に疲れる感じがします。
ここでは一定ペースとコマ目な小休憩が
重要と思います。
景観は、一揆に標高を稼ぐ分見上げてい
た阿弥陀岳が肩を並べる程です!文三郎
道を過ぎ、赤岳までの最後の岩場は、
クサリがしっかり整備されております。
この様子は次のページで紹介しします!
文三郎道について
長野県茅野市下槻木(つきのき)の冨田義雄氏
が営林署から荒れ果てた行者小屋を借り受けて
修理し、昭和16年頃まで山小屋として営業して
いました。その後、小屋場の茅野文三郎が昭和
26年から32年頃まで引き継いで運営していまし
た。この文三郎がハイマツを切り開いて登山道
を開拓したのが現在の「文三郎道」です。
八ヶ岳、もう一つの魅力より
コースデータの紹介
八ヶ岳登山
赤岳鉱泉→行者小屋
ルート紹介
登山時間は約30分程度で着きます。
登山道は整備され歩き易い!
道中、大同心と小同心の景観がとても素晴
らしく、見上げながら歩くほどでした。
コースは一旦、中山乗越と呼ばれる地点で
下りとなり行者小屋に付きます。ですから
赤岳鉱泉から、行者小屋の標高差は約140m
ですが、実際はもう少し有ると思いますが、
殆ど気に成らない程度と思われます。
10:10
赤岳鉱泉より行者小屋のルートの様子
ほぼ、樹林帯を歩きます。
樹林帯のルートですが、上部を見上げると
大同心・小同心の美し景観を見る事が出来
ます!大同心はバリエーションルートとし
て人気があります。
10:28
途中、中山乗越に到着します。
ここからは、日ノ岳方面に行ける中山尾根
ルートの分岐点でもあります。
行者小屋までのルートはこの地点から
緩やかな下りとなります。
そしてしばらく歩き行者小屋付近に到着すると
地蔵の頭に行ける地蔵尾根分岐に到着します。
10:35
正面に阿弥陀岳が美しい
行者小屋に到着しました。
赤岳鉱泉のルート案内版より
赤岳鉱泉→行者小屋ルートを掲載!中山乗越
や地蔵尾根分岐などの位置が確認できると思
います!
行者小屋の広場より
大同心・小同心の景観
テント場などがあります。
行者小屋について
公式ページは
こちらへ
美濃戸より行者小屋について
今回は、南沢ルート崩落にて北沢ルートで
行者小屋に着きましたが、南沢ルートの場合
北沢ルート 美濃戸→行者小屋 距離5,577m
南沢ルート 美濃戸→行者小屋 距離3,644m
南沢ルートの方が約1,933m短いです。
八ヶ岳登山
行者小屋→文三郎道→文三郎道分岐
ルート紹介
行者小屋より阿弥陀岳・中岳方面に進める。
すると、文三郎道と阿弥陀岳・中岳分岐に到
着します。この分岐より文三郎道に入ります
ルートは樹林帯をジグザクに登り樹林帯を抜
け、ハイマツ帯になると傾斜が増し、登山道
には長い鉄階段が設置されています。 中央
には手すり用の鎖が設置されて安全を確保さ
れてますが、人工的な階段なのでペースを上
げと意外と疲れます。ここはゆっくり高度を
上げます。鉄階段を途中まで登ると一気に展
望が開け、振り返れば行者小屋が小さく見え
てきます。 その後も鉄階段が断続的に現れ
高度を上げていきます。しばらく進み鉄製の
橋が架かっているのが見えてきます。 文三郎
道の核心部です。この橋を慎重に渡り、再び
鉄階段を登り切ると、南東方向に向けザレた
登山道が一直線状に延びた地点。赤岳と阿弥
陀岳との稜線に立つ文三郎道分岐に到着しま
す。
行者小屋10:40出発し10:47分
阿弥陀岳・中岳と文三郎道の分岐
点に到着しました。
文三郎道分岐地点より上部を見上げる
と、これから登る赤岳が見えてます!
ジグザグルートを登ると
ルートは直登となり正面に中央に
鎖が設置された鉄階段が見えてきます!
鉄階段の様子①
鎖の手すりが設置されている。
ここでは、ステッキを使用しない方
が良いと思われます。網目状の足場
にステッキが刺さって抜けない場合
が想定されます。
鉄階段の様子②
手すりの鎖が低く設置されている場所は
一部木階段となっております!ゆっくり
慎重に登りましょう!
そして、上部には目指す
赤岳が大きく見えて来ます!!
テンションが上がるが、ここは慎重に
ゆっくり登ります!
分岐点では、見上げていた阿弥陀岳も
肩を並べる様に見えて来ます!
やかて、ルートは文三郎道の核心部
鉄製の橋を慎重に渡り、鉄階段を登ると
赤岳と阿弥陀岳の稜線地帯に到着
文三郎登山道の分岐に到着します!
赤岳鉱泉に設置されていたルート案内板より
行者小屋より文三郎道を経て文三郎道分岐を
紹介!
次のページでは、文三郎分岐から赤岳・山頂までの
岩稜地帯ルートを紹介します!
このページのまとめ
【1】
赤岳鉱泉から行者小屋までのルートは距
離1.1km 30分程度で行ける。途中、
中山乗越分岐点があります。
【2】
行者小屋より文三郎道は、直登の鉄階段が
多く設置されている。階段の中央にはクサ
リが設置されている。階段なので歩幅が合
わず意外と疲れるので、ゆっくり慎重に登
る。ステッキは階段の足場が網目状なので
挟まり抜けなくなる恐れがあるので、使用
しない方が良いと思われます。
【3】
美濃戸から行者小屋まのでアクセスは南沢ル
ートの方が北沢ルートより約1,933m短いです。
④岩稜地帯、赤岳・まとめ |
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