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富山の山【白木峰・登山】豪雨の影響で富山市林道大谷線が通行止めとなり五合目からの登山道を紹介します。【②このページでは七合目から山頂】までのルート及び【高山植物】について紹介します【創楽 富山の山】

富山の山 白木峰
大谷線五合目より登山道の紹介!
②7合目→白木峰ルート紹介 7月
出会った高山植物

創楽TOP > 富山の山> 白木峰(七合目から白木峰)

富山の山白木峰七合目から白木峰イメージ
白木峰の山頂より


富山の山「白木峰」・カテゴリー

①はじめに/概要/21世紀の森→7合目ルート紹介 ②7合目→白木峰山頂ルート紹介/見かけた高山植物について 【白木峰関連】 8合目駐車場より白木峰
【白木峰関連】白木峰からの景観(ご来光) 白木峰関連】ニッコウキスゲ時期の白木峰 【白木峰関連】小白木峰ルート
関連【夫婦山・登山】 関連【祖父岳・登山】 関連【金剛堂山】
関連 富山の山歩き 創楽・富山の魅力ホーム 創楽トップ



富山の山「白木峰」
このページの目次
はじめに
白木峰ルート「データー・マップ」
写真による
七合目→白木峰ルート紹介
7月見かけた高山植物たち
このページのまとめ
白木峰ルート
カテゴリ

はじめに


前ページより21世紀の森(五合目)から登
る白木峰ルートを紹介しております。

前ページは21世紀の森から七合目まで
のルートを紹介しました。このページで
は七合目から白木峰までのルートを紹介
します。また7月見かけた高山植物につ
いも記載しますので楽しんで頂ければ幸
いです。

ルート概要

七合目より、ここから林道(大谷線)を
横断して再度登山道に入ります。

ここも直登ですが、先程の五合目から七合目
間程の急勾配では有りません。美しいブナ林
が待っておりました。ルートはやがて小ピー
クに到達してそこから少し下った地点が八合
目です。

八合目は【八合目駐車場】からのルートと
合流するT字路です。ここから一登りで白
木峰の山頂ですが、今回は夏場でかなり体力
を奪われたので、山頂直下は登山道が林道
に合流する地点より林道にて【白木峰山荘】
方面を進みました。


白木峰山荘よりニッコウキスゲなど高山
植物を楽しみながら白木峰を目指します。




コースデータの
紹介



【七合目】
標高1,168m 9:30出発

八合目 標高1,318m 9:55着
登山時間25分 距離771m 高低差150m
21世紀の森より登山時間2時間20分
距離5,278m 高低差676m



八合目 標高1,318m 10:00出発

白木峰 標高1,596m 11:05着
登山時間1時間05分 距離1,873m 高低差278m
21世紀の森より登山時間3時間25分
距離7,151m 高低差954m

21世紀の森より白木峰アクセスマップ
21世紀の森から白木峰ルート軌跡地図
このページで紹介する区間


21世紀の森より白木峰ルート標高グラフ
カシミール標高グラフより
【21世紀の森 → 白木峰】

沿面距離 7,151m

標高差 954m
累積標高差プラス +1,157m
累積標高差マイナス -203m

所要時間 3時間34分


21世紀の森より白木峰ルート3Dイメージ
カシミール3Dより白木峰
ルートイメージ





【白木峰】
七合目→白木峰


写真より白木峰七合目の様子
9:33
七合目より林道大谷線を横断して登山
道に入ります。道はとても整備されて
おります。


写真より白木峰七合目付近のブナ林の様子
9:45
この七合目のルートは前ページで紹介
した五合目からの登山道よりも緩やか
で穏やかなルートです。
道中にブナ林に入りますが、ともて神秘
的で美しいルートです!!


八合目まで林道が開通していも満車の八合目
を敬遠して七合目から登るのも良いかも!

オススメの
ブナ林です!!


写真より八合目付近の小ピークより白木峰
美しいブナ林を過ぎると小ピーク
に到着します。ここから目指す白木峰
山頂が見えます!後もう少しでピーク
に到着です!!


写真より白木峰八合目の様子
9:55
小ピークを過ぎて一旦緩やかに下る
と八合目駐車場ルートを合流して
白木峰を目指します。


写真より白木峰八号目付近の登山道の様子
ここから階段状の急勾配となります。
足元を確認してしっかり登ります。


写真より林道合流
10:31
しばらく進むと林道に合流します。
白木峰の最短ルートはこの林道に差し
掛かり左に進み直ぐの所から再び登山道
に入りますが、今回は猛暑にて体力を
奪われたので、そのまま林道歩きにて
白木峰を目指します。

登山道にて最短ルートで白木峰を目指す
場合は
こちらへ


写真より白木峰山荘付近の様子
10:43
林道より白木峰山荘が見えて来ました!
白木峰山荘を目指します。


写真より白木峰山頂付近
白木峰山荘より辺り一面の景観が広がり
白木峰を目指します。


写真より白木峰山頂
11:05
白木峰に到着です!

白木峰より浮島の池を目指す場合は
こちらのページ


7月 白木峰で出会った
高山植物


高山植物については同行者の
大畑さんよりご教授頂きました!
【写真提供も大畑さんです。】

大畑さん(はたぼー)FBは
こちらは


白木峰よりニッコウキスゲ
池塘とニッコウキスゲ

ユリ科ワスレグサ属ニッコウキスゲは日本など
東アジアが原産の単子葉、多年生、草本です。
ニッコウキスゲは花期後、さく果を付けます。

ニッコウキスゲはゼンテイカ(禅庭花)とも呼
ばれ、高原に夏を告げる花として親しまれてい
ます。


ニッコウキスゲの花はユリ科特有の花で、ラッ
パ状(筒状で先端は開き6裂)です。ニッコウ
キスゲの花は花被片6、雄蕊6、雌蕊1、子房3
室です。


白木峰よりクガイソウ
クガイソウ

オオバコ科クガイソウ属クガイソウは日本
など東アジア北部が原産の双子葉、多年生
、草本です。

クガイソウは穂状の総状花序の花が美しく
成長すると80~150cmになります。


冬はひげ根に覆われた根茎で過ごし、初夏
から夏に円形の直立する茎を伸ばし、4~8
枚の輪生の葉を茂らせます。


クガイソウは夏から秋に長さ10~25cm程
の円錐状の総状花序の薄紫色、白色の花を
多数開花させます。


白木峰よりタマガワホトトギス
タマガワホトトギス

ユリ科の多年草。地下茎は垂直に地中に入り、
走出枝を出す。節からはじょうぶな細い根を多
数生ずる。

地上茎は基部から斜め上に伸び、高さ0.4~1m。
葉は互生し、広楕円(こうだえん)形で基部が深く
茎を抱く。7~9月、茎の頂に腺毛(せんもう)を密
生する散房花序をつける。花は2~12個、黄色で
花被(かひ)の内面に紫色の斑紋があり、長さ2~
2.5cm、茎の上部では斜めに開く。


外花被片の下部は球状に膨れる。北海道から九州
の低地落葉広葉樹林の林内の樹陰に生育する。


白木峰よりオオバキボウシ
オオバギボウシ

オオバギボウシはリュウゼツラン亜科ギボ
ウシ属の多年草。

北海道、本州、四国、九州までの広い
地域に分布しており、山地の草原や林縁
に見られる。

早春の若葉は山菜のウルイとして利用される。

高さは50〜100cmくらいになる。
葉は根生葉、形は卵状長楕円形で、
葉の長さは30〜40cm、幅は10〜15cmくら
いになり、葉柄がつく。花期は6〜8月で、漏
斗型の白色または淡紫色の花をやや下向き
につける。


花軸につく蕾が下部から上部へと開花していく。


白木峰よりボウゼンゴケ
モウセンゴケ

モウセンゴケは、モウセンゴケ科モウセン
ゴケ属に分類される多年草の1種 食虫植物
の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して
虫を捕獲する 。


コケとあるが種子植物である。ミズゴケ類の
育つような湿地に生育する、背の低い草で、
茎はごく短く、地面から葉を放射状に出す。
葉にははっきりした葉柄があり、葉身はほぼ
円形で、一面に長い毛があり、その先端から
甘い香りのする粘液を出す。

これに釣られるなどしてやってきた虫がくっ
つくと粘毛と葉がそれを包むように曲がり、
虫を消化吸収する。

北半球の高山・寒地に広く分布。日本では北
海道から九州まで湿地帯に自生し、多数の
都道府県にてレッドリストの絶滅危惧I類、
絶滅危惧II類、準絶滅危惧種などに指定され
ている.


白木峰よりキンコウカ
キンコウカ

キンコウカは、キンコウカ属の多年草。
花茎の高さは、20-40cmになる。葉は根
生し、形はアヤメのような剣状線形。

花期は7月-8月で、花茎の上に花被片6枚の星
型の黄色い花を総状につけ、下方から開花し
ていく。 毒性のあるサポニンを含む。


北海道、本州の中部以北に分布し、亜高山から
高山にかけての湿原、湿地などに自生する。
普通、群生する。


白木峰よりツチアケビ
ツチアケビ

ツチアケビは、森林内に生育するラン科植物
ラン科植物としても腐生植物(菌従属栄養植物)
としても非常に草たけが高く、大きく赤い果実
がつくことから人目を引く。日本固有種。


地上部には葉などは無く、地面から鮮やかな黄色
の花茎が伸び、高さは1メートルに達する。

秋になると花茎の上部に果実がつき、熟すると
長さが10cmにもなり、茎を含めて全体が真っ
赤になる。

和名は地面から生えるアケビの意であると考
えられるが、果実は熟しても裂開せず、形状以
外はさほど似ない。果実には糖分が含まれ、人
間にも微かな甘味は感じられるが、タンニンが
多量に含まれ化学薬品のような強烈な異臭と
苦味もあり、食用にはならない。


民間では「土通草(どつうそう)」と呼ばれ、
強壮・強精薬とされる。薬用酒の材料に用い
られるが、薬用効果についての正式な報告はほ
とんどない。採集すると時間の経過とともに
黒変する。種子はラン科としては比較的大きく
肉眼で形状がわかる。


白木峰よりサワラン
サワラン

サワランは、ラン科サワラン属の多年草。
別名、アサヒラン(朝日蘭)

偽球茎は球状で緑色。花茎は直立し、高さは
20-30cmになる。葉は線状披針形で直立し、
長さ6-15cm、幅4-8mmの1葉が茎につく。

葉の基部が鞘状になって茎を抱く。 花期は
7月で、紅紫色の花を茎の先に1個横向き
につける。


萼片と側花弁は倒披針形で長さ2-2.5cm、
唇弁は倒卵状楕円形で先端が浅く3裂する。
花はあまり開かない。

日本の特産属の種で、本州中部以北、北海道、
南千島に分布し、高地の湿原のミズゴケの中に
自生する。


白木峰より山ブドウ
山ブドウ

ヤマブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木
樹である。 果実を生食あるいは果実酒に
していたが、近年、ワイン、ジャム、ジュー
スの原料として活用する動きがある。


冷涼地に自生する野生種で、サハリン島(ロ
シア)、南千島、日本列島(うち、北海道、
本州、四国)および、鬱陵島(韓国
)に分布する 。




このページの「まとめ」


【1】
七合目からの登山道は傾斜はやや緩やかとなり
ブナ林が美しい!一見の価値ありです。


【2】
21世紀の森から登ると高低差が約1000m
あり、体力を消耗した場合は山頂付近より
緩やかな林道にて白木峰にアクセス出来ま
す。

【3】
7月はコバイケソウは終わってましたが、
高山植物は沢山花を咲かせておりました!






【白木峰関連】
八合目駐車場より白木峰

富山の山 「白木峰ルート」
カテゴリー

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【白木峰関連】白木峰からの景観(ご来光) 白木峰関連】ニッコウキスゲ時期の白木峰 【白木峰関連】小白木峰ルート
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