創楽・登山
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『創楽 登山』
南アルプス 登山口である北沢峠から甲斐駒ヶ岳・登山ルートについて初心者でも分かり易く沢山の写真にて詳細に紹介致します。(稜線ルート日帰りの記事です。)
②北沢峠から稜線ルートにて八合目(六万石)までを紹介します。

南アルプス 北沢峠から甲斐駒ヶ岳・登山 稜線ルート詳細2
②北沢峠登山口→八合目(六万石)

創楽TOP > 山一覧 > 北沢峠より甲斐駒ヶ岳日帰り(②北沢峠から六万石)

北沢峠より甲斐駒ヶ岳
北沢峠より甲斐駒ヶ岳ルート
稜線ルートより双児山から見える
南アルプス山並み

北沢峠より甲斐駒ヶ岳・登山カテゴリー

①はじめに・アクセス ②北沢峠→八合目(六万石) ③八合目(六万石)→甲斐駒ヶ岳
直登コース
④甲斐駒ヶ岳からの景観 ⑤仙水峠コース(下山)
関連 青木鉱泉ドンドコ沢より鳳凰三山 関連 北沢峠から登る仙丈ヶ岳
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 南アルプスの山



このページについて


このページでは、
北沢峠登山口より稜線ルートにて
甲斐駒ヶ岳・登山より、

北沢峠→八合目(六万石)までを
紹介します。




稜線ルートより北沢峠→八合目
(六万石)概要


北沢峠より、こもれび山荘の脇にある
甲斐駒ヶ岳登山口より登山を開始します。

序盤はブナなどの樹木に
覆われた原生林地帯から始まります。


コースは次第に勾配が増しジグザグに登
ります。ここは、ペース配分が大切、後
で記載しますが、中盤より起伏が激しく
なりますので体力を温存する事をオスス
メします。


コースは
標高2,649m最初のピーク双児山まで、
標高差約600mまで、ジグザクにに登り
ますがコース景観は、殆ど樹林帯なので
景観は望めませんが、所々、視界が開け
たポイントがあり中央アルプスや北アル
プスの展望が望めます!


南アルプスは、平均気温・雨量・降雪量
などの気象条件より森林限界が北アルプ
スより高く標高2600m~2700mなので、
仕方がない。因みに、北アルプスの森林
限界は標高2400m付近です。


双児山より、森林限界を超え展望が開けま
す。正面に甲斐駒ヶ岳、右側に北岳をはじ
め南アルプスの主峰がずらり、鳳凰三山の
脇に富士山も見えて来ます!

思わず ワァー凄い!

と声が出ると思います。
双児山で景観を堪能し小休憩を取り展望が
開けた稜線ルートにて甲斐駒ヶ岳を目指し
ます。双児山よりルートは、約80m程下り
、再び登り返し次のピーク駒津峰(標高2,
750m)を目指します。コースはとても整
備されており、周囲は榛松の緑に覆われ、
北アルプスや中央アルプスなどの大展望を
堪能しながら、高度を上げます。

正に、この稜線ルートの
ご賛美と思われる区間です!


展望を楽しみ駒津峰に到着!先ず最初に驚
くのは正面に見える甲斐駒ヶ岳と感じます!


日本百名山・深田久弥も日本アルプスで代
表的なピラミッドと絶賛したと有りますが、

緑と花崗岩が覆われた綺麗な三角形の甲斐駒
ヶ岳の景観に目を奪われると思います!

余談ですが、甲斐駒ヶ岳の山名は「天津速
駒」
と言う白馬は住んでいた事に由来し、
信州では山頂が残雪のように輝く花崗岩の
ため「白崩山」と呼ばれておりました。

コースは展望の良い駒津峰より甲斐駒ヶ岳方
面に痩せ尾根を進みやや下った地点に特徴が
ある大きな石(六万石)がある八合目に到着
します。


 

このページで紹介する登山データ


このページで紹介する区間

カシミール軌跡地図より
このページで紹介する区間
北沢峠→稜線ルートより八合目(六万石)


このページで紹介する区間標高グラフ
カシミール標高グラフより
このページで紹介する区間
北沢峠→稜線ルートより八合目(六万石)

北沢峠・標高2,032m 6:55発

双児山・標高2,649m 8:29着
所要時間1時間34分
距離2,019m 標高差617m

双児山・標高2,649m 8:35発

駒津峰・標高2,750m 9:26着
所要時間51分
距離982m
標高差101m(但アップダウン有)

北沢峠より
所要時間2時間25分
距離3,001m 標高差718m


双児山より、一旦下り
駒津峰まで、登り返します。


このページで紹介する区間カシミール3D

カシミール3Dより
このページで紹介する区間



 

写真によるコース紹介


北沢峠 バス停付近の様子

北沢峠
バス停付近の様子

シーズン中は大変混雑しております。

写真よりバスが二台見えるが、
右側のバスが、南アルプス市営バス
北沢峠と広河原を結ぶバスです。
広河原に行く際は、北沢峠で乗り換え
と成ります。

バスの右側に見える建物は
トイレです。



市営バスの時刻表

一応、北沢峠に掲載されていた
市営バスの時刻表を添付しますが、
変動する恐れが有りますので
確実な情報は公式ページへ

こちらへ


こもれび山荘

バスから下車して北沢峠に到着した
際、目を引くのは、オシャレな
こもれび山荘

とても素敵な佇まい
下山した際、バスを待つ時間帯に
コーヒータイム楽しみました!

こもれび山荘
公式ページは

こちらへ


バス待合室のベンチ

ここで、まだ早いのですが、
帰りのバス乗車時間まで
待つ場合
早めにバス待合室で、
ベンチに座りましょう!


ベンチに番号がふられており
この番号順にバスに乗車
する事になります。


バス乗車時間まで、余裕があり
こもれび山荘で、一服している
間に、このベンチが満席となり、
バス乗車まで、早く到着したのに
結果的に最後の方に乗車する事に
成りました


北沢峠周辺マップ

北沢峠に掲載されていた
北沢峠周辺マップです。

甲斐駒ヶ岳は、こもれび山荘の
脇から登ります。

長衛小屋
太平山荘
などの小屋の位置も把握
出来ると思います。

因みに、今回は
長衛小屋に宿泊します。


登山口より双児山・駒ヶ岳方面を目指す
6:55
こもれび山荘の脇にある
登山口より
双児山・駒ヶ岳
方面を目指します。

案内板の後ろに
こもれび山荘が見えてます。



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こもれび山荘の脇より登山開始

こもれび山荘の脇より
登山開始

登山道の序盤は
ブナの原生林からスタートです。


原生林地帯を登ります

登山道は、ひたすら原生林地帯を
登りますが、所々視界が広がる
地点があり、乗鞍岳などの
山並みが見えました!


同地点よりカシミール3D
同地点よりカシミール3D


双児山まで原生林の樹林帯が続きます

双児山まで原生林の樹林帯が
続きます。

ここは
ひたすら登るのみ!


穏やかで優美な仙丈ヶ岳が見えます

高度が2600m付近になると
森林限界地点となる

コースより
後ろを振り返ると

南アルプスの女王とも
呼ばれる

穏やかで優美な
仙丈ヶ岳(標高3,033m)
が見えます。


北岳などの南アルプスの主峰が見える

コースの右側には、
日本第二の高峰、気品がある
北岳などの南アルプスの主峰が見える。


しばらく歩くと双児山に到着

8:29

展望が開け、しばらく歩くと
双児山(標高2,649m)
に到着します。



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双児山の山頂より目指す甲斐駒ヶ岳の景観

双児山の山頂より
目指す甲斐駒ヶ岳の景観

甲斐駒ヶ岳の手前には
次のピークである

駒津峰(標高2,750m)
が見える。

コースは双児山より
一旦(約80m程度)下り
登り返し駒津峰を目指します。


双児山より鳳凰三山の右側には富士山

そして、双児山より
鳳凰三山の右側には
富士山が
顔を出し始めます!


榛松が茂る穏やかな稜線を登る

8:52

双児山より、一旦下り
榛松が茂る穏やかな稜線を登ります。


双児山から駒津峰間のコースにはシャクナゲが咲く

双児山から駒津峰間のコース
には、シャクナゲが咲いており
目を楽しませてくれる!


北アルプス・中央アルプスの山並みが一望

稜線ルートより斜面左側には、

北アルプス
中央アルプス

の山並みが一望
美しい景観を堪能することができる。


同地点よりカシミール3D

同地点よりカシミール3Dです


榛松地帯の穏やかな稜線を登り詰めると

榛松地帯の穏やかな
稜線を登り詰めると



標高2,750mの駒津峰に到着

9:26

標高2,750mの駒津峰
に到着します。



鳳凰三山の一つ地蔵岳のオベリスク

駒津峰からの景観は
先程の双児山では、鳳凰三山の右側に
少しだけ見えていた富士山が、
大きく見えます。

鳳凰三山の一つ
地蔵岳のオベリスクが
見えてます。

鳳凰三山・登山については
こちらへ

富士山・登山については
こちらへ



駒津峰より甲斐駒ヶ岳の景観

駒津峰より甲斐駒ヶ岳の景観

緑と白い花崗岩のコントラスト
が美しい山容と感じます。
それにしても綺麗な三角形

深田久弥が 日本アルプスで代表的な
ピラミッドと絶賛したのが
分かる様な気がします。



駒津峰より細い尾根を辿り岩場を下る

9:40

駒津峰より
細い尾根を辿り
岩場を下ると



八合目(六万石)広場の様子

9:46

正面に大きな
甲斐駒ヶ岳
そして巨石を通過します。

この巨石が六万石と
呼ばれ、石を通過すると
直ぐに八合目の広場
休憩場が、あります。


八合目(六万石)広場の様子
八合目(六万石)
広場の様子



このページのまとめ


登山開始から双児山までのコースの
殆どが樹林帯 そしてその標高差が
約600mあり、やや急勾配である。

双児山より森林限界を過ぎ素晴らしい
展望が望めるが、双児山より一旦
下り、登り返すのでペース配分
に注意です。


コースには水場が無かったと思いますので
十分な水分の持参をオススメします



次のページでは
甲斐駒ヶ岳・稜線ルート
最後の難関
甲斐駒ヶ岳
花崗岩地帯の直登コース

を紹介致します!





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③八合目(六万石)→甲斐駒ヶ岳
直登コース


北沢峠より甲斐駒ヶ岳・登山カテゴリー

①はじめに・アクセス ②北沢峠→八合目(六万石) ③八合目(六万石)→甲斐駒ヶ岳
直登コース
④甲斐駒ヶ岳からの景観 ⑤仙水峠コース(下山)
関連 青木鉱泉ドンドコ沢より鳳凰三山 関連 北沢峠から登る仙丈ヶ岳
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