創楽・登山
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『創楽 登山』
富山の山より二百名山の一つである残雪期の毛勝山・登山を紹介します。
②阿部木谷ルート紹介
このページでは登山ルート前半「阿部木谷ルート」を紹介致します。多く写真にて詳細に掲載します。

富山の山 残雪期 毛勝山・登山
②阿部木谷ルート紹介

創楽TOP > 富山の山一覧 > 残雪期 毛勝山(②阿部木谷ルート紹介)

残雪期毛勝山より阿部木谷
残雪の阿部木谷ルートより


富山の山 残雪期
毛勝山・登山カテゴリー

      
①はじめに・ルートデーター・アクセス ②阿部木谷ルート紹介 ③板菱ルート紹介
④毛勝谷ルート紹介 ⑤毛勝山 山頂からの景観
関連【東又ルートより僧ヶ岳・登山】 関連【大平山から濁谷山・登山】
創楽・登山ホーム サイトマップ(もくじ) 富山の山



はじめに


このページでは残雪期・毛勝山登山より
ルート序盤である「阿部木谷」のルート
を紹介します。尚、阿部木谷は5/7・5/14
5/21の三回行きましたので残雪の様子な
と比較して頂ければ幸いです。正直
この時期の一週間の違いはとても大きく
感じます。


コースデータの紹介



【阿部木谷入口】
標高867m 6:45出発

阿部木第13号えん堤(板菱入口)標高1,033m 7:30着
登山時間45分 距離1,203m 高低差166m
片貝第四発電所より登山時間2時間00分
距離5,909m 高低差530m


残雪期毛勝山より阿部木谷ルート図
カシミール軌跡地図にて
阿部木谷より毛勝山
このページでは「阿部木谷入口」→
「阿部木谷第13号えん堤」までの区間を
紹介致します。


残雪期毛勝山より阿部木谷標高グラフ
カシミール標高グラフより
残雪期 阿部木谷ルート





残雪期 毛勝山・登山
阿部木谷ルート紹介


残雪期毛勝山より阿部木谷入口
前ページより片貝川を渡り、本格的な
残雪区間が始まります。このページで
はこの地点を「阿部木谷入口」と呼び
紹介します。ルートは阿部木第2谷止側
(左側)に進みます。


残雪期毛勝山より阿部木谷アイゼン
ここでアイゼンを装着です。


残雪期毛勝山より阿部木谷クレパス
阿部木谷ルートより「谷止」のサイドは
雪解けが激しくクレバズ状になっており
ます。うっかり歩くと転落する恐れがあ
ります。出来るだけ「谷止」から離れて
(安定した雪上)を進んで下さい。


残雪期毛勝山より阿部木谷右岸
阿部木谷ルートは片貝側の右沿側
に進みます。



一部雪解けが進み道路が見えてる
区間もありました。基本的に片貝川の
右沿側を進みます。


残雪期毛勝山より阿部木谷雪面歩き
一部足元が悪い箇所もありますが、
雪の状態をよく確認して慎重に進みま
した。



ひたすら片貝川右側を進みます。



しばらく進むとルート左側にコンクリート製の
建物が見えてきます。この地点よりルートは上
部に上がります。これは残雪が多い場合のルー
トですが、一週間後は雪解けよりルートは大き
くジグザグ(道なり)に登ります。


同地点2週間の残雪の
様子




5/7残雪が多い場合は雪面にアイゼンを
きかせて写真の→の様に登りましたが、



5/14は雪解けが進みアイゼンをきかせないので
道なりに大きくジグザグに登ります。



この写真は5/21(2週間後)の残雪の
状況です。雪解けが進んでいる様子が
伺えると思います。





残雪期毛勝山より阿部木谷第四号谷止第五号谷止
5/4雪面状態に戻ります。
コンクリート建物を過ぎルートは
再び残雪地帯となります。ルート上より
阿部木谷第4号谷止・5号谷止が見えて
おります。黄色→がルートイメージです。



これは5/7から2週間後5/21
「阿部木谷第4谷止」通過地点です。
雪解けが進んでおり残雪地帯が寸断されていた
ので、右側の土手に登り通過しました。黄色→
がルートイメージです。

とても危険なので通過は慎重に行って
下さい。



阿部木谷第5号谷止を通過します。




ルートは阿部木谷第5号谷止を通過後
直ぐにロープが整備されている区間に到着
します。


残雪期毛勝山より阿部木谷ロープ登り
ロープを登ります。
ロープの整備状態は不明なので、登る際は
体重を掛ける前に状態を確認するなど
確かめてから登る事をオススメします。


残雪期毛勝山より阿部木谷ロープの様子
ロープは2箇所に設置されておりました。



ロープを登ると再び雪面を歩きます。
遠くに「えん堤」が見えるが
そのえん堤を目指します。(写真参照)


残雪期毛勝山より阿部木谷第13号堰堤
遠くに見えたえん堤は「阿部木谷第13号えん堤」
でルートは、えん堤の左側から登りました。
(えん堤の左側から登るとは、残雪の下に沢が
あるところを通過してから左側に入る事を意味
します。注意です。)


ここでルートはやや右側に入り、「阿部木谷」
から「板菱」と呼ばれる区間となります。

ここも残雪の状態で通過するルートは
状況を確認して判断して下さい。



残雪期毛勝山より阿部木谷から板菱
次のページではデブリなど難所の
「板菱」区間の始まります。




このページの
まとめ


【1】
阿部木谷入口よりアイゼンを装備して下さい。
阿部木谷は複数のえん堤(谷止)を通過しますが
えん堤のサイドが雪解けよりクレバス状となっ
ております。うっかり歩くと転落しますので、
よく確認して進んで下さい。


【2】
「えん堤サイド」は、更に雪解け進むとルート
が寸断されるので、通過の際の状況判断は冷静
に!


【3】
「阿部木谷第5谷止」通過後のロープは劣化など
登る前に十分に確認してから使用して下さい。
2箇所に設置されておりました。


【4】
「阿部木谷第13えん堤」通過の際も残雪の下に沢
が流れている事を認識して通過してください。






③板菱ルート紹介

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