日本最初のプラモデル
マルサン製 原子力潜水艦ノーチラス号
製作日誌 ①はじめに・船体接着
創楽TOP > プラモデル・模型 > プラモデル製作日誌 > マルサン製 原子力潜水艦ノーチラス号 製作日誌(①はじめに・船体接着)
マルサン商店 ノーチラス号
カテゴリ
①はじめに・船体接着 | ②パテ埋め・サフ掛け | ③塗装 |
④潜望鏡・デカール | ⑤完成・まとめ | |
模型ホーム | プラモデル製作日誌 | 創楽ホーム |
はじめに
2008年は「国産プラモデルが誕生して50周年」
を迎える記念の年である。静岡ホビーショーを初
め記念を祝う行事が数多くある年であった。今回
製作するキットもこんな50周年記念を祝ったモデ
ル「日本が最初に誕生させたプラモデル「マルサ
ン商店(童友社)原子力潜水艦ノーチラス号」が
当時の金型で復刻されました。
キットには「完全保存版」とあるが、眺めている
だけでは居られなくなり作成する事にしました。
日本最初のプラモデルは、どんなキットか
楽しみです!!
プラモデルの歴史は こちらへ
キットは、昭和33年(1958年)12月15日に
発売された当時の金型でそのまま成型されて
います。その当時マルサン商店から発売され
たモデルは
№7001
1/300 SSN 571 ノーチラス号
250円
№7002
1/25 ダットサン1000
350円
№7003
1/100 PT211 哨戒水雷艇
320円
№7004
1/200 ボーイングB47
ストラトジェット
120円
であった。
その当時の大学初任給は約15000円であり、
り、現代換算からすると、SSN 571 ノーチ
ラス号の価格は、約3500円と想定されます。
大学初任給推移はこちらを参照
キット・船体接着の紹介
早速、蓋を開けて見ると、組み立て説明書と
プラモデル物語・船体パーツと部品類・飾り
台に分けられていますが、飾り台は今回の限
定キットのみのオリジナルパーツです。
パーツ類を袋から出しパーツを確認する。写真
下のイラストは、発売当時のパッケージです。
下部には、昭和33年発売当時の金型で成型して
ありますので、多少のバリや合わせの不良は、
御容赦ください。と有ります。写真の通り部品
点数は少ないです。
部品を拡大して撮影しました。写真○で囲ん
でいる部分にバリがあります。
当時の金型なのでバリは当然!
船体パーツは、左右のハーツを凹凸部分で貼り
合わせるタイプです。上下では無く左右とは、
1/350艦船キットと良く似ている。
早速船体を合わせ、仕上がりイメージを想像
します。この時点が、もっとも楽しい時間で
もあります。結構、第一印象が船体のライン
が美しく船尾の下がり方、私的には好きであ
ります。この船体の美しいラインが、寄り一
層美しく再現出来る仕上がりを
目指したいです。
船体艦橋部分はSSN-571の刻印と、窓らしき
四角いスジが、数箇所描かれています。
艦底には「MADE IN JAPAN」とマルサンの
マークが刻印されている。昭和を感じさせ
られます。
さぁ いよいよ船体を接着しようと思って、
貼り合わせを良く確認すると、船体中央と船
尾の双方の凹凸部分がずれており接着不能で
あった。!!何度慎重に付けても2~3mm
程度ズレ密着しませんでした。「写真参照」
考えた末、パーツ双方の凹凸部分の凸部分
をカットして貼り合わせる事にしました。
これ以外、付ける手段が思い付きませんで
した。
写真はカットしてからの凸部分です。
(完全にカットしました。)
不必要な凸部分を切り落としてから船体パー
ツの接着に入る。接着は通常通り、タミヤセ
メントを使用したが、今回は塗り面積が大き
いのと、接着面が均一でないので、接着貼り
合わせ後、流し込みタイプの接着剤Mr・セ
メントSを合わせ目に流し込みました。この
流し込み接着剤は有機溶剤100%でさらさら
で乾燥が速いのが特長です。今回はしません
でしたが、この接着剤もプラモの表面を溶か
します。合わせ目にそってマスキングをして
から、この流し込みタイプ接着剤を塗った方
が、良いかも知れません。
貼り合わせた船体をゴムで押さえ、乾燥
を待っている状態です。一晩寝かしました。
(カラフルな色のゴムだが意味はありません)
②パテ埋め・サフ掛け |
マルサン商店 ノーチラス号
カテゴリ
①はじめに・船体接着 | ②パテ埋め・サフ掛け | ③塗装 |
④潜望鏡・デカール | ⑤完成・まとめ | |
模型ホーム | プラモデル製作日誌 | 創楽ホーム |
模型制作工房「モデリング・ワークス - Modeling Works -」