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『創楽 登山』
百万人の山と自然
安全のための知識と技術 公開講座より
④高度と酸素濃度について

百万人の山と自然
安全のための知識と技術(公開講座より)
④高度と酸素濃度

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安全のための知識と技術
写真は、富山市内より夕焼け
に染まる剱岳です。

安全のための知識と技術
カテゴリー

①高度と気温 ②風速と体感温度 ③遭難の原因 軽登山でも必需品とは
④高度と酸素濃度 ⑤富士山の紀行 事故
遭難エリア
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高度と酸素濃度


前ページでは遭難の原因を紹介しましたが、
このページでは標高と酸素濃度を紹介致します。

高度が上がると
気圧や酸素濃度が低下する理由は
酸素や空気には重さがあり地球の
重力(引力)によって低いところに
集まります。


だから上空へ行くほど
空気の重さが軽くなり、
気圧や酸素も低下するのです。


安全のための知識と技術

高さと気圧・酸素量を示した表です。

標高1000m上昇すると酸素量は91%
標高2000m上昇すると酸素量は82%
標高3000m上昇すると酸素量は74%


酸素量は
高度1000m上昇すると
約10%低下する

また沸点は気圧の変化で影響します。




高度と沸点

高度差(m) 沸点(℃)
100
1000 97
2000 94
3000 92
この一覧より
沸点は高度1000m上昇すると
約3℃低下する。



まとめ


大凡だが、高度1000m上昇する毎に
沸点は3℃低下する。 気温約6℃低下
する但し平均であり最低気温は
更に低下する。5~10℃

酸素量は約10%低下する。

3・6・10と省略すると
覚え易いと思います。

大体3の倍数
3・6・9
の方がもっと簡単

体感温度は
風速1mに対して1℃低下します。








⑤富士山の紀行 事故
遭難エリア


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