日本最初のプラモデル
マルサン製 原子力潜水艦ノーチラス号
製作日誌 ④潜望鏡・デカール
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マルサン商店 ノーチラス号
カテゴリ
①はじめに・船体接着 | ②パテ埋め・サフ掛け | ③塗装 |
④潜望鏡・デカール | ⑤完成・まとめ | |
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はじめに
大体の組立と塗装が終わり、後は
潜望鏡の取付けとデカールの貼付け作業を
残すだけとなりました。そして、この
デカールがオリジナルが無く、潜望鏡も
太く大きいので、この「潜望鏡・デカール」
はアイデアで勝負となります。
このページでは、そんな「潜望鏡と
デカールの貼付け」を紹介します。
デカール貼り付け
塗装がほぼ終了すると、今度は潜望鏡の取
り付けとナンバーを貼り付けます。
先ずは艦橋にナンバーを付けます。ナンバーは
サテライトデカールシリーズのナンバーデカー
ルを選びました。複数のサイズをナンバーが有
ったからです。(写真参照)
実際のノーチラス号のナンバーが表示してあ
る位置を確認(写真下)し、模型に位置決め
をテープにて施す。
実際のノーチラス号の写真です。
ナンバー571のデカールを同時に水に浸す
のでは無く、一行毎に切り取りピンセット
で慎重に注意しながら貼付位置に貼りまし
た。その後、軽く湿らせた綿棒をデカール
の中心から転がしながら軽く圧着させ内側
の水分や気泡を押し出します。
ナンバーのデカールの貼付けを終了した
ノーチラス号です。
潜望鏡・スクリューの製作
デカールの貼付けを終えたら、潜望鏡の取り付け
です。今回仕上がりをオリジナルでは無く完成度
を上げる事を考えているので、キットに付属され
ている潜望鏡(写真上)を使用せず、自作する事
にしました!
潜望鏡に使用する適当なパイプ・真鍮線などを
模型店で探していると、ウェーブ社のC・パイ
プとC・ラインを見つけ購入しました。
サイズは
C・パイプ №2 外径1.1×内径0.93×長さ120
C・パイプ №3 外径1.3×内径1.13×長さ120
C・ライン 0.8 外径0.8×長さ150
潜望鏡の製作は、Cライン0.8を90度に曲げた物
にCパイプ№2を挿し込みその上からCパイプ№3
を挿し込みました。固定は瞬間接着剤を一滴垂ら
し挿し込みパイプ内で接着されてます。
艦橋に上部、パテ埋め部分ですが、そこにピ
ンバイスで穴を空け仕上がった潜望鏡を瞬間
接着剤を一滴垂らし挿し込にました。キット
には沢山潜望鏡が付いていましたが、うるさ
く見えそうなので高さの変化を加え2本に留
めました。艦橋の窓枠もマスキングを施し、
エナメル系ブラックで塗装する。マスキング
テープは、マスキング部分をカッターなどで
、切った方が塗料の滲みを防げると聞
いてます。
最後は、スクリューの取り付けです。ここま
で来たら、スクリューにも拘りたい!キット
に付属のスクリューは左写真の部品です。さ
すがに年代を感じます。友人に良いアイデア
を聞た所、現在ピットロード製「1/700イン
ジェクジョンキットM36 ジョージ・ワシン
トン」を製作中でありウォーターラインにす
るので付属にスクリューが不要になると聞き
早速サイズを確認すると、殆ど同一なので転
用する事にしました。
ホントにありがたいです。
写真は、転用したスクリューをゴールドに塗装
し瞬間接着剤で付けた所です。結構満足です。
とてもリアル!
潜水艦なので若干汚しを入れ、艶消し仕上げ
を考えていましたが、このキットは国産プラ
モデル誕生50周年モデルで有り、塗装は竣工
時カラーなので、逆に艶々ピカピカ仕上げに
仕様を変更しました。
作業は、
まず、塗装表面に3000番細目コンパウンド
を掛け、塗装表面を滑らかにし、光沢トップ
コートを掛けました。このクレオス製トップ
コートは水性であり、デカールの上からも塗
装出来る優れ物です。デカールが無くラッカ
ー系で塗装されていたら、クレオス製Mrスー
パークリアーで塗装することが出来ます。
トップコートを掛け充分に乾燥したら、Mrコン
パウンドを細目→極細の順で磨き上げ、最後に
タミヤ・モデリングワックスで仕上げました。
このコンパウンドとワックス掛けをする事で、
仕上がりの質感がアップします。
次のページでは
「完成ギャラリー・まとめ」です。
⑤完成・まとめ |
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