創楽 車カスタム【旧車】
CJCCC 中日本クラシックカークラブ
30周年記念レビュー①前編
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2008年11月2日(日)に私が所属する中日本ク
ラシックカークラブ(CJCCC)が結成30周年を
迎え、記念として富山県小矢部市クロスラン
ドおやべにて記念レビューが行われました。
ここでは、その一部を紹介させて頂きます。
CJCCC 中日本クラシックカークラブ
The Central Japan Classic Car Club
中日本クラシックカークラブとは
中日本クラシックカークラブの歴史は、約40
年前に、現在の北陸・加賀温泉郷付近にある日
本自動車博物館の立ち上げを決意し、自動車が
好きな仲間達が集まり、その後、約10年の年月
をかけ、車を集め、直し(レストアし)完成さ
せる。そこには沢山の車好きが集まり、みんな
で力を合わせ、完成と共にそんなみんなと解散
してしまうのも寂しく、中日本クラシックカー
クラブを結成したと聞いております。
30周年記念レビュー①
今回の中日本クラシックカークラブ30周年レビ
ューには、スバル360からカウンタックLP400
に至るまで、まさに世界中の名車や貴重な車が
幅広く34台のクルマ達が結集しました。
また、日本海クラシックカーレビュー大会実行
委員長の高橋様 日本自動車博物館館長の前田
様が特別にいらして下さいました。
CJCCC会員の皆さんは、立派な大人の方々です
が遊び心が豊富で、私より先輩の方々の方が、
青春を謳歌している感じがします。完全に敗北
です。レストア技術も半端じゃありません!楽
しく話しをして頂きパワーを貰った感じです。
中日本クラシックカークラブ会長である藤原さ
んのモーリスマイナー(1950 イギリス 940cc)
です。後にモーリスミニを設計するAイシゴニ
ス技師が開発した車です。黒いボディにホワイ
トリボンタイヤが栄える。
棚田さん所有のランボルギーニ・カウンタックLP400S
(1979 イタリア 4000cc)です。正しくスーパーカー!
ウェーバーDCOEが栄えるエンジンルームです。
4リッター V12型の縦置きエンジンは迫力があ
ります。カウンタックのヘッドカバーは元々黒
色ですが、この個体は赤く塗られております。
結晶状の塗装でかなり手が込んでいます。エン
ジンをかけて頂きましたが、物凄い音は想像通
りでしたが、とにかくレスポンスが鋭く、綺麗
に同調が取れており関心させられます。ウェー
バー6機の同調は想像が付きません。凄い!
このエンジンルームを見るだけでとオーナーで
ある棚田さんの車への愛情が感じられます。
カウンタックのホイールです。お話によると、
現存するカウンタックに装着されているホイー
ルは殆どがレプリカだそうですが、このホイー
ルは純正の本物だそうです。タイヤはイタリア
製のピレリ、345/35ZR15の文字が見えます。
桁外れのサイズに驚く!正にスーパーカー!!
ホイールは自転車でも有名なイタリアの名門
カンパニョーロ製!カッコいい!!!
会長の藤原さんとセドリック(G30)オーナー
である森さんが、楽しそうに談義しておられま
す。内容はレストアベースお宝発掘かな?
会長の藤原さんは、真空管アンプや蓄音機の小
矢部市にある博物館『ヴォイスミュージアム』
の館長さんでもあります。多彩です。
日本自動車博物館の館長である。前田さんの
FJエンジン搭載の3代目S110型シルビア。
このクルマは私的にも好きで、発売された当時
とても高価で、凄いイメージがあります。この
FJエンジンは、スカイラインに搭載され現存し
ている場合が多いが、シルビア搭載となると、
とても希少だと思います。こうして見るとフロ
ントマスクがデロリアンに似ているように見え
るのは私だけでしょうか?
YOUTUBE「NISSAN SILVIA S110 CM」
日本海クラシックカーレビュー大会実行委員長
である高橋さんが、プリンススカイラインS54B
のエンジンルームを覗き込みながらG型エンジ
ンについて談笑されているようです。
小倉さんのフェアレディZ S31(1977)です。
S31Zとしては珍しく、フルオリジナル・再塗
装無し、走行距離約2万程度の実車です。
冬眠している間が長く、インジェクションが不
調でレストアに大変苦労されたと聞きました。
キャブに変更すれば簡単だが、あえてインジェ
クションのまま修理するとはおみそれします。
こちらも小倉さん所有のプリンス グロリアス
ーパー6(1967 S40型)
これはオリジナルのZとは違いフルレストアを
施してあります。大変綺麗な仕上がりです。
エンジンルームの細部に至るまで手が入ってい
ます。クーラーもガンガンに効きます!!!
横道さん所有のスバッロBMW328(1983 スイス)
戦前におけるBMWの傑作であるBMW328のレプ
リカであるが大変珍しく希少なクルマである。
フロントグリルが印象的!!!
奥村さん所有のマツダ ルーチェSUA(1967)
見た所、こちらもフルオリジナル。ベルトーネ
デザインのフロント3人掛けの6人乗りセダン。
なかなか見かけない珍しいクルマだ!
菱田さん所有のオースチン ミニバン(1978 イ
ギリス) 息子さんが通勤に使用されているそ
うです。リアハッチがカッコイイ!!現代でも
通用するオシャレなクルマだ。
ここまで来ると車名が分かりませんが、昭和元
年製の国産車らしいです。みんな興味深くエン
ジンルームを覗き込んでいます。ホイールなど
は木製です!耐久性はどうなのだろう?
私もこの昭和元年製クルマのエンジンルームを
見てみた所、エンジンは6気筒・シングルのキ
ャブレターはエンジン下部に取り付けられ、混
合気は一度エキマニで暖めてから、インマニを
通り各シリンダーに送り込まれている様です。
凄い豪華な内装です。昭和元年にこの様なクル
マに乗れる人は、どんな人だったのだろうか?
エンジンや内装を見る限り、昭和元年にはクル
マの基本形は既に出来ていたと感じられます。
レビュー②後編へ続きます
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