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『創楽 登山』
白馬山荘にて一泊ブラン
猿倉から白馬大雪渓を経て白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳の三山を縦走し鑓温泉経由で下山するルートを紹介します。
⑥このページでは鑓温泉から猿倉までの鑓温泉道を紹介します。ルートは崩落沢など危険箇所がありますので注意して下さい。鑓温泉は最高でした!

白馬大雪渓から登る白馬三山・縦走(1泊2日)
⑥鑓温泉→猿倉(鑓温泉道)ルート紹介 鑓温泉は最高!

創楽TOP > 山一覧 > 白馬三山縦走1泊2日(⑥鑓温泉ルート)


鑓温泉道「落石沢」の様子

白馬三山縦走・登山
カテゴリ

                             
①はじめに・ルートデーター
猿倉→大雪渓→白馬山荘
②白馬岳・素晴らしい御来光 ③白馬山荘→杓子岳
ルート紹介
④杓子岳→白馬鑓ヶ岳
ルート紹介
⑤鑓温泉分岐→鑓温泉
ルート紹介
⑥鑓温泉→猿倉・まとめ
関連 白馬大雪渓より白馬岳・日帰り 関連 八方尾根より不帰ノ剣 関連 針ノ木雪渓から登る針ノ木岳
富山の山 創楽・登山ホーム 創楽 山一覧表(サイトマップ)



はじめに


このページでは鑓温泉から
猿倉荘までを紹介致します。


鑓温泉を後に、コースを歩くと残雪が多い雪
渓を歩きます。今回の登山は秋なので残雪は
少なかったが、とても落石を多く足場が悪い
ので注意して歩きます。

ガイド本に寄ると雪が多い期間は雪渓に赤い
印が付けられているのでコース外れないよう
慎重に通過してください!と有ります。


コースは足場の悪い「崩沢・落石沢」を通り、
「杓子沢」に向かいますが、この地点も雪渓
上に大小の石が転がっており、注意が必要で
す。

とにかく、この区間(杓子沢)付近の通過は、
事前にヤマレコなど最新の情報を経る事をオ
ススメします。


白馬村登山情報は
こちらへ


「杓子沢」を通過後、看板案内(4サンジロ)
を通過し、「小日向のコル」を目指します。
この杓子沢から小日向のコルまでのコースは
不安定な区間も多いので慎重に歩きます。

双子尾根の山腹を横切るようにコースが付け
られて、ダラダラ下りが続きますが、小日向
のコル付近に近づくと、一揆に登り坂に成り
ます。


僅かな登りですが、この地点に来る頃には疲
れが溜まりとても辛く感じます。

小日向のコルを少し過ぎると、今回の登山で
は気が付きませんでしたが、湿原が広がりミ
ズバショウ・ニッコウキスゲが咲いているそ
うです。小日向のコルからは、看板案内(2
中山沢)を通過、タケカンバなどの樹林帯か
ら、やがてブナ林を下って、林道にでます。

林道(砂防工事道路)に出て10分程度歩くと
「猿倉」に到着します。




コースデータの紹介





カシミール軌跡地図より
鑓温泉から猿倉荘区間



カシミール標高グラフより、このページで
紹介する区間「鑓温泉」→「猿倉」

「鑓温泉」
標高2,100m 11:20出発

「猿倉」標高 1,250m 13:35着
歩行時間1時間15分 距離2,400m
標高差-850m


一応「鑓温泉分岐」から「猿倉」まで
のデータを添付しておきます。


沿面距離 4,853m
累積標高差 +301m
累積標高差 -1,791m

所要時間 4時間42分
(鑓温泉 約1時間滞在時間含む)

実歩時間3時間42分



カシミール3Dよりこのページで
紹介する区間





鑓温泉→猿倉
ルート紹介



11:20
鑓温泉にて温泉を堪能して猿倉に向かい
ます。露天風呂でゆっくりしている入浴
者と登山者が一緒に撮影できる
不思議がポイントである。



鑓温泉より下山道の様子
遠くに「小日向山」が見えるコースはこの
「小日向山」の左側にある小日向コルを通
過して小日向山の反対側にある猿倉荘を目
指します。



コースは整備されている残雪が多い区間で
あるが、9月は殆ど残雪は無い。

小さな沢を通過する木製の橋が
設置されている。





11:45
崩沢に到着



崩沢の様子
とても滑り易く足場が悪い
注意して通過します。



11:46
「崩沢」を通過したら、
次は「落石沢」に到着



「落石沢」の様子
コースは落石地帯をトラバースするイメー
ジ落石が無いか十分注意して通過します。



崩沢・落石沢を通過
登りの登山者に注意を促す
看板が有りました。



杓子沢を通過
木製の橋が設置されている。



11:50
杓子沢の表示がある。



やや登りと成りとなり、サンジロに
向かいます。



杓子沢からサンジロ間より
「崩沢・落石沢」の様子を撮影

とても不安定な区間である事が確認できま
す。改めて通過の際は十分注意する事をオ
ススメします。




「崩沢」「落石沢」「杓子沢」
の位置を確認



12:04
サンジロに到着
この杓子沢からサンジロ間は、今回は写真
が有りませんがお花畑ルートとなり
「ミヤマキンポウゲ」や「コゴメグサ」
「杓子沢」は「シロバナヤマホタルブクロ」
や「ヤマルリトラノオ、シモツケソウ、
シロウマアサツキ」などを目にする事
が出来ます!



「サンジロ」からは、「小日向のコル」
が見える。コースを黄色→で描写したが、
「小日向のコル」に向かいやや登ります。



カシミール標高グラフより
サンジロ・ 小日向のコル付近を確認



サンジロより小日向のコル間は
「登り坂と成ります。」

疲れた脚に堪えます。



小日向のコル付近より
八方尾根が綺麗に見える。

八方尾根より唐松岳・登山については
こちらへ



12:31
小日向のコルに到着

小日向のコルを少し過ぎると、
今回の登山では気が
付きませんでしたが、
湿原が広がりミズバショウ・
ニッコウキスゲが咲いているそうです。



「小日向のコル」付近では、
オオバキボウシが群生してました!



小日向のコルからは、看板案内(2中山沢)
を通過、タケカンバなどの樹林帯から、
やがてブナ林を下って、林道にでます。



13:27
林道(砂防工事道路)に出る。



林道を下ります。



13:30
林道より右側に猿倉の案内板が有り
ます。案内板より猿倉方面に進みます。



13:35
猿倉荘に到着




このページの
まとめ


【1】
ハイシーズン時は、登山口である猿倉付近
の駐車場は満車なので、その手前(約10
km)「小日向の湯」付近の臨時駐車場に
駐車する事になる。ここからのアクセスは、
バス・タクシーの利用と成ります。


【2】
大雪渓は、渋滞するので一列に並び慎重に
登る。無理な追い抜きは厳禁、落石の恐れ
が有るので、周囲を見渡し十分注意して
行動する。


【3】
白馬三山縦走は、早朝をオススメします。
10時を過ぎると、長野県側からガスが出て
くる。殆ど視界が効かなく成ります。


【4】
白馬三山 特に白馬岳・杓子岳は長野県側
が断崖絶壁になっているので、歩行の際は
十分注意する。


【5】
鑓温泉道は、鑓温泉分岐から鑓温泉区間のク
サリ場より死亡事故が発生しているので十分
注意する。

ガイド本では2泊3日コースです。1泊2日の
場合は、早めの行動と十分な体力を要します。

また鑓温泉道は崩落など通行止の場合が多い
ので、最新情報を確認することをオススメし
ます。

白馬村登山情報は
こちらへ




関連 針ノ木雪渓から登る針ノ木岳

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①はじめに・ルートデーター
猿倉→大雪渓→白馬山荘
②白馬岳・素晴らしい御来光 ③白馬山荘→杓子岳
ルート紹介
④杓子岳→白馬鑓ヶ岳
ルート紹介
⑤鑓温泉分岐→鑓温泉
ルート紹介
⑥鑓温泉→猿倉・まとめ
関連 白馬大雪渓より白馬岳・日帰り 関連 八方尾根より不帰ノ剣 関連 針ノ木雪渓から登る針ノ木岳
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